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【夏季集中講義】京都女子大学から4名の学生が参加しました

 夏季集中講義「地域文化理解Ⅰ」が、令和2年9月7日(月)から11日(金)に本学で行われ、包括交流協定を締結している京都女子大学から4名の学生が参加しました。集中講義受講後、4名の学生に参加理由と感想を伺いました。

今回の集中講義に参加した理由を教えてください。

◆深井 絵里佳さん◆
 京都女子大学と大妻女子大学で協定を結ぶというニュースを学内で知りました。大学受験の際、大妻女子大学も志望校の一つであったため、受講を希望しました。また、食物栄養学科であるため、社会情勢を学べる授業に憧れたのも理由の一つです。

◆梅尾 晴子さん◆
 結婚式場で1年生からアルバイトをしていて、おもてなし、サービス精神を磨いてきました。集中講義のシラバスを見て、サービスとホスピタリティの違いを学ぶことができる点に魅力を感じました。

◆菅沼 紗希さん◆
 昨年、竹安学長の授業を受講し、この集中講義を知りました。
 清水寺でアルバイトをしている時に、外国の方に「いいおもてなしだね」と言われたのが心に残っていて、高校生の時からおもてなしに興味を持っていました。現代社会学部では京都での学びが多いため、東京について学ぶことで、今後の自分の引き出しを増やすことができると考えました。

◆小嶋 あかりさん◆
 参加理由は3つあります。一つ目は、高校時代からエンタメ系のフリーマガジンの作成に携わっていて、メディアに関心があったこと。文化放送との協定を結んでいることを知り、受講を希望しました。二つ目は、人と関わることが好きで、おもてなしに興味があったこと。空港やホテルのフィールドワークに参加できるのが魅力です。三つ目は、中学校は京都女子中学校、高校は京都女子高等学校であったため、他の学校の授業を受けてみたかったことが理由です。

この集中講義を受講して、今の感想を教えてください。

◆深井 絵里佳さん◆
 以前、堀北真希主演の「ミス・パイロット」というドラマを見て、自分なりにパイロットに対するイメージを持っていました。実際にフィールドワークで現場を見ることで、地上に止まっている航空機を牽引したり、押したりして移動させる特殊な作業車のドライバー、管制官、パイロットが連絡を取り合って行動することを学びました。航空機を飛ばすのに、こんなに多くの人が関わっていることを改めて知る機会となりました。
 授業のロールプレイでは、階段の手前で車椅子の方がハンカチを落とした場合の対応をみんなの前で披露しました。単にハンカチを拾うだけではなく、プラスでどういう行動をしたら良いか、いかにマニュアルにプラスして行動できるかを考えることができました。
 卒業後の進路については、勉強で忙しく、将来のことを考える余裕がありませんでした。この授業をきっかけに、視野を広げて自分を見つめたいと思います。

◆梅尾 晴子さん◆
 サービスとホスピタリティの違いについて学ぶ初日の講義が印象的でした。結婚式場で働いていることから、これまでの自分を振り返り、これからどう行動すべきか考える機会になり、とても貴重な経験をすることができました。また、授業は、知っている企業ばかりでびっくりしました。文学部史学科なので、フィールドワークでお寺に行くことはあっても、企業に行くことはありませんでした。自分の学科ではできない学びです。
 また今回の集中講義は、コロナウィルスで変化する社会と私について考えることとなった5日間となりました。「らしさを つよさに 未来をひらく」という京都女子大学のミッションがありますが、それぞれの企業の独自性、サービスを考える中で「私らしさ」とは何かを考えることができました。これから就職活動において、人としてどうありたいかを考える上で、「社会」という視点で学ぶことが「私」を知ることにつながると思います。今回の学びを忘れず、行動につなげていきたいと考えています。

◆菅沼 紗希さん◆
 フィールドワークがとても楽しみでした。普段、YouTubeで工場の裏側を見るのが好きだったので、直接、働く現場を見ることができるフィールドワークを楽しみにしていました。表のキラキラした部分ではなく、その裏側で一生懸命に働いている人々に興味がありました。良い機会を得ることができたと思います。大学入学時には、街づくりに興味を持っていましたが、この1週間の講義を受講して、その思いが強くなりました。今後、やりたいことと知識をつなげていきたいと思います。

◆小嶋 あかりさん◆
 JALスカイの脇愛さんと藤野彩さんの授業が印象的でした。教室に入ってきた瞬間に「感じの良さ」を感じました。そして、実際、講義を受けてみて、接しやすい方だと思いました。
 今回、ホテルに宿泊し、講義を受講したが、大妻女子大学の学生寮に入寮できたら、さらに良かったと思います。

みなさん、ありがとうございました。
そして、5日間の集中講義、大変お疲れ様でした。

 

左から、梅尾晴子さん(文学部史学科・3年)、深井絵里佳さん(家政学部食物栄養学科・3年)、菅沼紗希さん(現代社会学部現代社会学科・3年)、小嶋あかりさん(法学部法学科・2年)、講師の玉井和博先生。

※講義中は、コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、全員マスクをしております。

この集中講義の報告記事はこちら