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ライフデザイン学科宮田ゼミー秩父の魅力をカクテルに込めてー「ちちぶカクテル」開発

家政学部ライフデザイン学科・宮田安彦教授のゼミ(ライフマネジメント研究室)では、和文化の継承と地域の発展のためのプロデュース方法を実践的に学ぶことを目的に「“和の暮らし”推進プロジェクト」を行っています。その一環として、各地域の地酒と特産物を使って地域の魅力をカクテルとして表現する「ご当地カクテルプロジェクト」を2014年から手掛けています。今年度のゼミ生は、埼玉県秩父地域の魅力をPRすることを目的に「ちちぶカクテル」開発プロジェクトを展開しました。
今回、秩父5市町(秩父市、小鹿野町、横瀬町、皆野町、長瀞町)と秩父地域全体を表現する、合わせて7種類の「ちちぶカクテル」を開発するにあたり、カクテルの材料として使える特産物を探すために、ゼミ生はそれぞれの観光スポットを巡りつつ、農家を訪れてヒアリングしました。
10月に開催した試飲会では、開発に協力していただいた農家や企業の担当者からコメントや助言をもとにカクテルをブラッシュアップした後、1月に成果発表会を開き、完成した「ちちぶカクテル」を披露。同日に、ちちぶFMや秩父おもてなしTVに出演し、7種のカクテルそれぞれのコンセプトやレシピを紹介しました。

ちちぶFMでの収録 

秩父おもてなしTVに出演

1月26日~2月25日に開催された秩父夜バル祭では、9店舗で「ちちぶカクテル」が提供され、そのうち一部の店舗では、夜バル祭終了後も定番メニューとして定着する予定となっています。 2月にはさいたま新都心駅前のけやき広場で開催された「埼玉いちご祭り」に出店し、開会式には埼玉県が誇る「あまりん」のジャムを使ったカクテル「羊山の小恋花」を乾杯酒として提供し、PR活動にも力を入れました。

埼玉いちご祭りに出店

ゼミ生からは、「埼玉いちご祭りでは、おいしかったと声をかけてくださった方もいて、苦労が報われる思いでした。皆それぞれができることを全うしたからこそ楽しく終えられたのであり、これによってゼミ生同士の絆がより深まったと感じています。今回のプロジェクトの集大成で自分たちで一から開発したものを一般市民の皆さんに販売できるまでに至ったことを誇りに思います」とのコメントが寄せられました。