多摩市 サロン・アーケードカフェでの秋のお茶会
2024年11月12日(火)多摩市愛宕1丁目にあるコミュニティサロン「悠々」(ゆうゆう)において、本学「茶道クラブ多摩校」に所属する人間関係学部人間福祉学科4年生2名と、ボランティア学生2名が秋のお茶会を開催し地域住民との交流を行いました。
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これは多摩市社会福祉協議会に実習に行っていた学生と、社会福祉法人多摩市社会福祉協議会の活動に協力している人間関係学部人間福祉学科・飛田和樹専任講師に、多摩市社会福祉協議会・地域福祉推進委員会から打診があり、地域連携の取り組みとして実施したものです。地域の課題解決に取り組む多摩大学梅澤ゼミの4年生3名も運営に参加し、世代間交流を盛り上げました。
多摩キャンパスのある多摩市には、地域のコミュニティエリアが10エリアあり、多摩市社会福祉協議会と地域で活動する団体及び地域住民が主体となり、地域の課題の共有・検討等様々な取組みを行っています。
愛宕地区では2021年6月から常設のコミュニティサロンが東京都住宅供給公社管理団地内に開放され、愛宕エリアの地域福祉推進委員会である「ほほえみネットワーク・愛宕」が、当該サロンスペースを活用し「サロン・アーケードカフェ」を月1回開催。支え手・支えられる側の垣根をなくし、一緒にほっとできる居場所作りを目標に、高齢者を中心に地域住民の交流促進・孤立予防につながる活動をしています。
学生は、秋の気配の中、地域の方から提供いただいた和装を着付けてもらい、参加された地域の方々にほっとする「ひととき」のお茶会を提供しました。
初めてサロンに参加された地域の方もいらっしゃり、大学生との交流に笑顔が溢れていました。
今後も、地域の方々に大学のシーズを提供していきます。
<参加学生の感想>
お茶会に参加できてとても楽しかったですし、貴重な経験になりました。
世話人や社会福祉協議会の皆さん、いろいろ準備などしてくださり、ありがとうございました。
皆さんの思い入れのある素敵な着物の着付けをしていただき、お茶を立てる機会もあまりないと思うのでとても嬉しかったです、貴重な時間でした。
<飛田専任講師のコメント>
地域における居場所には、様々な取り組みがあります。今回のお茶会は、地域のご高齢の方の孤立・孤独防止に資するものです。加えて特筆すべきは、一方的に学生が地域で何かをさせていただくのではなく、地域の方々が大切にされているお着物を学生にお貸しいただけたこと、着付けもしていただけたことです。学生に着付けていただくことや、お着物を纏っている学生を見ていただくことを通して、地域の方々の生きがいにもつながっていれば幸いです。相互にやりがい・生きがいにつながり、まさに「地域連携」だと考えております。