大学紹介
入試・入学
学部・短大・大学院
研究
就職・キャリア
​学生生活
​留学・国際交流
地域連携・社会貢献

比較文化学科

学科紹介

多様な文化を学び、対話の場を開く

日本文化を軸に、アジアや欧米のさまざまな国や地域の文化と比較し、それぞれの特徴や現代の課題を幅広い視点から探究します。また多様な文化を理解するために、たしかな語学力も身につけます。自分とは異なる文化をも持つ、さまざまな人の考え方を理解する力を育み、他者との意見や価値観の対立を解決する人を育成します。

学びの特徴

POINT.1

日本と世界を見つめ、多様な観点から国際感覚を養う

学びのフィールド画像

日本と世界の文化を理解するための幅広い基礎教養と、たしかな語学力をベースに、2年次から3つの文化コースに分かれて専門知識を深めます。3・4年次は、多様な専門から知識を深めます。3年次にはメインのゼミ以外にも副ゼミを選択することも可能で、複数の 専門から多角的に学びを深めることもできます。ゼミ活動や学会などで、学んだことを発信する機会も多くあります。

POINT.2

19の多様なゼミをはじめとしたきめ細かい少人数教育

1年次の「比較文化入門」や「体験で学ぶ比較文化」、2年次の「比較文化論」、3・4年次のゼミなど、充実した少人数教育と体験型学習できめ細かく学びをサポートします。

POINT.3

充実した留学・海外研修プログラム

国際センター主催の留学・海外研修に加え、教員が引率する文化研修(1~2週間)や数週間の短期研修、半年以上の長期研修など、学部独自の留学・海外研修プログラムが充実しています。授業や課外での異文化体験もあります。

学びのTOPIC

授業紹介

体験で学ぶ比較文化

少人数のゼミ形式で、比較文化を学ぶための基礎を身につけます。教室での学びに加え、学内外での研修やフィールドワークを通して、五感を使った実践的な学習を行います。博物館見学や街歩き、地域の人々への聞き取り調査などを通じて、身近な文化や社会の問題を新たな視点から捉え直し、一つのテーマを深く掘り下げて考える力を養います。こうした学びを通じて、2年次以降のより専門的な研究へとつなげていきます。

ジェンダー論

既存の「当たり前」とされてきたさまざまな現象や認識をジェンダーの視点から再検討していき、ジェンダー概念に関する深い洞察力と理解力を育成します。固定的な二分法による発想を乗り越えて、多様な性のあり方というものを許容する社会をどう構築していくのかについて共に考えていきます。そしてジェンダー視点の重要性を理解することができるようになることを目標にしています。

外国語で学ぶ比較文化

外国語を通して日本の文化と世界の文化を比較し、理解を深めるとともに、外国語で表現する力を身につけます。英語で学ぶ授業と韓国語で学ぶ授業があります。英語での授業では、19~20世紀の日本と世界(とくにアメリカ)との関係を取り上げ、世界との接触が日本文化へ与えた影響を見ていきます。韓国語での授業では、テキストや映像を用いながら、韓国と日本の歴史や文化を学びます。

