親子でさまざまなイベントを体験!「大妻さくら祭り2025」を開催
地域貢献・学術交流イベント「大妻さくら祭り2025」を、3月15日(土)に千代田キャンパスで開催いたしました。昨年から「大妻さくら祭り」と名称を変えて開催する本イベント。今回は、親子で“体験できる”イベントを数多く設けました。
また、同会場では「日常生活からSDGsを学ぼう~お譲り交換会~」も実施されるなど多くの来場者でにぎわい、入場者数は過去最多の1,030人となりました。
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開催に先立ち、オープニングセレモニーを実施しました。「オールチアリーディング・カンパニーLYNX」のパフォーマンスを皮切りに、「合唱団」と大妻中学高等学校から音楽部(中学)、コーラス部(高校)による演奏のほか、樋口高顕・千代田区長、屋敷和子・地域連携推進センター所長の挨拶があり、多くの来場者とともにお祭りらしい晴れやかなスタートとなりました。
小学生向けの恒例イベントは、教育効果が可視化されるよう「親子で学べる講座」と形態を変え、本学の教員8人が12講座実施しました。「楽しいストーリーメイキング」では、パネルシアターを用いて物語を制作する世界を体験。また、「AIってなに? ~使ってみよう、作ってみよう~ 子どもから大人まで知っておきたいAI講座」では、大妻ブックレットとの初のコラボ授業となり、中高生から大人まで多くの年齢層の方が参加し、基礎から展開されるAIの世界を一生懸命に学んでいました。
「手帖づくりワークショップ」では、過去の開催とはまた違った和紙や綴じ方を学ぶことができ、林原泰子・家政学部ライフデザイン学科専任講師が学科代表として開講した「缶バッジデザイン工房」では、受講者が様々なデザインの缶バッジを思い思いに制作している様子が見られました。
多摩キャンパスからの出張講座として、藏野ともみ・人間関係学部人間福祉学科教授による「街の中にある『見えていない』ことに気づく体験」「絵本読み聞かせ『おはなし木のみ』」を、課外活動団体からは、手話サークルひまわりによる「はじめての手話教室」を実施。同講座を通じて、通常千代田キャンパスでは学ぶことのできない福祉の世界を体験することができる貴重な講座となりました。
当日実施された手話講座の資料は下からご覧いただけます。
本学と連携協定を締結する団体等から、講座として、JALスカイ「JAL航空教室」、東京ステーションホテル「おもてなしのテーブルマナー」を、体験コーナーとしてJALスカイ「制服体験」、JALグランドサービス「ミニトーイングトラクター搭乗体験」「マーシャリング体験」を、出展ブースとして北海道美瑛町の物産展「『丘のまちびえい』の魅力発信」、広島県世羅町の物産展「里山の恵み豊かなまち『せら』」を実施しました。
今回、初めて近隣の「チュニジア共和国大使館」がブースを出展しました。民族衣装の試着ができるほか、国旗をデザインした折り紙、同国のお菓子の試食もでき、参加者は同国の魅力を堪能している様子が見られました。
課外活動団体からは、「千代田校学友会」「手話サークルひまわり」「Hand Madeサークル『belle époque』」「パネルシアター部」のほか、初参加の「オールチアリーディング・カンパニーLYNX」「バスケットボール部」を含む全6団体が参加。日頃の活動の成果を披露しました。
会場5階・6階のエスカレーターホール付近では、「俳句大賞入賞作品発表」「地域連携プロジェクト」のパネル展示を実施。休憩処として開放された教室では、安藤恭子・比較文化学部教授による「俳句の魅力」解説動画や「地域連携推進センター活動報告」が上映されました。
会場入口付近では、普段は大学校舎アトリウムで営業しているKOTAKA KITCHEN(コタカキッチン)が特別に出店。毎年人気の“おおつま ほいっぷ あんぱん”やパンの詰め合わせを買い求める来場者が列をなしていました。学生食堂kotacafé(コタカフェ)では、大妻さくら祭りに合わせた特別メニューを提供。利用者は学生食堂のひとときを満喫していました。
また、今年度の新たな試みとして、会場全体を楽しく回ってもらえるよう、「クイズラリー」を実施。各スポットでクイズに答え、一風変わった答えの選択肢を並べ替えてキーワードを完成させる仕組みで、途中でクイズラリー解答用紙の予定配布枚数がなくなるほどの人気となりました。正解すると景品をもらえる交換所では景品を楽しそうに選ぶ様子が見られました。
大妻女子大学博物館では、ワークショップ「瓶細工風桜色チャーム作り」を実施。また、常設展「大妻コタカ・良馬と大妻学院の歴史」が開催されました。
大妻さくら祭りの前日準備、当日運営について
会場の装飾は、前々日にバルーンアート同好会『ばろん。』のメンバーにより各イベント会場をサクラの花びらや風船の装飾で彩りました。
また、前日準備および当日運営は千代田校学友会と合唱団が担当。スタッフ全員で法被を着用し、お祭りの雰囲気を高めました。