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社会情報学科 環境デザイン専攻(※)

※2027年4月に社会情報学科 環境情報学専攻から名称変更となります。

詳細は、社会情報学部社会情報学科環境情報学専攻の名称変更のお知らせをご覧ください。

専攻紹介

「自然環境と共生した暮らし」をデザインする

環境問題や自然の仕組みなどに関する知識を身につけ、暮らしの場である住まい(建築)やまちづくり、社会の仕組みを考え、企業や社会において、環境と共生する暮らしをデザインするスキルと、コミュニケーション能力を身につけます。

学びの特徴

POINT.1

文理融合で学ぶ環境デザイン

学びのフィールド画像

自然環境と共生して暮らす住まいや、エコライフの実践をもとにした持続可能な社会づくりを学びます。地球環境問題は、多様な授業科目(フィールド)を組み合わせないと理解できない、解決できない問題です。このような問題に文系と理系の知識を融合して取り組みます。

POINT.2

フィールドワークをもとに考える実践的な学び

地球環境問題のメカニズムを学び、持続可能な暮らし方や社会のあり方について考えます。環境を理解するには、実際のフィールドでの学びが不可欠です。森や川などの身近な自然から天文台での実習まで、多様な現場で体験しながら環境への理解を深め、環境に関わる問題解決に取り組みます。

POINT.3

資格取得を目指して学ぶ多様な専門科目

資格取得は専門的な学びの目標です。科目履修で取得できる資格や、そのほかに目指せる資格が多数あります。二級建築士やインテリアコーディネーター等の資格は、住まいを取り巻く環境デザインの基礎となります。資格の取得をサポートする科目を通して、多様な目標に向けて学びます。

学びのTOPIC

授業紹介

住居デザイン演習Ⅰ

空間スケール感覚を身につけ、インテリアコーディネーター資格試験のための展開図やパースなどの設計技術を学びます。また、戸建て住宅の設計に取り組み、イメージを形にしていくプロセスの習得とともに、プレゼンテーション力も磨いていき ます。

食と環境

毎日の「食べる」ことを入り口に、食材がどのように生産され、加工され、流通し、私たちのもとに届くのかを学びます。また、気候や地形によって育まれた在来作物やそれらを使った地域ごとの食習慣、さらに食品添加物や薬膳、ハーブなど多様な視 点から「食」と「環境」の関係を考えます。食の安全性やフードシステム、自然環境とのつながりを理解し、自分と世界の食の関係について深く考えることで、食と環境の関係について主体的に学びます。

健康と化学物質

私たちの快適で安全な暮らしは、化粧品や洗剤、食品添加物や医薬品などのさまざまな化学物質に支えられています。しかし、その一部は直接あるいは環境を介して、人の健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。授業では、身近な題材を取り上げながら、化学物質の安全性がどのように評価され、適正な使用のためにどのような体制が整えられているのかを学修するとともに、環境や食品中の有害物質の測定方法についても学びます。

カリキュラム

カリキュラム画像

※資格関連科目については資格関連科目(諸課程科目)ページで確認してください。

時間割の例

卒業後の進路

主な就職先

【建設】クラフティア/きんでん/クボタ環境エンジニアリング/清水建設/スウェーデンハウス/住友林業緑化/積水ハウス/大和ハウス工業/TOTOアクアエンジ/パナソニックEWエンジニアリング/三井デザインテック/三井ホーム/三菱地所ホーム 【製造】エステー/荏原製作所/クリナップ/スズキ/東ソー/日本信号/日本発条/日立グローバルライフソリューションズ/YKK AP 【情報通信】伊藤忠テクノソリューションズ/NSD/NTTデータSMS/NTTデータビジネスシステムズ/キヤノンITソリューションズ/さくら情報システム/DTS/日立社会情報サービス/三菱総研DCS/明治安田システム・テクノロジー 【運輸】全日本空輸/JALスカイ/東日本旅客鉄道 【卸売・小売】ソーダニッカ/パナソニック リビング/古河産業/三菱食品 【金融・保険】三井住友銀行/横浜銀行/日本マスタートラスト信託銀行 【不動産・物品賃貸】東京都住宅供給公社/野村不動産ソリューションズ/三井不動産/三菱地所プロパティマネジメント 【専門サービス】あずさ監査法人 【教育関係】北里研究所 【医療・福祉】日本私立学校振興・共済事業団 【公務員】埼玉県警察本部/千葉市

