学外団体と連携し、打ち水やワークショップを通じた学びを実践 被服学科・中川ゼミ、武永ゼミ
家政学部被服学科の染色デザイン研究室(中川麻子准教授)と服飾造形イノベーション研究室(武永佳奈専任講師)のゼミ学生たちが、学外団体と連携した活動に取り組んでいます。
8月5日には、本学と同じ千代田区にある共立女子大学家政学部被服学科の平面造形研究室(田中淑江教授)と共同で「芝生公園で打ち水 in 日比谷公園(主催:公益財団法人東京都公園協会)」に協力しました。 当日は晴天に恵まれ、日比谷公園職員によるSDGsの観点からの打ち水の効用、両大学の教員による 浴衣の歴史や着付け、配色に関するスピーチ の後、園内噴水の水を利用した打ち水を行い、環境意識の共有と地域交流を図りました 。打ち水の後は、エスコートダンス協会の指導によるダンスを参加者全員で踊りました。ゼミ生の多くは自ら製作した浴衣を着て参加。場が華やぎました。
打ち水とダンスには、園内にいた一般の方や外国人の方も加わり、参加者同士で環境意識の共有と地域交流を図りました。今年度から本学の武永先生の研究室のゼミ生、被服学科1年生有志、城西国際大学の学生有志が参加するなど、同イベントの規模は年々大きくなっています。今後も地域と連携した活動を行っていきます。
8月8日には、染色デザイン研究室 のゼミ生らが新宿高島屋で「子ども向けの裂き織りストラップ制作ワークショップ」を実施しました。
同ゼミ3年生が講師となり、着られなくなった古い着物地を裂いて紐状にし、組紐のように編む方法で、ストラップ制作を行いました。また、ストラップ完成後には、子どもたちとともに打ち水も楽しみました。ストラップの配色は、学生が平安時代の「かさね色目」を参考に夏にふさわしい配色を3パターン考えて古着の着物を選び、材料の紐を作成するなど、事前準備を重ねました。参加者は「かさね色目」の説明を聞きながら色を選び、保護者の方からは「夏らしくて可愛くてきれい」などの感想をいただきました。
事前準備に約1ヶ月かけワークショップに臨んだゼミ生たちにとって、子どもたちに「教える」ことや「一緒に楽しむ」という経験は、染織文化とデザイン教育について考える貴重な学びの機会となりました。
[写真提供・文:被服学科・中川麻子准教授]