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被服・吉井ゼミの「m_r tokyo」の企画バッグが「日本商工会議所会頭賞」受賞 日本かばん技術創作コンクール

家政学部被服学科・吉井健教授のゼミ(ファッションビジネス研究室)の学生たちが運営するファッションブランド「m_r tokyo(マール トウキョウ)」が、一般社団法人日本かばん協会主催の第38回日本かばん技術創作コンクールに出品し、「日本商工会議所会頭賞」を受賞しました。

同コンクールは歴史と伝統を継承する優秀な技術者の育成や日本製かばんの魅力発信・販路開拓を目的としたもので、2019年以来4年ぶりの開催となり、東京・大阪・名古屋・豊岡地区のかばんメーカーから145点の作品が審査に出品されました。行政、流通業界、業界内などから選ばれた審査員15人により、定められた評定項目(技術製、創造性、機能性、感性)のもと厳正なる審査が行われた結果、「m_r tokyo(マール トウキョウ)ショルダーバッグ」が日本商工会議所会頭賞(第2部門:皮革以外の一般かばん)を受賞。同コンクールにおいて、大学生の受賞は本学のみでした。

今回企画したバッグは、環境に配慮した資源循環をテーマとしており、モリトアパレル株式会社(東京都台東区)と株式会社足立(兵庫県豊岡市)とのコラボによるもの。廃漁網を原材料の一部とした、モリトアパレル株式会社の企画生地「オーシャンカレント®」を使用したバッグを同ゼミ生たちがデザイン。そのデザインをもとに、豊岡市のメーカーである株式会社足立の職人の手によって製作されました。

このバッグの企画に携わった家政学部被服学科4年・吉井ゼミの宇澤真子さんは、「このショルダーバッグは、女子大生のライフスタイルに寄り添い、収納力と可愛らしい形にこだわりデザインをしました。このたび、このような貴重な賞をいただくことができ、大変うれしく思います。この経験を励みに、社会に出てからも頑張っていきたいと思います」と受賞の喜びを語りました。

また、9月21日には東京鞄協会会議室において表彰伝達式が行われ、賞状などが授与されました。

企画に参加した家政学部被服学科4年・吉井ゼミの林菜緒さん(左)と藤井花歩さん(右)

なお、「m_r tokyo」ではモリトアパレル株式会社とのコラボにより、3種類のバッグを企画・製作。これらの作品が2023年10月10日(火)~12日(木)に東京ビックサイトで開催される「ファッションワールド東京」のモリトアパレル社の展示ブースで発表される予定です。