カリキュラム

カリキュラム画像

※資格関連科目については資格関連科目(諸課程科目)ページで確認してください。

時間割の例

卒業後の進路

主な就職先

【建設】住友林業/積水ハウス 【製造】オリエンタルモーター/信越化学工業/スズキ/チノー/TDK/ディスコ/日本ケミコン/古河電気工業/ホーチキ/村田製作所/山崎製パン 【情報通信】NTTドコモ/時事通信社 【運輸】全日本空輸/日本航空/Peach Aviation/ANAエアポートサービス/JALスカイ/東日本旅客鉄道/住友倉庫/日本通運/ヤマト運輸【卸売・小売】加賀電子/極洋/新東亜交易/住友商事グローバルメタルズ/住友商事マシネックス/高島屋/DAIKO XTECH/ダイワボウ情報システム/東京エレクトロン/三越伊勢丹ホールディングス/三菱食品/ユアサ商事/良品計画/ルイ・ヴィトンジャパン 【金融・保険】みずほ銀行/群馬銀行/京葉銀行/第四北越銀行/千葉銀行/山梨中央銀行/城南信用金庫/巣鴨信用金庫/中央労働金庫/東京信用金庫/かんぽ生命保険/住友生命保険/第一生命保険/日本生命保険/富国生命保険【不動産・物品賃貸】高見/東京センチュリー/三井不動産リアルティ/三菱地所コミュニティ 【その他の専門・技術サービス】あずさ監査法人/コナミグループ 【宿泊・飲食サービス】オリックス・ホテルマネジメント/東京ドームホテル/日本ホテル/パレスホテル/星野リゾート/ホテル、ニューグランド 【生活関連サービス・娯楽】アニヴェルセル/エイチ・アイ・エス/JR東日本びゅうツーリズム&セールス/JTB/八芳園 【サービス】空港ターミナルサービス/JALナビア/羽田空港サービスグループ/バンダイナムコミュージックライブ/三井不動産ファシリティーズ 【公務員】警視庁/栃木県警察本部/狛江市/鎌倉市/大田区/葛飾区/市貝町

※過去3年分から抜粋

取得できる資格

科目履修で取得できる資格

  • 図書館司書
  • 博物館学芸員
  • レクリエーション・インストラクター

卒業論文テーマ

  • 「過去に行く理由」の変遷―タイムトラベル作品の歴史的展開に焦点をあてて―
  • イベリア半島におけるイスラムとヨーロッパの邂逅―陶磁器にみる文化融合の変遷を通して―
  • 手話言語政策における『日本手話』の排除と課題―スウェーデンとの比較から考える―
  • 日本と台湾の働く女性の比較
  • 韓国化粧品市場の展開―アモーレパシフィックのマーケティング戦略から読み解く―
  • ホームレス問題に見る日米の社会構造と福祉のあり方―SDGsを基盤とした比較研究―
  • ハッシュタグがつなぐ政治—アメリカ・韓国・日本におけるセレブリティ・アクティヴィズム―
  • 家族のなかみ―家族社会学で読み解く『フルハウス』『フラーハウス』―

※2025年度テーマから抜粋

在学生の声

上野 彩賀さん比較文化学科 3年/埼玉県私立星野高等学校出身

世界の文化を広く学び、洞察力を磨く/p>

――学科を選んだ理由を教えてください。

高校時代にミュージカル『レ・ミゼラブル』を観劇し、国ごとに異なる歌詞のニュアンスに興味を持ったことがきっかけです。単語自体が意味をなす英語と文字を組み合わせる日本語の言語的な違いをはじめ、作品の背景にある歴史や文化も深く知りたいと思いました。各国の文化を多角的に学べる本学科のカリキュラムは、自分の興味にぴったりだと感じ、学びたいヨーロッパ文化に精通した先生方が多数在職されている点も、入学の後押しになりました。

――どのようなことを学んでいますか。

最も印象に残っているのは「中世ヨーロッパ文化」の授業です。高校で習ったキリスト教の知識をさらに掘り下げ、絵画に描かれた色が持つ宗教的な意味や、人物を特定するための象徴について学びました。文化にはその時代の価値観や思想が反映されると知り、多角的な視点から物事を観察できるようになりました。また、先生との距離が近く、ほかの授業での疑問でも丁寧に教えてくれたり、休み時間に気軽に話し合ったりでき、学びが深まります。

――学科の学びから得られることは?

歴史や伝統、思想、芸術など、さまざまな分野を横断して学べ、広い視野と多角的な視点が得られました。海外の文化や歴史的背景を知ることで、自分とは異なる考え方を理解し、根拠に基づく深い洞察ができるようになります。学びを通して表面的な情報にとどまらない価値観や文脈を読み解く力がつきました。また、大学の課外英語力強化プログラムや大妻マネジメントアカデミー(OMA)の幅広い講座などを活用し、語学力や教養、社会人基礎力も伸ばすことができました。

――今後の目標を教えてください。

将来的には、国際交流や文化発信に携わりたいと考えています。その第一歩として、海外進出を目指す企業で経験を積みたいです。海外事業の展開には、現地文化や価値観を理解する姿勢が欠かせません。この学科で培った多角的な視点と相手の文化に寄り添う力が、事業の中で必ず役立つと確信しています。また、学びの原点であるミュージカルを世界中で楽しみながら、その国ならではの文化や歴史、食などにも触れ続けていきたいです。

