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児童学科 児童学専攻

専攻紹介

子どもとともに「いる」「つくる」「生きる」

学科創設57周年、児童臨床研究センター開設33周年の伝統を生かし、発展し続ける子ども分野を深く理解することのできる学科で す。保育・教育・生活・社会において子どもを原点に、専門家として広く活躍する人材を育成します。大切にしたいことは、子どもへの 理解、行動力、そして洞察力です。

学びの特徴

専攻のポイント

POINT.1

理論と実践の往還で学ぶ

子どもを理解するために、子どもと直接触れ合う機会が豊富にあります。入学直後から保育現場などを見学し、座学で学んだ理論を現場で確認。理論と実践を繰り返すことで、実社会で通用する実践的な学びが身につきます。

POINT.2

子どもを取り巻く社会課題に向き合う

多様化する社会において、子どもを取り巻く環境や家族間の在り方の変容などについて学びます。子どもの環境整備に必要な福祉学、教育学や心理学など関連する多くの学問についても学びながら社会課題の解決力を養います。

POINT.3

人間形成の過程を見つめ子どもの心、人の心を知る

「発達・臨床心理学」「教育・保育学」「児童文化」「児童福祉」の4つの領域を柱としたカリキュラムで学び、子どもへの総合的な理解を深めます。

学びのフィールド

学科コア科目と専攻別科目から、子どもへの総合的な理解を深め、保育士、幼稚園教諭といった専門職として活躍する人材 を育成します。理論と多彩な実践活動を通し、少子化の時代の児童学の可能性を探ります。

学びのフィールド画像

学びのTOPIC

授業紹介

保育内容の理解と方法

保育内容の理解と方法は、保育実践、とりわけ、音楽表現や造形表現・身体表現の側面から総合的に学びます。実際につくったり、動かしたりしながら体験的に学びます。

子どもとからだ

「からだ」を使ってさまざまな自然やものに触れ、感じ、考えることを目的にした授業です。普段の生活で、多くのものや情報に触れていることで失いつつある「感覚を研ぎ澄ます経験」を通して、保育者としての感覚を養います。

カリキュラム

カリキュラム画像

※資格関連科目については資格関連科目(諸課程科目)ページで確認してください。

時間割の例

卒業後の進路

主な就職先

【保育所】千葉県/足立区/板橋区/江戸川区/葛飾区/台東区/千代田区/文京区/港区/国立市/八王子市/宇都宮市/横浜市/あいのもり保育園/赤坂山王保育園/WITHホールディングス/雲柱社/風の丘めぐみ保育園/風の子保育園/厚生館福祉会/さくらしんまち保育園/至誠学舎立川/白百合愛児園/新栄保育園/砂原母の会/生長の家神の国寮/清遊の家/滝野川西保育園/たちばな保育園/たんぽぽ保育園/千葉寺保育園/チューリップ保育園/どろんこ会/なの花会/成瀬くりの家保育園/ののはな文京保育園/はらっぱ保育園/福音寮/双葉の園/ベテル保育園/ベネッセスタイルケア/みつばち保育園/みなみ新松戸保育園/明徳土気保育園/もこもこ保育園/もみの木保育園太子堂 【認定こども園】青葉幼稚園/いなほ幼稚園/太田東保育園/鬼高幼稚園/風の谷こども園/きたかしわ幼稚園/佐倉城南幼稚園/しらゆり幼稚園/登戸幼稚園/桃瀬幼稚園 【幼稚園】足立つばめ幼稚園/川崎さくら幼稚園/木の実幼稚園/新松戸幼稚園/清和幼稚園/橘幼稚園/東京ゆりかご幼稚園/中瀬幼稚園/東浜幼稚園/プリンス幼稚園/矢切幼稚園/芳野学園附属幼稚園/四街道旭幼稚園 【製造】東レ 【金融】東京東信用金庫 【医療・福祉】学研ココファン・ナーサリー/子供の家/東京都社会福祉事業団/船橋子どもの家/RISSHO KID’Sきらり 【公務員】栃木県警察本部/千葉県/足利市/柏市/袖ケ浦市/習志野市/松戸市

※過去3年分から抜粋

取得できる資格

科目履修で取得できる資格

  • 保育士(国家資格)
  • 幼稚園教諭一種免許状
  • ️図書館司書
  • ️博物館学芸員
  • 児童の遊びを指導する者(任用資格)(保育士資格の取得が条件)
  • 児童指導員(任用資格)
  • 家庭教育相談員基礎能力
  • レクリエーション・インストラクター

卒業研究テーマ

  • 保育者の悩みや困難の乗り越え方
  • 園舎の空間構成と子どもの動きの関連性について
  • 医療的ケア児の保育における環境と専門性
  • 保育現場における手作り教材の効果について
  • 2歳児の自己主張場面と保育者の援助
  • 青年期における居場所についての研究
  • 母子生活支援施設における保育士の専門性
  • 絵本における「ねこ」の描かれ方
  • 低年齢児の食事場面における保育者と子どもの相互作用
  • 子どもに親しまれてきた日本の昔話とその変遷

※2024年度テーマから抜粋

在学生の声

三上 明日香さん児童学専攻3年/東京都立東大和南高等学校出身

子どもの声をよく聴き、子どもと共に成長したい

――専攻を選んだ理由を教えてください。

子どもが好きだったことと、大好きだった保育園の先生のようになりたいと思ったことから、乳幼児保育を専門的に学べる大学を探しました。この専攻を選んだのは、幼稚園教諭と保育士の両方の資格が取得できるからです。オープンキャンパスで観たパネルシアター部の公演にも心を動かされました。本格的な活動をしている大学が少なく、ぜひ参加したいと思ったことも志望理由の一つです。保育園、幼稚園、福祉施設と異なる施設での実習も、実践的に感じました。

――どのようなことを学んでいますか。

保育者に必要な知識と技術を学んでいます。哲学や環境など、さまざまな視点から子どもの気持ちを分析し、理解を深めています。保育現場を撮影した動画を使うなど、現実に即した授業も多く、子どもと保育者の関わり方を具体的に学べます。教育実習(幼稚園)や保育実習は2回とも同じ施設で実習を行うシステムも大きな特長です。最初の実習で見つけた課題を学び直し、次の実習で実践する流れで、2回の実習によって自分自身の成長がよくわかります。

――専攻の学びから得られることは?

