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大妻和食アカデミーを開催しました

今年度の地域連携プロジェクト「食と環境の調和に向けた食育の推進~産官学民連携による実現を目指して~(代表:短期大学部家政科食物栄養専攻 堀口美恵子)」の一環として、千代田区民を対象とした大妻和食アカデミーを開催しました。

第1回目(11月6日)は米と海苔をテーマとし、里山や海の環境と和食文化について学びました。 第2回目(2月25日)は魚をテーマとし、美味しい蒲鉾や魚の魅力をプロから学びました。 小田原から「鈴廣かまぼこ」の職人様に来校頂き、伝統的な板蒲鉾作りを教えて頂くと共に、「鈴廣かまぼこ」が取り組んでいる「食の資源循環システム」についてもご紹介頂きました。また、築地・豊洲の老舗卸問屋である関富様より「市場ってどんなことをしているの?」というテーマで、水産業とSDGsとの関わりについて教えて頂きました。

さらに樋󠄀口区長様にもご参加頂き、以前より取り組んでいらっしゃる「仲卸の目利きや食文化」についてご紹介頂きました。また、一般社団法人 大日本水産会 魚食普及推進センターより頂いた資料「おさかな食べようネットワーク読本-SDGsとのかかわり-」「おさかなBOOK」「おさかなぬりえ」、及び、日本栄養士会による資料「魚の栄養、知って、食べて、元気!」も配布し、魚食と環境について理解を深めて頂きました。

イベント後のアンケートでは、「魚食を含む和食文化の保護・継承と環境問題がつながっていることは興味深かった」「卸・仲卸によって食の流通が支えられていることに改めて感謝したい」「蒲鉾の成型など国家資格の職人技に頭が下がった」「体験型イベントは子ども対象が多いが、このように大人対象のイベントも継続して欲しい」など貴重な意見が寄せられました。次年度の大妻和食アカデミーでは、お茶や発酵食品などを取り上げていきたいと思います。皆様、ご期待ください!

千代田区長の話

すり身

のし

成形

蒸し

出来上がり

集合写真