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名誉教授称号記を授与 須田先生、正村先生、三浦先生、廣瀬先生

本学の教授として長年勤務し、教育上または学術上特に功績のあった元教授に2022年4月1日付で名誉教授の称号が授与されました。
名誉教授称号授与式については新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止しています。

名誉教授の称号を授与された4人の先生と先生方の略歴・業績は次のとおりです。

【大妻女子大学名誉教授】
文学部日本文学科・須田喜代次元教授
社会情報学部社会生活情報学専攻・正村俊之元教授
社会情報学部社会生活情報学専攻・三浦元博元教授
【大妻女子大学短期大学部名誉教授】
短期大学部英文科・廣瀬友久元教授

  • 須田喜代次名誉教授
  • 東京教育大学大学院文学研究科日本文学専攻修士課程修了。専門は日本文学。文教大学専任講師を経て、1982年に専任講師として着任、86年に助教授、95年に教授に就任。2005~07年まで文学部草稿・テキスト研究所所長、07~11年まで日本文学科学科長、12~16年まで文学部長、18~20年まで大学院人間文化研究科言語文化学専攻博士後期課程主任として学内の要職を務めました。学外では、日本近代文学会、昭和文学会などの専門研究分野の学会の役員のほか、森鷗外記念会などの役員も歴任されています。森鷗外の文学を中心に夏目漱石、田山花袋、井伏鱒二、太宰治、室生犀星など近現代の散文を研究され、主な著書に『鷗外の文学世界』(1990年新典社)、『位相 鷗外森林太郎』(2010年双文社出版)があります。
  • 正村俊之名誉教授
  • 東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は社会学、社会情報学。東北大学大学院文学研究科教授を経て、2014年に社会情報学部教授として着任。18~21年には社会生活情報学専攻主任を務めました。学内では社会学やメディア学の基礎教育に力を注がれ、「基礎社会学」や「メディア学基礎」を主教科として担当しました。学外では、11年から日本学術会議連携会員を、12年から社会情報学会の理事を務めました。主な著書に、『秘密と恥-日本社会のコミュニケーション構造』(1995年勁草書房)、『コミュニケーション・メディア-分離と結合の力学』(2001年世界思想社)、『グローバリゼーション-現代はいかなる時代なのか』(2009年有斐閣)など、多数あります。
  • 三浦元博名誉教授
  • 東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業。専門はジャーナリズム論、ヨーロッパ現代政治・歴史。1974年に共同通信社に入社し、外信部および編集委員・論説委員として国際問題の報道と解説に携わった後、2008年に社会情報学部教授として着任。13~16年、17~18年には社会生活情報学専攻主任、18~20年には大学院人間文化研究科現代社会研究専攻主任を務めました。在職中は、広報委員のほか、入試委員、学生委員、教務委員を歴任。学外では、日本EU学会や日本マス・コミュニケーション学会のほか、東アジア共同体学会に所属し、主にヨーロッパ関連の歴史書の翻訳紹介に尽力されました。主な著書に『ワルシャワ・インサイド・スケッチ』(1987年筑摩書房)があります。
  • 廣瀬友久名誉教授
  • 東京大学大学院人文科学研究科西洋史学修士課程修了。専門は英文学。1997年に短期大学部英文科教授として着任。2000~02年まで英文科学科長、02年にはファカルティ・ディベロップメント委員会の初代委員長を務め、授業アンケートを始めとするさまざまなFD活動の展開に指針を与えました。03〜05年、17〜19年には草稿・テキスト研究所教授を併任。在職中は教務委員長、入試委員長、学生委員長等を歴任。05年から始まったオックスフォード大学ハートフォードカレッジとの交流に際しては、協定文書の作成や交渉に当たるなど、留学経験が学生において大きな成果を生むよう尽力されました。学術上では、イギリス・ロマン派学会の理事を務め、ロマン主義の思想・文学についての研究成果を学内外の学会を通して世界に発信し、本学の研究水準の向上に貢献されました。