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打ち水による地域交流および新宿高島屋でうちわ制作 被服学科・中川ゼミ

染色デザイン研究室(家政学部被服学科・中川麻子准教授)のゼミ学生たちが、7月29日に「大噴水前で打ち水 in 日比谷公園」に参加し、また、8月10日には新宿高島屋で「子ども向けのうちわ制作のワークショップ」を実施しました。

「大噴水前で打ち水 in 日比谷公園」では、子どもたちや区民の皆さんと一緒に日比谷公園の噴水の水を利用し、打ち水を実施。イベントでは、学生が子どもたちに暑さをしのぐための昔からの知恵「打ち水」や浴衣について話をし、最後にエスコートダンス協会の指導によるダンスを参加者全員で踊りました。

暑い日でしたが、打ち水後は、周囲の温度が0.3度低くなりました。打ち水とダンスを通じて、夏の日本の風情と、区民の皆さんとの交流を楽しむことができたイベントとなりました。

新宿高島屋での「子ども向けのうちわ制作のワークショップ」では、ゼミの3年生が講師となり、染めた和紙と捺染(なっせん)技法を用いて伝統的な丸うちわの制作を行いました。うちわ完成後、子どもたちは浴衣姿の学生と一緒に打ち水を楽しみました。

うちわワークショップは満員の大盛況で、保護者の方からは「伝統的な染色技法を使ったうちわ作りと打ち水ができて楽しかった」との感想をいただきました。学生たちにとっても「染色やデザインを教える」という貴重な学びの機会となりました。

[写真提供・文:被服学科・中川麻子准教授]