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卒業生・内定者の声

2023年度内定者

東京電力ホールディングス株式会社

小池 彩乃さん 社会情報学部 社会情報学科
社会生活情報学専攻 4年
東京都立清瀬高等学校出身

就職支援センターを活用し、広い視野で就職活動を進められました

3年次の夏に受けた就職準備ガイダンスをきっかけに、本格的に就職活動を始めました。就職支援センタープログラムの「業界研究講座」、「OG懇談会」、オンラインイベントなど数多くのプログラムに参加。「業界研究講座」では、さまざまな業界の実情を知ることができました。当初、サービス業界を志望していたのですが、他業界にも視野を広げることで、より希望に合った就職先を見極めるのに役立ちました。また、300社以上の企業採用担当者が集まる「学内企業説明会」にはできる限り参加し、企業情報を効率的に収集しました。その他にも、「筆記試験対策講座」や「履歴書対策講座」など各種講座が充実、一人では手応えが得にくい部分を補うことができました。

特に印象に残っているのは、大妻の卒業生の方から実際の職場の様子や働き方などについて話を聞ける「OG懇談会」です。貴重な機会なので積極的に動いたところ、先輩方が個別に時間を取って、エントリーシートの添削や面接対策のほか、進路の相談にも乗ってくれました。質問しやすい雰囲気があり、就職活動期間中の緊張を和らげてくれるような存在でした。

3年次の冬頃には週2、3回、就職支援センターに通い、職員やカウンセラーの方のサポートを受けました。職員の方には主に筆記試験や面接など選考対策を、カウンセラーの方にはモチベーション維持やキャリアプランについて相談し、それぞれ専門的な立場からの意見をいただくことができ、心強かったです。

就職活動をする中で、自分が長く働き続けられる環境を重視していることに気づきました。大学の就職サポート、先輩方の温かい応援、そして幅広い分野に生かすことができる専攻での学びを力に変え、最後までやり抜くことができました。内定先はエネルギーの可能性を追求する企業です。専攻で地球環境を取り巻く諸問題についても考え、関心が高まったので、将来的には環境問題に対応する新たなビジネスの企画立案に携わり、社会貢献につながる仕事をしていきたいです。

2022年度内定者

三菱食品株式会社

谷口 さくらさん 文学部 日本文学科
2023年3月卒業
埼玉県私立武南高等学校出身

就職支援センターのサポートにより就職活動を通して大きく成長できました

学内で行われる「OG懇談会」に参加し、食品メーカーの総合職として働く先輩の姿を見て、自分もこのように働きたいと思ったことが、食品業界を目指したきっかけです。食品業界といってもメーカーや卸売業など、さまざまな企業形態があり、小売りとも深く関係しているところに業界の幅広さや深さを感じていました。しかし自分は何に興味があるのか漠然としていたので、「業界研究講座」に参加し、他業種も見ながら企業研究や自己分析に取り組みました。

3年次の秋には、就職支援センターから就職関連の情報が提供される「求人検索NAVI」を利用し、志望企業のインターンシップに参加。そのほか就職関連の講座も積極的に受講し、本選考へ向けた準備を行いました。選考に進んだ際には頻繁にセンターへ足を運び、面接に向けてのアドバイスをいただきました。書類選考では独自の視点で志望動機を書くこと、企業が経営する店舗へ足を運び実際に商品を手にとって知識を深めることなど、センターの方からいただいた具体的なアドバイスが発想の転換になり、自分らしい表現ができたと思います。

本選考が進行する中、最終面接で不合格になった企業がありました。感触がよかっただけに、他の企業の選考にも自信がなくなってしまうほど落ち込んでしまいましたが、センターの方から「自分に魅力を感じてもらえなかったのは、縁がなかっただけ。次の準備をしよう」と励ましていただき、気持ちを切り替えることができました。最終的な企業選びで迷ったときも、「業態の違いによって働き方も変わる、自分がどんな働き方をしたいか見極めることが大事だよ」と助言をいただきました。

私は自己分析と、業界・企業研究に取り組みながら就職活動の情報を収集して準備をしましたが、早い段階で就職支援センターに相談をしたことが成功へつながったと思います。やりたい仕事や会社について漠然とした考えの段階でも、センターの方との会話や相談の中で気持ちや目標が固まっていくこともあると思います。どんな講座があるのか、自分の興味を探るにはどうすればよいか、など、就職支援センターはどんな悩みや疑問にも寄り添ってくれます。皆さんもこの恵まれた環境をうまく利用して、ここだ!と思える企業に出会えるよう、応援しています。

