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令和3年度後期出発の海外留学・短期研修の募集中止につきまして

大妻女子大学国際センターが企画する「令和3年度後期(令和4年2~3月出発)」の海外での留学・短期研修につきましては、すべての募集を中止いたします。

国際センターでは、海外での留学・短期研修の募集のための大きな判断基準として、①派遣先国・地域が日本国外務省海外安全情報(危機情報および感染症危険情報)でレベル1以下であること、②日本国内で新型コロナウイルス感染症のワクチンが容易に接種できることあるいはその特効薬が容易に入手できること、の2つを満たすこと、と設定しています。残念ながら、後期開始時点において、いずれも満たすに至っておりません。

  1. 日本政府は、新型コロナウイルスの新たな変異株などによる感染拡大の収束が見られないことなどから、昨年来、世界全域に対して発出している感染症危険情報レベル2(「留学取りやめ・延期検討」)以上を9月末時点で維持し、加えてレベル3の地域を増加し続けていること。また、WHOも新型コロナ感染症のパンデミック宣言を維持しており、国際間の移動は「緊急の場合、人道的支援を要するミッション、重要人物の渡航、送還、必需品の物資輸送など、必要不可欠な目的を優先するべきである」としていること。
  2. 日本国内における新型コロナウイルス感染症のワクチン接種は現在進行中ではあるものの、9月末時点で、いまだに全ての国民が容易に接種できる状態にはなっていないこと。また、特効薬の開発も遅れており、認可済みの治療薬も多くは中等症以上の症例に適用されるなど、容易に入手できる状態ではないこと。

加えて、留学先等の大学が所在する国・地域の中には、感染状況の変動により、入国制限、ビザ発給停止または遅れなどを繰り返しており、引き続き、現地医療体制、治安状態、渡航や帰国または危機発生時における航空便の確保、などについての懸念が払拭されないため、学生の皆さんの「安全・健康確保」が十分できないと判断されること。

海外での留学や短期研修の募集再開を期待していた学生の皆さんには残念なことと存じますが、何卒ご理解ください。なお、令和3年度前期にご好評いただいた「オンライン研修」などは、後期も引き続き募集していく予定です。

また、国際センターが企画する「令和4年度前期(令和4年夏・秋出発)」の「海外長期留学プログラムの一部」については、令和3年度後期中に募集を再開する予定です。当該海外長期留学の派遣可否、および「令和4年度前期(令和4年夏・秋出発)」の「短期研修」の募集につきましては、慎重な検討・判断を経て、令和4年度前期開始ごろにお知らせする予定です。

国際センター
千代田校:国際交流支援グループ
多摩校:学生・就職支援グループ