被服・吉井ゼミ「m_r tokyo」が環境省・第12回グッドライフアワードで実行委員会特別賞「環境ひとづくり賞」を受賞
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家政学部被服学科・吉井健教授のゼミ(ファッションビジネス研究室)の学生たちが運営するファッションブランド「m_r tokyo(マール トウキョウ)」が、環境省の第12回グッドライフアワードで実行委員会特別賞「環境ひとづくり賞」を受賞しました。
環境省主催の「グッドライフアワード」は、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取り組みを募集して紹介、表彰することで、同省が提唱する地域循環共生圏の理念を具現化する取り組みの認知を広げるためのプロジェクトです。今回は221件の応募があり、そのうち環境大臣賞を10件、実行委員会特別賞を25件が受賞。計35件のプロジェクトには数多くの企業やNPOが名を連ねる中、「m_r tokyo」は女子大学の取り組みとして唯一受賞しました。
▼取り組みの概要・評価ポイント
「m_r tokyo(マール トウキョウ)」は産学連携・環境に配慮したサステナブルファッション推進プロジェクトとして発足し、被服学科・吉井健教授のゼミ(ファッションビジネス研究室)に在籍する学生らが中心となって活動して4年目となります。国内企業との受注生産方式の構築および各地域での資源循環を通じた繊維を利用し、国産商品を活性化させる商品企画や販売企画を行い、国内ファッション産業の振興に貢献してきました。2023年度には消費者庁が主催する「サステナブルファッションに関する日EU国際シンポジウム」にパネリストとして登壇。サステナブルファッションに対する意識向上や取り組み促進を目的としたシンポジウムにおいて想いを語りました。今年度は、環境に配慮した素材使用の日傘(晴雨兼用)を東レ株式会社(東京都中央区)と共同開発し、大反響を呼び完売。また、三井ショッピングパークららぽーととのコラボ企画では、ららぽーとTOKYO-BAYおよびららぽーと富士見で「Sustainable Fashion Week」と題したイベントを開催。春夏の新作アイテムを紹介し、会場から生配信(ライブ)ショッピングで各アイテムの製作過程やこだわりポイントを披露することで商品購買を促進するなど、実績を重ねてきました。
こうした活動が評価され、第12回グッドライフアワードで実行委員会特別賞「環境ひとづくり賞」を受賞。12月7日に渋谷スクランブルホールにて環境大臣政務官の五十嵐清氏の参列のもと、表彰を受けました。
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