2021年度内定者

中央労働金庫

中村 美慧さん 家政学部 ライフデザイン学科
2022年3月卒業
千葉県私立翔凜高等学校出身

コロナ禍でもWebからアクセスできる求人検索NAVIが便利でした

大学入学当初は「働き続ける」ことをイメージできなかったものの、全学共通科目の「ジェンダーと社会生活」や、ライフデザイン学科の専門科目「暮らしと社会保障」などの授業を通し、女性の就業やジェンダー問題について学ぶことで、自身の人生を結婚に左右されることなく働き続けたいという自立心が芽生えました。私にとってこのような学びの機会があったことが職業観の醸成につながったように思います。

実際に就職活動を意識し始めたのは大学3年生の6月で、学内で実施された「進路総合ガイダンス」がきっかけでした。その後、3年生の12月までにさまざまな業界のインターンシップに参加しました。インターンシップにたくさん参加することは、仮に志望度の低いインターンシップ先であったとしても、その業界を自分の志望業界と対比することによって、志望動機がより具体的になるので、とてもお勧めです。

私の場合、早い時期から志望業界は金融業界に、そして職種は総合職に絞っていました。自己分析することで、自身が理想とするライフプランとキャリアプランから「女性が働きやすく、かつ活躍している会社」を目指したいという就職軸が確立したからです。中央労働金庫は、先輩職員との面談でありのままの自分を表現できたので、自分にとても合っていると感じました。就職活動を続けていると、面接を通過した企業と残念ながら落ちてしまう企業が出てきますが、通過しなかった場合は「自分に合わなかったんだ」というように割り切ることも必要です。

就職活動は情報戦です。コロナ禍では、なかなか就職支援センター窓口で対面での相談はできませんでしたが、その分、Webからアクセスできる求人検索NAVIをフル活用しました。先輩方の体験談が書いてある内定報告書は、面接対策としてとても参考になりました。また、面接対策動画なども視聴でき、求人検索NAVIを活用することは就職活動におおいに役立つので、お勧めです。

後輩の皆さんへ伝えたいことは、「とにかく動くこと」です。私は早め早めに就職活動を開始して、3年生の12月までにはSPI対策問題集を2回解き終え、エントリーシートも3年生の3月までにはひとまず書き上げるようにしました。皆さんもぜひ、自分に合う就職活動の方法を見つけ、納得の行く就職活動をしてください。応援しています。

積水ハウス株式会社

吉川 千尋さん 社会情報学部 社会情報学科 環境情報学専攻
2022年3月卒業
岩手県立花巻北高等学校出身

学内講座で就職活動の基本的な知識を身に付けることができました

3年生の6月から業界や職種を絞らず多くのインターンシップに参加し、自分の将来やりたいことを模索していました。その中で、環境情報学専攻で学んでいる住まいに関わっていきたいという思いが強くなり住宅メーカーを志望するようになりました。

設計職は建築学科出身者が多いため、当初は設計職を目指すことにとても不安がありましたが、積水ハウス株式会社の5daysインターンに参加した際に、お客様の気持ちに寄り添った設計が大切であることを知り、設計職に挑戦することを決意しました。また、実際に設計職として働く女性の先輩社員の姿を見て、自分も将来このようになりたいと強く感じこの会社で働きたいと思うようになりました。

インターンシップや説明会に参加しながら、学内で行われる講座やガイダンスにも積極的に参加し、「住宅メーカーが第一志望」と業界を絞るようになりました。11月から12月にかけて行われた「業界研究講座」では、積水ハウス株式会社も参加していたので、意欲的に一番前に座り講座を受けました。それ以外にも「OG懇談会」や「マナーガイダンス」、「就職活動直前ガイダンス」にも参加し、就職活動における基本的な知識はこれらの学内講座で身に付けることができました。中にはオンデマンド配信される講座もあり、自分の都合に合わせて活用できる点も良かったです。

キャリアカウンセラーと就職支援センター職員によるダブルサポートはとても心強かったです。キャリアカウンセラーには複数回、1対1で面接練習やエントリーシートの添削をしてもらいました。また、就職支援センター職員には、漠然とした就職活動への不安を聞いていただくなど、精神面でもサポートしていただきました。

これから就職活動を始める皆さんにお勧めしたいのは、できるだけインターンシップにたくさん参加することです。さまざまな会社や職種を比較することは、自分の選択に自信をもつことにつながります。また、大妻女子大学にはいつでも話を聞いてくれ、不安を受け止めてくれる就職支援センターがあるので、ぜひ気軽に利用してみてください。就職活動は長期戦なので、友人との関わりを大切にし、息抜きをしながら取り組んでいくことも大切だと思います。