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新宿中村屋の次世代カリーを開発 2022年度短期大学部CDP最終発表会

本学独自の課題解決型の正課授業「キャリア・デベロップメント・プログラム(CDP)」の短期大学部最終発表会が1月30日に開催されました。

この授業は、短期大学部の異なる学科の学生が混在グループとなって、各学科の特色や学びを生かしながら学生ならではの感性や情報を駆使して解決案を提言、具体化していくもので、短期大学部はキャリア教育センター・澤田裕美常勤特任講師が担当しております。今年度は純印度式カリーをはじめ、さまざまなパンや料理を世に送り出してきた株式会社中村屋から出された課題「次世代の新たなカリー開発の提案」に取り組み、学生たちは6グループに分かれて同社担当者の前で発表を行いました。

学生からの提案は、次のとおり。

・また来たいねが広がるカリー
・学生応援のカリーとプロモーション提案
・美容や健康をテーマとした無水カリー
・バースデープレートによる若者をターゲットにした取り組み
・spread BOSE+食育を目的としたカリー配付キット
・四季彩る野菜を使った和風カリー

食育を目的としたカリー配付キット

和を織り交ぜた和風カリー

新宿中村屋・石崎料理長によるカリー講演

ご支援・講評いただいた新宿中村屋の方々と
本学教員、学生SA

ターゲットを次世代にした観点から、新たなカリー開発だけに視点を向けるのではなく、SNSなどを駆使したプロモーション方策や盛り付けの器の色づかいまで注目した幅広い提案が行われました。発表会に参加いただいた同社の担当者からは、「どの提案もしっかりとした理由付けがされており、細かなところまで詰められている。提案いただいたものを持ち帰り、実現に向けて検討したい。また、選ばれた提案は他の担当者にも改めて説明してもらう機会を設けたいので、ぜひ協力いただきたい」と賞賛の言葉をいただきました。

本授業は1年生から受講でき、自分の将来のキャリアについて考えることや、主体的に課題に取り組む姿勢を学べます。今後もさまざまな提携企業と連携し、学生の社会的および職業的自立に向けた能力の養成を目指します。