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お茶の水女子大学附属中学校の課題発掘セミナーで講義 被服・吉井ゼミ

家政学部被服学科・吉井健教授ゼミ(ファッションビジネス研究室)が、お茶の水女子大学附属中学校からの依頼を受け、自主研究という探究学習として1年生の生徒を対象に行っている「課題発掘セミナー」に協力。同ゼミ3年・宇澤真子さん、久保田千沙季さん、林菜緒さんが1月27日に同中学校を訪問し、衣服が作られる仕組みと衣料品に関わるSDGsの課題をテーマに、吉井ゼミが手がけるファッションブランド「m_r tokyo(マール トウキョウ)」の取り組みについて説明しました。

当日の様子を吉井ゼミの宇澤さんに寄稿していただきました。


今回協力した「課題発掘セミナー」はお茶の水女子大学附属中学校の1年生30人が自分の興味・関心の方向性を知り、その幅を広げることを目的としたもので、「環境にやさしい服作りへの探求 -大学生が取り組むファッションブランドを題材として-」というテーマで行われました。
講義の前半は、現在のアパレル業界の仕組みや課題点について触れ、後半は吉井ゼミで企画しているサステナブルファッション「m_r tokyo」の取り組みについて説明を行いました。参加した生徒の皆さんがとても熱心にメモを取って興味津々に聞いている姿や、実際にゼミで企画した商品を手に取り、素材感や機能性にとても驚いている姿が印象的でした。
今回の訪問を通して、生徒の皆さんに衣類に関する社会的な課題に興味を持ってもらえたり、日本製の良さを知ってもらえるきっかけにつながっていたら嬉しいです。そして、私自身もアパレルの持続可能性について、あらためて考え直すきっかけとなりました。



吉井ゼミでは昨年度もゼミ生2人が同中学校を訪問し、アパレルのサステナビリティをテーマに自主研究に取り組む中学2年生(当時)・福田心美さんに向けて、m_r tokyoの取り組みを説明しました。なお、福田さんは自主研究を題材に「令和4年度(第31回)“明日のTOKYO”作文コンクール」(主催:一般財団法人東京都人材支援事業団)に応募し「優秀賞」を受賞しました。福田さんの作文は関連リンクからご覧いただけます。