フードスペシャリスト資格認定試験に優秀な成績で合格 大食・石井さん、短家・由利さん、松本さん
2024年度フードスペシャリスト資格認定試験において特に優秀な成績を収めたとして、家政学部食物学科食物学専攻4年の石井遥菜さん、短期大学部家政科家政専攻2年の由利翔愛さんと同・松本祐衣さんが、Sランク(資格認定書に表示)の認定書を授与されました。Sランクとは、試験合格者のうち上位10%にのみ与えられる認定です。
また、石井さんは「専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)資格部門」で全国8位の成績で合格、由利さんは「フードスペシャリスト資格部門」で全国4位の成績で合格し、上位10名に与えられる特別表彰「優秀賞」も授与されています。
※専門フードスペシャリスト資格は、フードスペシャリスト資格の上位資格で、①専門フードスペシャリスト(食品開発)資格と、②専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)資格の2種類があります。
フードスペシャリストは日本フードスペシャリスト協会が認定する民間資格で、食に関する幅広い知識と技術を有する食の専門家として、食品メーカーや食品流通業、食品小売業、レストランなどの外食産業など、食品産業のさまざまな場面での活躍が期待されています。
3月22日に卒業を迎えた3人から、以下のような感想が寄せられました。
石井さん:専門フードスペシャリストの試験は難易度が比較的高いため、当初は受験を迷っていましたが、大学生活の集大成として、また、せっかくの機会でしたので、思い切って挑戦することにしました。試験勉強では、多くの問題に触れることで知識を確実なものにしたいと考え、過去問題をできる限り古いものまで解き、理解を深めるよう努めました。これまでの努力が実を結び、結果として表れたことに、大きな喜びを感じています。今後も、習得した知識を日々の生活や仕事において、活用していきたいと考えています。
由利さん:高校生の頃から、フードスペシャリストの資格を取得したいと考え、入学後は常に全国10位以内に入りたい一心で勉強に励んできたので、全国4位という成績を収められて、大変うれしく思います。過去問題を繰り返し解き、教科書や授業プリントの内容をまとめて対策を行ったり、資格対策の授業を受けたりすることで自信をつけていきました。試験当日までサポートしてくださった先生方、一緒に頑張ってくれた家政専攻のみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも食についての知識を高めて、毎日欠かすことのできない食事を通じて、少しでも多くの人に幸せを与えるとともに、健康をサポートできる人でありたいです。
松本さん:出題範囲が広かったので対策するのが大変でしたが、先生方のテスト対策を信じて行ったことでよい成績が収められました。先生がフードスペシャリストの試験に出やすいとおっしゃった問題は本当に出題確率が高いです。努力したのは、日々の授業に主体的に取り組むことと、休まないことです。春からは、全国農業協同組合連合会に就職が決まっているため、これまで学んだ食についての知識を生かし、きらきら輝いたOLになりたいです。
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