道路に子どもたちの笑い声あふれる「番九クリスマスマルシェ2024」開催報告
2024年11月23日、千代田キャンパス本館E棟と大学校舎H棟の間の道路を活用し、「番九クリスマスマルシェ」を開催しました。来場者は、一足早いクリスマス気分を楽しみました。
当日は、外部団体の協力のもと、こどもの体力測定コーナーや移動式あそび場などを行ったほか、学生の学びと関係するブースとして、家政学部児童学科・久保健太専任講師のゼミ(保育・教育・文化ゼミナール)の学生たちと株式会社Tree to Greenのコラボ企画「木のスプーンづくりができる木育クイズラリー」、社会情報学部環境情報学専攻・木下勇教授のゼミ(緑の生態環境豊かで持続可能なまちづくりゼミナール)の学生たちの「エコバッグ作成」、同学部情報デザイン専攻・磯山直也専任講師のゼミ(インタラクションデザインゼミナール)の学生たちのモーションセンサーを活用した「身体を動かすゲーム」「火起こしゲーム」 などを実施しました。
今回のクリスマスマルシェは多彩なパフォーマンスが特徴。ビンゴ大会に始まり、「書道部」による書道パフォーマンス、じゃんけん列車、「英国大使館」の太鼓演奏、「エスコートダンス協会」による“みんなで踊ろう”のコーナーと、終日盛り上がりました。
飲食販売は5ブース展開。「かるたサークル」は、もちもちのご飯にこだわった“肉巻きおにぎり”を販売。社会情報学部の有志による甘酒販売は、子どもが味わえるようにココア味を用意し人気でした。また、千代田区立の障害者就労支援施設「ジョブ・サポートちよだ」(手作りクッキーなど)、本学の地元の三番町に店舗を構える「トニーローマ」(焼きたての美味しいピッツァなど)、食材にこだわった「アラウンド」(キーマカレーなど)のキッチンカー3台が、各店舗の得意を生かしたメニューで来場者をもてなしました。
能登の物産販売や、ユニフォームやサッカーシューズなどのリユースチャリティー販売も実施。実行委員会のブースではシュトーレンやクリスマスオーナメントを販売。その売り上げの一部は、能登半島の災害復興支援に寄付します。
閉会式で、実行委員長を務めた社会情報学環境情報学専攻3年・加藤碧衣さんは「寒い中、本イベントにお集まりいただきありがとうございました。地域の方、子どもたちが道路を使い、さまざまなゲームや出展ブースで交流が深まる姿を見られて、心が温まる経験でした。皆さまに楽しんでいただきうれしく思います」と感謝の言葉を述べました。
本イベントは、社会情報学部情報デザイン専攻・磯山直也専任講師が取り組む地域連携プロジェクト「子どもと緑が育つ番町・九段のまちづくり提案」、同学部環境情報学専攻・木下勇教授が取り組む「令和6年度千代田区プレイスメイキング等の実証実験事業『屋外公共空間で人がつながるエリマネに向けた街路イベントの実証実験』」の一環として行いました。