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呉昌碩が揮毫した掛け軸 大妻女子大学博物館へ寄贈

寄贈された掛け軸との集合写真

「中国最後の文人」と称され、詩、書、画、印[篆刻(てんこく)]ともに評価が高い、呉昌碩(ごしょうせき)が揮毫(きごう)した掛け軸「行書題画詩軸」が、大妻女子大学博物館に寄贈されました。


贈呈式は7月8日(水)に、寄贈者である宮崎木材工業株式会社・宮﨑真里子代表取締役社長をお迎えして行われました。 [写真は(左から)新井仁之東京営業部係長、澤山元営業本部長、長谷川仁専務取締役、宮﨑真里子社長、伊藤正直理事長・学長、山倉健嗣副学長、重吉博右常任理事、松村茂樹教授]


宮崎木材工業株式会社は1856年に京指物職として創業した会社で、同社の三代目となる宮崎平七氏が、1919年に中国を旅行した際に呉昌碩に揮毫を依頼した書画5幅のうちの1幅が、今回寄贈された掛け軸です。

博物館への寄贈は、呉昌碩を研究する文学部コミュニケーション文化学科・松村茂樹教授が、呉昌碩と交流を持つ日本人として宮崎平七氏を調査したことがきっかけとなり、ご曽孫の宮﨑社長とのご縁につながりました。贈呈式で宮﨑社長から「大学の博物館に寄贈したことを、呉昌碩も当社の三代目・宮崎平七も喜んでいると思います。研究に役立てていただければうれしいです」とお言葉をいただきました。


松村教授の調査研究は、2019年7月に『呉昌碩と日本人士』としてOtsuma eBookから出版されています。

なお、寄贈された掛け軸は、同書326ページに紹介されています。



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