卒業生の声

東日本旅客鉄道株式会社

大北 さくらさん比較文化学科 アジア文化コース
2025年3月卒業/東京都立晴海総合高等学校出身

多様な価値観を尊重する学びが 仕事の基盤に

――比較文化学科を選んだ理由を教えてください。

中国留学の経験がある母の影響で、幼い頃から中華圏の文化に親しみがありました。高校時代に中国語を学び始め、台湾に友達と旅行したことでさらに関心が高まり、他国の文化や歴史をもっと知りたいと思うようになりました。この学科を選んだのは、他国の文化を学ぶだけでなく、日本の文化や歴史と比較して双方の理解を深めるという独自の学びに惹(ひ)かれたからです。多様な文化や考え方を理解しつつ、課題を解決できる人になりたいと思いました。

――現在の仕事を選んだ理由を教えてください。

鉄道窓口での切符販売や販売機の操作案内、改札業務、ポスター制作や駅構内でのアナウンス業務などに携わっています。鉄道のシステムは、切符の種類や駅員の対応など国によって異なります。海外旅行が大好きな私にとって、その国のイメージは鉄道に直結するという実感がありました。大学で異文化理解を深めるうちに、海外からの旅行者が「日本に来てよかった」と思えるシーンに関わりたいという気持ちが強くなり、この仕事を選びました。

――仕事のやりがいを教えてください。

駅では、日本の複雑な路線図や切符購入のシステムに戸惑う海外からの旅行者が後を絶ちません。切符や工程表に数字を書き添えるなど工夫して販売することで、「とても分かりやすい」「あなたに対応してもらってよかった」と喜ばれるときに、大きなやりがいを感じます。言葉や文化の壁を越えて、思い出づくりの一助を担えることが、この仕事の醍醐味(だいごみ)です。

――大学ではどのようなことを学びましたか。

台湾の歴史や社会を深く掘り下げたゼミ活動を通じて、相手の文化的な背景を想像する力を磨きました。「比較文化演習」の授業で台湾の記事を読み解き、その歴史的背景から国家というものを追究した経験も、他者理解につながっています。こうした力は、お客さまが何に困り、どんな情報を求めているのかを察知する上で欠かせません。マニュアル通りの対応ではない、相手の思いに寄り添う姿勢は、大学での学びが原点となっています。

――大学での学びはどのように生かされていますか。

比較文化学の根幹にある、異文化を理解、尊重して多角的に物事を捉える視点は、仕事の基盤になっています。また、3年次に学科独自の長期海外研修を経験し、その後、ワーキングホリデーを利用して1年間、台湾で暮らした経験も生かされています。鉄道社員や日本人にとっては当たり前のルールでも、海外のお客さまの立場に立って、ていねいに説明することを心掛けています。知識やコミュニケーション力を培った大学時代が今につながっています。

――今後の目標や抱負を教えてください。

直近の目標は、駅業務のプロフェッショナルになることです。窓口や改札だけでなく、訪日外国人旅行者専用カウンターの業務にも携わり、豊かな自然と山々、そして歴史に囲まれた長野を訪ねてくださる、外国人旅行者の増加に貢献できればと考えています。日本の魅力をより深く伝えるため、現在は通訳案内士の資格取得を目指して勉強中。心に残る旅行体験をより多くのお客さまに提供し、長野県の観光振興に力を尽くしたいです。

――大妻女子大学への進学を考える高校生にメッセージをお願いします。

比較文化学科には、留学や海外研修に挑戦する学生を後押ししてくれる環境があります。チャンスがあれば、ぜひ現地に飛び込んでみてください。私自身、台湾で主体的に行動したことで、語学学校だけでは得られない多くのことを学び、大きく成長できました。未来を切り拓くために大切なのは、失敗を恐れずに一歩踏み出す勇気。大妻で得られる知識と経験、多様な視点は、きっとあなたの世界を何倍にも広げてくれるでしょう。