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在宅療養者の食を支援するクラウドサービスを総合監修 食物学科・川口教授

家政学部食物学科・川口美喜子教授は、株式会社大塚製薬工場が提供するクラウドサービス「ぽけにゅー(Pocket Nutrition)」の総合監修を務めています。

同サービスは、在宅医療に携わる専門職の方を対象としたもので、在宅療養者の食生活や栄養状態、身体情報、服薬情報などを整理・分析したデータを通して、食・栄養課題を抽出し、その解決策を支援することで、栄養ケアの質の向上を目指していくことを目的としています。

川口教授は、総合監修として同社に、管理栄養士として習得しておくべき知識や栄養アセスメントに必要な知識をおよそ2年間かけて伝え、同サービスをともに作り上げました。川口教授からのコメントは次のとおりです。

さまざまな職種の方から、栄養の知識が必要な場面で管理栄養士が身近にいないために最善の支援ができないという声を数多く耳にし、こうした状況を改善したいとの想いから『ぽけにゅー』の開発が始まりました。このサービスは、管理栄養士としての知識がなくても蓄積したデータベースをもとに、栄養状態の評価や課題の抽出、栄養療法の立案に活用できるツールです。こうしたツールを有効に活用することで、在宅療養者に寄り添った「栄養と食事」の支援が実現されることを期待しています。