「ちよだ環境フェア2024」 学生らが木材クラフトや石鹸づくり、和食文化に関するブースを出展
11月9日(土)に千代田区役所で開催された「ちよだ環境フェア2024」に、家政学部ライフデザイン学科・甲野毅教授のゼミ、課外活動団体の環境クラブS.O.W、食育ボランティアグループの3団体が本学から出展し、日頃の学びや活動を生かし、来場者が楽しく環境意識を高められるようなイベントを行いました。
家政学部ライフデザイン学科・甲野ゼミの学生たちは「森林に関するクイズ・木材クラフト」を企画。ブースでは、ゼミの学生たちが、子どもたちを相手にクイズを出題したり、木材クラフトを一緒に工作したりするなど、来場者が体験しながら森林保全を学べるようにブースを展開しました。
来場者にはカートカン(注)のジュースをプレゼント。
同ゼミでは、自然環境や地域について学んでおり、フィールドワークを通してコミュニケーション能力を高めていきます。
環境クラブS.O.Wは「ハーブを使った石鹸づくり」を企画。来場者は、レモングラス、ゼラニウム、ローズマリーなど15種類の香りの中から、好みの香りを選び、自分だけのオリジナル石鹸作りを楽しみながら体験していました。
同団体は、ハーブの栽培やアジサイの剪定、ごみ拾いのボランティア活動に参加するなど、自然を好きな環境問題に関心のある学生が集まり活動しています。
食育ボランティアグループ「ぴーち」は、「和食文化:日本人の食文化を見直そう」を企画。米や魚、食品ロスに関するクイズ、米流通用の袋を活用したオリジナルの缶バッジづくりなどを展開しました。
「ぴーち」は短期大学部家政科食物栄養専攻・堀口美恵子教授のゼミ生を中心に、さまざまな学部・学科の卒業生と連携し、和食文化の保護・継承や食品ロス削減を目指す取り組みなど、多世代を対象とした社会貢献活動を行っています。
(注)カートカン
円筒状の小型紙製飲料容器。間伐材を含む国産材を30%以上使用し、リサイクルも可能なため、間伐材や国産材の有効活用を促進し、緑のサイクル(植える、育てる、収穫する)を形成することができます。