相手の個性を認め、受け入れる力が養われました。最も印象に残っているのは特別支援教育の授業です。そこで学んだ、障がいの有無に関わらず個性を尊重し合うインクルーシブという考え方は、私の保育観にも大きな影響を及ぼしました。実習体験をもとにグループディスカッションを行う機会も多く、仲間や先生の意見から、新たな発見や気づきを得ることも少なくありません。

――今後の目標を教えてください。

目指しているのは、子どもと共に成長できる保育者です。実習を通して、「子どもが好き」という気持ちだけでは成り立たない、現場のリアルを知りました。また、児童発達支援センターでの実習では、言葉では表現できない子どもに向き合い、表情から気持ちを読み取る難しさを痛感。職員の方に助言をいただきながら改善を繰り返しました。答えのない保育の難しさを知ったからこそ、目の前の子どもをよく見て、その声に耳を傾けられる保育者になりたいです。

卒業生の声

さくらい幼稚園

金井 菜月さん児童学専攻
2021年3月卒業/神奈川県横浜市立戸塚高等学校出身

「なぜ?」を一緒に考える 子ども主体の保育を実践

――児童学専攻を選んだ理由を教えてください。

何事も子どもと一緒に本気で楽しんでくれる幼稚園の担任の先生が大好きで、卒園してからも会いに行くほど印象に残っていました。そして、私自身も子どもにとってそんな存在になりたいと思い、保育の道を志しました。大妻の児童学専攻を選んだのは、幼稚園教諭と保育士、両方の資格を取得できるのはもちろん、子どもを取り巻く社会問題や心理、芸術など幅広い分野を専門とする先生から指導を受けられ、自分に合った進路を柔軟に選べる環境だと感じたからです。

――現在の職場を選んだ理由を教えてください。

幼稚園はクラス単位で力を合わせて行事や制作物に取り組むことが多く、担任として子どもたちと一緒に活動したいという強い思いから、幼稚園教諭を選びました。現在の職場は、栗拾いや泥んこ遊びなど、豊かな自然の中で子どもたちが自由に遊ぶことを大切にすると同時に、「大人も子どもに負けないくらい、対等な立場で一緒になって楽しむ」という方針。それは、専攻で学んだ「子ども主体」の保育観そのものだったので、自分にぴったりだと感じました。

――仕事のやりがいを教えてください。

子どもらしい視点や豊かな発想力に、毎日刺激をもらっています。「これ、なあに?」という純粋な疑問が遊びに発展していく瞬間に立ち会えるのが喜びです。すぐに答えを教えるのではなく「なんだろうね?」と一緒に考え、試行錯誤する。その過程で子どもたちが新たな発見をし、興味を広げていく姿を間近で見守れることに、大きなやりがいを感じます。健やかな成長をサポートするために、保護者と密に連携をとることも大切にしています。

――大学ではどのようなことを学びましたか。

体験を通して子どもの視点を学ぶ機会が豊富で、子どもの気持ちになることの大切さを学びました。例えば、「子どもと遊び」の授業では、光る泥だんごをつくるという課題が出ました。ただの土遊びだと思っていたものが、途中で壊れてしまったときの気持ちや、水や磨き方で出来栄えが違うことなど、やってみて初めて知ることが多く、子どもがこの遊びに熱中する理由がわかった気がします。多様な施設での実習も、現場で生きる広い視野を養う貴重な経験でした。

――大学での学びはどのように生かされていますか。

保育の現場では、自分で考えて動くことが求められます。在学中、授業で「なぜ?」と繰り返し問われ、一つの事象をさまざまな角度から考える習慣が身につきました。先生に教えられるというよりも、自分で考えて道を見つけていくという児童学専攻の学びのスタイルが、正解のない保育の仕事を支える基盤になっています。また、自分の考えをほかの学生と共有する機会も多かったので、自分の言葉で語る力や多様な視点を取り入れる姿勢は、チームワークが必要な仕事で役立っています。

――今後の目標や抱負を教えてください。

子どもがどんなことでも話せる、仲間のような先生でありたいと思っています。一人ひとりの「好き」という気持ちや「やってみたい」という探究心を大切にし、常に目の前の子どもと向き合い、その子の個性に合った保育を通して、関係性を築いていきたいです。また、今の職場は、大人も好きなことを自由に発揮できるので、自分の「好き」を保育に生かしたり、面白そうなことに貪欲に挑戦していきたいです。

――大妻女子大学への進学を考える高校生にメッセージをお願いします。

この専攻は、同じ夢を持つ仲間たちと出会い、共に学び、支え合う素晴らしい学びの場です。授業でのグループディスカッション、忙しい実習も、励まし合える仲間がいたから乗り越えられました。体験型の授業や施設実習を通して、子どもたちの世界を深く理解することができます。子どもに関わる仕事に興味があるなら、ぜひ大妻で学んでみてください。自分だけの保育観と、一生の仲間がきっと見つかるはずです。