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ホスピタリティを学ぶ 令和6年度夏季集中授業「地域文化理解Ⅰ」開講

大妻女子大学の学生をはじめ、協定を締結する京都女子大学の学生、千代田区キャンパスコンソ加盟大学である二松学舎大学の学生ら34人が、9月2~6日の5日間、夏季集中授業「地域文化理解Ⅰ」を受講。ホテル業界や航空業界で活躍する方から「ホスピタリティとは何か」について直接指導を受け、フィールドワークを通じて社会人となる心構え、コミュニケーションスキルを学びました。

フィールドワークの1回目は、授業2日目(午後)に行われ、東京ステーションホテルの歴史的な価値、設備やホスピタリティを体感しました。フィールドワーク2回目は授業4日目に行われ、羽田空港に隣接するJALスカイ羽田事業所で、カウンター業務や安全管理の現場について担当の方から説明を受け、安全に対する意識向上やコミュニケーションの重要性を認識しました。
その他、本学社会情報学部、千代田区キャンパスコンソ加盟大学である専修大学、二松学舎大学からゲスト講師をお招きし、各教員の専門分野から特別講義を行いました。
授業概要は次のとおり。

■授業概要
授業担当教員:澤田裕美(大妻女子大学キャリア教育センター常勤特任講師)

<1日目>
実施場所:千代田キャンパス
開講挨拶オリエンテーション/ホスピタリティの領域(授業担当教員)
世界の中の日本(1)「日本とアジア、日本と中国」/(2)「日本の社会変容」(元・文化放送デスク/びわこ成蹊スポーツ大学・清水克彦特任教授)

<2日目>
実施場所:千代田キャンパス(授業担当企業:東京ステーションホテル)
東京ステーションホテルの歴史と事業戦略/ホテルの業務と総支配人の役割
実施場所:東京ステーションホテルでのフィールドワーク(授業担当企業:東京ステーションホテル)
東京ステーションホテル視察/女性キャリアへの道

<3日目>
実施場所:千代田キャンパス(授業担当企業:日本航空、JALスカイ)
航空業界概論/JALスカイが目指すサービスについて

<4日目>
実施場所:羽田空港でのフィールドワーク(授業担当企業:JALスカイ)
空港業務について(1)「オペレーション&旅客サービス」/(2)「ラジオモニター・スポットコントロール」/安全管理について「グランドハンドリング」

<5日目>
実施場所:千代田キャンパス
ゲスト講師による講義「日本版ライドシェアの意義と課題」(専修大学商学部・太田和博教授)/ゲスト講師による講義「少子化の背景と未来」(二松学舎大学国際政治経済学部国際政治経済学科・中垣陽子教授)/ゲスト講師による講義「なぜ強い、ルイ・ヴィトン」(大妻女子大学社会情報学部社会生活情報学専攻・桑島由芙准教授)/まとめ閉講挨拶

■受講学生のコメント
「サービスの提供にあたり、お客様や従業員同士でさまざまなコミュニケーションを行っていることを知りました。自身のキャリア形成についても、相手とのコミュニケーションを通じて相互の信頼関係を築けるように努力したいです」
「働く方たちが誇りをもって、仕事に取り組む様子に感動しました。働く人が幸せを感じることができる企業に就職できるように成長したいと思いました」
「本当にお客様が求めているサービスなのか、自己満足のサービスではないのか、といった問いかけが大切と学びました。人のために働くことの難しさを感じるとともに、憧れをいだきました」
「ホスピタリティにまつわる幅広い分野を学ぶことができました。普段は見ることができない裏側を知ることができ、とても貴重な5日間でした」