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被服学科の学生が消費者庁主催の「日EU国際シンポジウム」にパネリストとして登壇

家政学部被服学科・吉井健教授のゼミ生(ファッションビジネス研究室)で4年の宇澤真子さんが、6月20日に消費者庁主催の「サステナブルファッションに関する日EU国際シンポジウム」にパネリストとして登壇しました。

本シンポジウムは消費者・事業者・関係機関におけるサステナブルファッションに対するさらなる意識の向上や取り組みの促進を目的としたもので、対面・オンラインのハイブリッドで開催。2部構成の第1部では基調講演が行われ、サリアン・ティッカネン氏(Sarianne Tikkanen / 欧州委員会 環境総局 政策責任者)やネヴェナ・マテエヴァ氏(Nevena Mateeva / 駐日EU代表部 通商部 一等書記官)ら、EUの有識者によるサステナブルファッションの推進に向けた先進的な取り組み等についての紹介が行われました。

第2部のラウンドテーブルでは、国内企業からの登壇者や他大学生とともに本学の宇澤真子さんがパネリストとして参加し、在籍している吉井教授のゼミ「ファッションビジネス研究室」で活動している「m_r tokyo(マール トウキョウ)」での学びや、サステナブルファッションへの想いを語りました。

シンポジウムの様子

宇澤さんからは、「このたびは大変有意義で貴重な場に登壇させていただいたことて、大きな学びを得ることができました。私自身、日本とEUの様々な企業の取り組み事例を伺い、未来を変えるサステナブルファッションの可能性の高さを強く感じたとともに、若い消費者一人ひとりがサステナブルな取り組みに対してもっと目を向けていくべきだとあらためて実感しました」とコメントが寄せられました。

第2部登壇者による集合写真
(前右 本学被服学科4年 宇澤さん)

◎「m_r tokyo(マール トウキョウ)」について
大妻女子大学家政学部被服学科・吉井健教授のゼミ(ファッションビジネス研究室)の学生が国内の縫製工場等と提携し、2021年に立ち上げたファッションブランド。現在、国内で流通する繊維製品の約98%が海外製で、国産品はわずか2%となっていることを受け、国内のファッション産業の振興とサステナブルな社会を目指すため、環境にやさしい素材を使用して丁寧に作りこんだ、質の高い、長く愛用できる商品を、無駄に資源を使わない受注生産方式で提供する。ゼミ生が考案したブランド名「m_r tokyo」は、環境にやさしい循環型ファッションを目指した、循環サイクルの「丸」に因んだ「マール」と、東京の女子大学から情報を発信していくことから「トウキョウ」を合わせたもの。