「キャリアデザインⅡ」にホテル椿山荘東京・眞田あゆみさんがゲストスピーカー

大妻女子大学と大妻女子大学短期大学部では、全学共通科目の中で「キャリアデザイン」の授業を開講しています。これは一人の女性として将来どのような働き方・生き方をしたいのかを考え、学生生活や卒業後の人生設計を描けるようになることを目標とする授業です。

キャリア教育センター・澤田裕美常勤特任講師が担当する「キャリアデザインⅡ」の授業では、ホスピタリティの理解を深め、キャリアの理論や自己理解と自己表現の方法を学びます。さらに、この授業ではNPO法人日本ホスピタリティ推進協会が認定する「アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネータ※」の資格取得が可能です。
※アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネータ：「ホスピタリティ」の歴史的背景から現代社会での実践活動まで体系的に学ぶことで、心から「おもてなし」の出来るマインドとスキルを身につけることができます。

11月18日には、ゲストスピーカーとしてホテル椿山荘東京・マーケティング支配人の眞田あゆみさんをお迎えし、「ホスピタリティと人間力」の講義が行われました。営業企画、広報、役員秘書を経験された眞田さんから、来年70周年を迎えるホテル椿山荘東京の歴史やさまざまな取り組み、おもてなしに関するお話がありました。
サービスとホスピタリティの違いについて「聞かれたことに答えるだけなのはサービス、期待以上の答えをご提供するのがホスピタリティです」という説明に、学生たちは真剣にノートを取っていました。受講した学生からは「お客様、従業員、社会、世の中の全てが幸せになるような働き方というのを実現していることがよく理解できました」「今後のキャリアや自身の行動に大きな影響を与える90分間でした」という感想が寄せられました。

短期大学部では、授業を通して第一線で活躍される方から実社会の話やアドバイスが聞ける貴重な機会を1年次から設けています。「キャリアデザインⅡ」の授業では、今後も5つ星ホテルに勤務する卒業生のほか、多彩な経歴のゲストスピーカーをお招きし、授業を行う予定です。