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ライフ・宮田ゼミの学生がネーミングとパッケージラベルを考案 福井県若狭町の紅映梅(べにさしうめ)使用の梅ゼリー

ライフデザイン学科・宮田安彦教授が率いるゼミ(ライフマネジメント研究室)の学生たち[上写真(左から)3年の三村百香さん、早津帆波さん、伊藤璃奈さん、横山光李さん]が、ネーミングとラベルを考案した梅ゼリー「うめみごこち」が、福井県若狭町内の農産物直売所「たいしたもん屋」で販売されたほか、ふるさと納税の返礼品としても利用されています。

宮田ゼミでは、地域特有の伝統的生活・文化の価値を再発見し、若い女性の感性と発想を生かしながら、モノや形にして発信する「“和のくらし”推進プロジェクト」を行っています。その一環として、福井県若狭町とも提携しており、これまで同地の景勝地でもある三方五湖や若狭湾をモチーフとした「若狭カクテル」の開発、地酒のラベルデザインの考案や現地に赴いて地元の食や風景の魅力を探る調査をしてきました。
今回は、若狭町の農産物販売を行うNPO法人若狭物産協会に協力。同協会が若狭町独自の品種である「紅映梅(べにさしうめ)」の知名度向上と、梅干し以外でも若者に楽しんでもらうことを目的に開発した梅ゼリーについて、宮田ゼミがネーミングとパッケージラベルのデザインを引き受けることになり、「道の駅での販売およびふるさと納税返礼品などの贈答を想定したラベル」「梅ゼリーの味わいと観光上の魅力を同時に表す品名とラベル」という同協会から与えられた課題に取り組みました。

販売された商品は次の2点です。

<うめみごこち~湖面に映る甘い初恋の記憶~>甘いタイプ
初恋のような相手を想う純粋な気持ちを思い出させる柔らかな味わいで、あなたも夢見心地の気分に。

<うめみごこち~潮風に揺れる甘酸っぱい初恋の記憶~>酸っぱいタイプ
素直に気持ちを伝えられなかった、あの時の甘酸っぱい気持ちがよみがえります。

ゼミ生を代表して早津帆波さんから、「このプロジェクトはコロナ禍の緊急事態宣言中に実施されました。活動が制限される中、若狭町の魅力や販売者の思いをいかにデザインで表現するかに苦労しました。商品名の『うめみごこち』には、夢見心地の“夢”と紅映梅の“梅”を掛け合わせ、行ったことがある人は若狭町の思い出や、行ったことがない人は美しい自然を想像して夢見心地になってほしいという思いを込めています。また、紅映梅の味の特徴である甘酸っぱさで、世代を問わず“初恋の記憶”を思い起こしてほしいと副題に加えました。パッケージラベルは、若狭町を代表する景観として三方五湖と若狭湾を全面に出し、視線を移すにつれて大学の校章にも用いられている「円に糸巻」に切り替わるデザインにしています。ぜひ皆さまに梅ゼリーを味わっていただくとともに、パッケージデザインにも注目してほしいです」とコメントが寄せられました。

パッケージラベルのデザイン2種類※

※著作権はNPO法人若狭物産協会に帰属します。無断での転写・転載は禁止します。