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被服・吉井ゼミの学生が「第14回ファッションワールド東京」で企業と対談–「m_r tokyo」活動の一環

家政学部被服学科・吉井健教授のゼミ生の3年・髙塚真緒さんが、10月12日に東京ビッグサイトで開催された第14回ファッションワールド東京(主催:RX Japan株式会社)の特別講演「私たちのファッションの未来図~企業とZ世代が考える繊維の資源循環~」に「m_r tokyo」(※)の活動の一環で登壇し、東レ株式会社や株式会社ゴールドウイン・ニュートラルワークス、他大学生と資源循環をテーマに対談しました。

※吉井健教授のゼミ「ファッションビジネス研究室」の学生が国内の縫製工場等と提携し、2021年に立ち上げたファッションブランド。

本イベントはファッション業界における日本最大規模の展示会で、特別講演での大学生の登壇は初めてとなります。最新ファッションを手がける世界中の企業が参加する中、本講演には300人ほどの来場があり、関心度がとても高い講演となりました。

特別講演は2部制で、1部は繊維の資源循環に関する企業の取り組みの紹介、2部は学生と企業の対談という構成となっており、「繊維の資源環境に関する課題」や「サステナブルファッションに対するZ世代の意識」、「企業とZ世代との間で抽出された課題」に対する理解を深めることを目的としています。髙塚さんら学生は、2部の対談に向けて、事前に18~23歳の学生を対象としたサステナブル商品に関するアンケート調査を実施。602人のアンケート回答から、サステナブルへの意識の低さやリサイクル商品の一般化が課題となっていることを説明し、これから求められる企業の在り方について意見交換しました。

アンケート調査発表の様子

髙塚さんからは、「大学の講義やゼミ、ゲストスピーカーによる講演など、サステナブルに関する知識を学べる機会がたくさん用意されている環境のおかげで、本講演に自信を持って臨むことができました。アンケート調査や発表に向けて何度も打ち合わせを行い、普段の学生生活では経験できないような舞台にチャレンジできたことを、今後の学生生活や就職活動に生かしていきたいです」とコメントが寄せられました。

また、本講演のファシリテーターを務めた吉井健教授は、「今回の講演を通じて、繊維の資源循環に関する課題を業界に発信できたと思います。参加学生も、ファッションの未来について考えるきっかけになったと思いますし、学生自身がこのような場で発表していくことで、大きな自信と成長につながったと思います。今後また、企業と学生が積極的に討論していく場を作っていきたいと思います」と今後の展望を語りました。

登壇者による集合写真
(写真左端:被服学科・吉井健教授 右端:被服学科3年・髙塚真緒さん)