大学紹介
入試・入学
学部・短大・大学院
研究
就職・キャリア
​学生生活
​留学・国際交流
地域連携・社会貢献

社会学科

学科紹介

多様な人々が共存する現代社会の動きを捉え、広く学び、深く思考する

社会学は、ジェンダー、セクシュアリティ、若者文化、メディア、親密性、家族、教育、都市、国際関係など、私たちを取り巻く事象にアプローチしていく幅の広い学問です。特にジェンダーや若者文化、メディアなどの領域では、身近な「推し活」、アイドル、恋愛、ファッション、インスタグラム、ルッキズムなど、自分の関心や興味が社会への学びとなり、私と社会のつながりを捉える力を養います。

学びの特徴

POINT.1

幅広い学びと専門的な学びの両立

学びのフィールド画像

社会学科では、社会学のコア科目に加え、「ジェンダーとダイバーシティ」「文化とメディア」「社会問題とインクルージョン」という3つの学びの領域を設けています。女性の生き方や働き方について学ぶとともに、ダイバーシティ(多様性)を大切にし、一人ひとりの個性や価値観を尊重できる視点を身につけ、多様な人々との共存の可能性について学修します。

POINT.2

社会調査を究めることで、社会の見え方が変わる

学びの対象に関するテーマについて、フィールドワーク(参与観察)、インタビュー調査、アンケート調査、メディア分析、文献研究など、さまざまな社会調査の方法を用いてアプローチします。所定単位取得で「社会調査士」の資格が取得できます。

POINT.3

社会学のプロフェッショナルによる少人数制で質の高い教育

少人数制のセミナーを1年次から実施します。プレゼンテーションが苦手という方も大丈夫です。教員やゼミ生との対話やディスカッションを通して、自分の考えを深め、表現する力を身につけていきます。培われた知識と能力は、卒業後、幅広い職業で活用されます。

学びのTOPIC

授業紹介

社会調査及び演習

メディアの分析も重要な社会調査の一つ。インスタグラムやX、YouTubeなどのソーシャルメディアに加え、雑誌メディアやJ-POPの歌詞も調査の対象となります。メディア分析を通して、情報がどのように共有され、どのような意味が与えられているのか、また、さまざまな文化がどのように成立しているのかということを探っていきます。

恋愛と結婚の社会学

恋愛と結婚を題材として、親しい人々とのつながりの有様を検討します。具体的には、歴史的変遷や国際比較を通じて、日本の恋愛や結婚の現状が抱える問題を議論していきます。

医療と文化

さまざまな文化における医療、病気、身体に関わる事例を通して、一見、普遍的にみえる医療的な事柄が、いかに文化によって形作られているかを学びます。

カリキュラム

カリキュラム画像

※資格関連科目については資格関連科目(諸課程科目)ページで確認してください。

※下線が引かれた科目は新カリキュラムのため科目の詳細は社会学科ホームページで確認してください

時間割の例

卒業後の進路

主な就職先

【【建設】積水ハウス/ダイダン/東京都都市づくり公社/前田建設工業/守谷商会 【製造】アーレスティ/荏原製作所/共和電業/ケンコーマヨネーズ/信越化学工業/スズキ/TDK/ディスコ/東芝/東ソー/日本鋳鉄管/フランスベッド/村田製作所/ヤマトプロテック 【情報通信】キーウェアソリューションズ/ソフトバンク 【運輸】ANAテレマート/日本通運 【卸売・小売】シチズン・システムズ/住商メタルワン鋼管/ダイアナ/豊通ケミプラス/丸千千代田水産/良品計画 【金融・保険】みずほフィナンシャルグループ/山梨中央銀行/西武信用金庫/東京海上日動火災保険 【不動産・物品賃貸】東京センチュリー/芙蓉総合リース/三井不動産リアルティ/三菱HCキャピタル 【専門サービス】コナミグループ/創英国際特許法律事務所/日本不動産研究所 【宿泊・飲食サービス】セルリアンタワー東急ホテル/三井不動産リゾートマネジメント 【学校教育】日本歯科大学 【医療・福祉】国立病院機構 【複合サービス】東京あおば農業協同組合 【サービス】東京海上日動ファシリティーズ/日本司法支援センター/野村不動産パートナーズ 【公務員】防衛省/市原市/南房総市/鎌倉市

※過去3年分から抜粋

主な進学先

筑波大学大学院

※過去3年分から抜粋

取得できる資格

科目履修で取得できる資格

  • 社会調査士
  • 児童指導員(任用資格)
  • 社会福祉主事(任用資格)
  • 図書館司書
  • 博物館学芸員
  • レクリエーション・インストラクター

卒業研究テーマ

  • マッチングアプリ利用をめぐる若者の恋愛観と新たな不安
  • 性の商品化か自己表現か―女性の外見価値の社会的構築過程
  • サステナブルファッションの未来
  • 女性地下アイドルにおける親密性の商品化
  • インフルエンサーと応援消費
  • 推し活への依存性をめぐる性差
  • 未婚・晩婚化する日本―地域ごとの特性を探る
  • 女性の昇進を阻むものは何か―ガラスの天井を考える
  • 働く女性の家事・育児分担の実態と女性たちの声
  • フリースクール利用児童の母親の語り
  • AIが社会に及ぼす影響とは
  • 報道番組の変遷
  • 安楽死の捉えられ方と問題点―医療・福祉・宗教の専門家の視点から
  • 災害復興におけるソーシャル・キャピタルの役割

