道路を憩いの場に「番九クリスマスマルシェ2023」開催報告
2023年12月2日、千代田キャンパス本館E棟と大学校舎H棟の間の道路が、近隣の子どもたちや住民の賑やかな声につつまれました。
これは、社会情報学部環境情報学専攻・木下勇教授が取り組む地域連携プロジェクト「子どもと緑が育つ番町・九段のまちづくり提案」の一環として行われた「番九クリスマスマルシェ2023」の一コマ。本イベントは「大妻みちあそび」(6月開催)に参加した地域の方からの「クリスマスの時期にも道路を使ったイベントがあればいいな」との声に木下教授が応えたものです。自然環境とコミュニティデザイン(街づくり)を研究する同ゼミ生を中心に、地域の団体等が参画した実行委員会を結成、企画に賛同した同学部情報デザイン専攻・磯山直也ゼミ、家政学部児童学科・久保健太ゼミ、同学部食物学科・川口美喜子ゼミ、短期大学部家政科食物栄養専攻・堀口美恵子教授らが協力、課外活動団体や近隣の福祉団体なども参加しイベントを盛り上げました。
来場者は、キッチンカーが提供する食事を楽しんだり、親子でクリスマスの飾り付けを作ったりするなど、さまざまなブースに参加、クリスマスマルシェを満喫していました。
日が暮れた午後4時からは、クリスマス・イルミネーションの点灯式が行われ、来場者が見守る中、本学伊藤正直学長がスイッチを押すと、煌びやかな光が植栽を彩りました。
実行委員会の委員長を務めた木下ゼミ3年・川島朋恵さんは「子どもから年配の方まで大勢の方にお集まりいただきありがとうございました。皆さんが笑顔で楽しむ様子を見てうれしくなりました。今回の経験は大学の学びを実践するきっかけとなりました」と語りました[点灯式の様子(下写真左から)伊藤正直学長、木下勇教授、川島朋恵さん]。