※過去3年分から抜粋

主な進学先

大妻女子大学大学院/千葉大学大学院/東京学芸大学大学院/横浜市立大学大学院

※過去3年分から抜粋

取得できる資格

科目履修で取得できる資格

  • 二級建築士・木造建築士(国家試験受験資格)
  • 中学校教諭一種免許状(理科)
  • 高等学校教諭一種免許状(理科)
  • 学校図書館司書教諭
  • 図書館司書
  • 博物館学芸員
  • レクリエーション・インストラクター

目指せる資格

  • インテリアコーディネーター
  • 建築CAD検定2級試験
  • キッチンスペシャリスト資格試験
  • うちエコ診断士
  • 環境測定分析士3級
  • eco検定(環境社会検定試験)
  • 環境カオリスタ検定
  • 2級ビオトープ計画管理士
  • 2級ビオトープ施工管理士
  • 環境マネジメント審査員補
  • 基本情報技術者試験※
  • ITパスポート試験※

※特別対策講座を開設。詳細は資格取得支援ページをご確認ください。

卒業研究テーマ

  • 三世代同居の近年の動向と設計提案
  • ファストファッションによる環境負荷―消費者の環境意識と持続可能性の向上―
  • 東京ディズニーリゾートの持続可能な発展―循環経済へのアプローチ―
  • 移り変わる環境教育の考察―風の谷のナウシカ(絵本)利用による小学生へのアプローチ―
  • 人用シャンプーと犬用シャンプーにおける成分特性の差異に関する研究
  • ファンデーション成分とその安全性に関する研究
  • 立体教材で学ぶ宇宙線―太陽と地球のつながり―
  • 夏季から中間期の体育館におけるスポーツ活動時の温熱環境の実態と熱中症リスクの評価
  • トマトの成長に与える植物油と油吸収剤の影響
  • 海水温の上昇がウニの初期発生に与える影響に関する研究
  • 都市公園におけるドッグランの利用から考えるペットと共生する都市環境のあり方

※2025年度テーマから抜粋

在学生の声

福本 彩乃さん環境情報学専攻(現:環境デザイン専攻) 4年/東京都私立大妻多摩高等学校出身

建築や環境に関する知識を社会問題の解決につなげたい

――専攻を選んだ理由を教えてください。

高校時代から環境問題とものづくりの両方に関心があり、建築や住環境、自然環境など、分野を問わず幅広く学べる環境に惹(ひ)かれて、この専攻を選びました。当時はまだやりたいことが明確に定まっておらず、文系・理系の両分野を広く学べるカリキュラムで将来の選択肢を増やすことができるとも考えました。英語や資格取得支援、大妻マネジメントアカデミー(OMA)があり、一つの専門分野にとらわれず、さまざまな分野を学べるという期待がありました。

――どのようなことを学んでいますか。

千葉県にある高齢者のためのデイサービス施設を対象に、建物が地域コミュニティに与える効果を調査しています。卒業研究では「多世代交流が生まれる空間が人々にどのような影響を与えるか」をテーマに取り上げ、現地に足を運んで高齢者や子どもたちと触れ合いながら研究を進めています。また、専攻の学びに関する知識を身につけるだけでなく、大妻マネジメントアカデミー(OMA)を活用して色彩検定を取得したり、課外講座で英語力を高めたりと将来を見据えて積極的に学んでいます。

――学科の学びから得られることは?