※2025年度テーマから抜粋

在学生の声

茂山 梨沙さん社会学専攻(現 社会学科) 3年/東京都私立関東国際高等学校出身

社会の学びを通して自分らしい道を見つける

――専攻を選んだ理由を教えてください。

社会学とは、家族、SNS、流行など身近な事柄から、世界的な貧困と格差、国際メディアと世論の形成など、社会の中での問題を見つけ、原因や解決のヒントを探っていく学問です。高校時代、進路を模索していた私にとって、幅広い分野が学べるこの専攻なら、興味のある事柄を見つけることができると感じました。また、TEP(Tama English Program)という学部独自の英語教育プログラムがあり、1・2年次には毎日学修し、実践的な英語を学べるところも魅力で、進学を決めました。

――どのようなことを学んでいますか。

社会学科は学ぶ領域が限定されていないので、専門教育科目においても、医療や教育文化などの幅広い分野の授業を受講することができます。私は、その強みを生かして、自分がどんな領域に関心があるのかを理解するために、1年次から分野を狭めず授業を履修しています。「社会調査及び演習」という授業では、「人が恋に落ちる瞬間」をテーマに、少女漫画をパターン分析しました。身近な事柄を学問的な視点から分析できる面白さを知った授業です。

――専攻の学びから得られることは?

「社会調査及び演習」の少女マンガの表象分析を通して、ポピュラーカルチャーと社会が深くつながっていることを学びました。「医療と文化」では、社会学の視点から臓器移植や身体観などについて学び、新たな視点から医療分野を捉えることができたことが、とても興味深かったです。また、「文化人類学」では、鳥葬の映像に衝撃を受けました。人類学への疑問が多く生まれ、異なる文化への関心が高まったことが、オーストラリアへの留学につながりました。

――今後の目標を教えてください。

この学科には、さまざまな分野の研究者である先生方が在籍しているので、授業を通して、私自身もより多くの物事に関心を持つようになりました。また、留学がきっかけで、多摩キャンパス内にあるEnglish Loungeをするようになり、多様な国の先生方から教科書では学べないリアルな英語を学ぶこともできました。こうした経験を生かして日常的に外国人と関わることができる業界で働きたいと考えています。

卒業生の声

一般財団法人 日本不動産研究所

金子 仁美さん社会学専攻(現 社会学科)
2024年3月卒業/埼玉県私立大妻嵐山高等学校出身

社会学を通じて得た教養が 社会問題を解決する仕事に役立つ

――社会学専攻を選んだ理由を教えてください。

好奇心旺盛だった高校時代、特定の専門分野を学びたいというよりも、さまざまな事象を知りたいという気持ちが勝っていました。また、中学・高校が女子校だったこともあり、女性の生き方や社会での活躍に関する話題に触れる機会が多く、ジェンダーを巡る社会的な問題に関心がありました。そのため、世界中の問題を幅広く学べる大妻の社会学専攻に魅力を感じ、進学を決めました。

――現在の仕事を選んだ理由を教えてください。

人の暮らしに関わる仕事に携わりたいという思いがあり、キャリアカウンセラーに相談する中で、不動産業界に興味を持ちました。現在は、不動産の経済的価値を鑑定・評価する“不動産鑑定士”のサポートに携わっており、不動産の鑑定評価に関する書類の取得や現地調査、評価書の作成補助、データ入力などを行っています。

――仕事のやりがいを教えてください。

不動産鑑定業界最大手の組織なので、官公庁や大手企業からの依頼も多く、著名なビルや商業施設を取り扱うこともあります。携わった案件のビルや施設がニュースなどに登場すると、社会とのつながりを実感でき、やりがいを感じます。

――大学での学びはどのように生かされていますか。

社会学を学ぶ中で身につけた、アンテナを張って情報を収集する力や多角的に物事を捉える視点は業務にもつながっています。例えば、最近、ひとり親家庭の住居を取り扱ったのですが、大学時代にヤングケアラーを取り巻く課題について考えたことを思い出し、そこで得た知識と関連付けながら仕事に取り組むことができました。不動産を取り扱う上での予備知識として、大学での学びが役立っています。

――印象に残っている授業について教えてください。

ジェンダー論の授業はどれも興味深かったです。特に「男性学」では、女性が抱える問題を男性の在り方と共に考えることで、女性の立場に偏りがちなジェンダー問題のイメージが一新しました。入学前から関心のあったジェンダーの問題を多角的に学び、日本社会における女性の立ち位置を学べたことはとても有意義でした。ネイティブの先生による英語の授業TEP(Tama English Program)もとても充実していて、楽しかった思い出があります。私は3年次まで履修したので、英語力も伸ばすことができました。

――今後の目標や抱負を教えてください。

将来的には、専門職と事務職の枠を超えた仕事を担い、事業に貢献したいと考えています。そのためには、不動産に関する高い専門性を持つことが不可欠なので、現在は、社内の研修プログラムを活用して宅地建物取引士(宅建)の資格取得を目指しています。また、女性はライフステージの変化が働き方に影響することもありますが、そうした状況の中でも長く働き続けられるよう努力していきたいです。

――大妻女子大学への進学を考える高校生にメッセージをお願いします。

「社会学」は、この世界すべての活動が対象となりうる面白い学問です。自分の興味のある分野を追及できる楽しさもあります。卒業論文では、アイドルとジェンダーをテーマに、女性アイドルがどのように見られているかを研究しました。女子大学という側面から、大妻でしか学べない「社会学」があると思います。