大妻女子大学が「栄養ケア・ステーション」の拠点として認定
大妻女子大学が、公益社団法人日本栄養士会(以下「日本栄養士会」)が取り組む「栄養ケア・ステーション」事業において、「栄養ケア・ステーション(※)」の拠点に2025年3月に認定されました。
※管理栄養士・栄養士が栄養ケアを行う地域密着型の拠点として日本栄養士会の認定を受けた事業所で、管理栄養士・栄養士が地域住民の方々の食に寄り添い、栄養ケアの支援と指導を通じて生涯にわたる実りある豊かで健やかな生活維持が可能な地域社会づくりを目的としています。
本学は管理栄養士および栄養士養成施設として食物学科管理栄養士専攻および同学科食物学専攻を有するだけでなく、現役管理栄養士ならびに潜在管理栄養士の実践的応用力の育成を目的とした「管理栄養士・栄養士スキルアップセンター」を設置しており、「認定栄養ケア・ステーション」を当該センター内に設置することで、学修・習得した知識やスキルを実践する場として活用できます。また、実践結果のフィードバックでカリキュラム評価が可能となり、翌年のカリキュラムに反映されるといった良好なPDCAサイクルが構築されることで在学生への高い教育効果が期待できるほか、早期に地域で必要とされる知識・技術を認識し、教育に反映することが可能となります。
さらに、当該センターの活動範囲を拡充し、地域住民の日常生活の場で栄養ケアを実施するほか、市区町村と連携し、地域で必要とされる管理栄養士・栄養士の人材派遣を担います。これらの事業を通じて、地域の栄養改善や健康増進を図りながら、地域に貢献することを目指します。
なお、2025年6月に「管理栄養士・栄養士スキルアップセンター」のホームページをリニューアルし、活動内容の詳細を公開予定です。