戸建て住宅の住居空間をデザインする「住居デザイン演習Ⅰ・Ⅱ」の授業は、高校まで文系だった私にとって難しいのでは、という不安がありましたが、設計事務所で実務を経験している先生が個別に指導してくださり、作品を完成させることができました。インテリア図面を実際に作成する力も身につきました。また、「環境とまちづくり」の授業では、子どもが魅力を感じる街が少子高齢化対策につながると知り、建築が社会問題の解決に貢献できる可能性を学びました。

――今後の目標を教えてください。

将来の目標は、建築を通じて社会に付加価値をもたらすことです。大学で学ぶうちに視野が広がり、住宅だけでなく、街全体をデザインするという高い視座から社会問題に関わりたいと思うようになりました。卒業後は、住宅供給とコミュニティ形成に携わる組織に就職する予定です。在学中に学んだ空間デザインの手法や国内外の先進事例の知識を生かし、地域社会に貢献していきます。二級建築士の資格試験にも挑戦する予定です。

卒業生の声

TOTOアクアエンジ株式会社

中村 真唯さん環境情報学専攻(現:環境デザイン専攻)
2025年3月卒業/東京都私立大妻中野高等学校出身

建築の基礎知識が トイレ空間の提案に生きる

――現在の仕事を選んだ理由を教えてください。

トイレや浴槽など水まわり製品を取り扱う会社で、オフィスやホテル、学校などパブリック施設のトイレ空間改修を手掛けています。お客さまの要望に合わせて最適な改修プランを提案する仕事です。専攻での学びを生かせる内装関連の仕事に絞って就職活動を行い、人が毎日必ず使うトイレを、より快適で美しい空間として提供できるこの仕事を選びました。

――仕事のやりがいを教えてください。

単に使用物品を交換するだけでなく、床や壁など内装も含めたアイデアを出すことが大切です。お客さまの要望に合わせた空間づくりを通じて暮らしを支えるやりがいを感じます。今は入社して間もないので、上司や先輩から仕事を教わっているところですが、商材ごとに工事内容が変わることなど、設備、工事の知識を一つずつ理解していく過程は学びが多く、充実しています。

――大学での学びはどのように生かされていますか。

建築に関する専門用語が飛び交う職場において、専攻で学んだ建築の基礎知識が役立っています。建築の学びと聞くと、理系分野に取り組むことに不安を抱くかもしれません。もちろん理系の授業はありますが、この専攻は文系出身の学生が多いので、先生方が基礎から丁寧に教えてくださいました。そのため、初めは苦手な内容でも一生懸命に学ぶことができ、そのときに学んだことが、現在、取得を目指している二級建築士の勉強の土台になっています。

――印象に残っている大学時代の学びについて教えてください。

2年次の「設計製図の基礎」で習得した図面の読み方や描き方を応用して、「住居デザイン演習Ⅰ・Ⅱ」では住居空間を自由に設計しました。一級建築士の先生からアドバイスを受けたり、友達とお互いの作品について相談し合って取り組んだりができ、よい経験になりました。また、ゼミの先生からは、人や環境がつながる空間が建築であるという捉え方を教わり、建物を取り巻く空間から考えることを学びました。

――今後の目標や抱負を教えてください。

現在は、上司や先輩に同行して、仕事の進め方を学んでいます。新人だからこそできることは何かを考え、お客さまとの信頼関係が深まるよう、細やかな対応を心がけています。将来は、商業施設やホテルなど、著名な建物のトイレ空間を手掛けることが目標です。お客さまとつくり上げたトイレを使える日を楽しみにしています。そのためにも、建築や設備に関する専門知識を増やしていきたいです。

――大妻女子大学への進学を考える高校生にメッセージをお願いします。

この専攻は、文系・理系の垣根を越えて学びを広げられる場所です。最初は難しく感じるかもしれませんが、先生方がしっかりとサポートしてくれるので安心です。大学生活では、友達や先生との出会いが何よりの財産になります。思いきってやりたいことを追究してみてください。