| 基盤研究(B) | 着衣によるアレルギー症状の誘発機構の解明とかゆみ度の定量化着衣によるアレルギー症状の誘発機構の解明とかゆみ度の定量化着衣により皮膚にアレルギー症状を訴える人が年々増加している。我々は、これまでの研究成果により繊維表面の特性と皮膚への刺激がアレルギー症状発症の大きな要因であることが分かっている。本研究は、抗アレルギー効果が認められている合成繊維であるポリ乳酸と弱酸性ポリエステルを素材に用いて衣服を構成する布帛(繊維)の表面構造を変化させた試料布を調製し、3次元表皮皮膚モデルを使用して皮膚の安全性を評価する。また、試料布の水分率、熱伝率、濡れ特性,ゼータ電位などを調べ、被験者を用いた着用実験により皮膚の抗菌効果、皮膚pH、水分率などの結果からアレルギー症状発症の誘起因子を明らかにする。 CLOSE | 水谷 千代美 | 家政学部 | 教授 | R5~R8
(期間延長) |
項目反応理論の応用による民族服製作技術文化保存のための最適学習過程の探究項目反応理論の応用による民族服製作技術文化保存のための最適学習過程の探究消失の危機に直面する東南アジア諸民族の伝統民族服の製作技術を後世に残すことが研究目的である。80民族をカバーする民族服製作技術要素を抽出、数量化し、技術要素の難易度がより低いものから順次高い技術要素へと系統的に技術学習プログラムを項目反応理論を利用して形成し、これを実際の教育現場で検証する。本研究では80民族をクラスター化し、クラスターごとに一般化できる民族服製作技術伝承プログラムを提案する。 CLOSE
| 下田 敦子 | 人間生活文化研究所 | 准教授 | R5~R8 |
視線と身体の引き込みによる自己認知発達過程の再記述:質的および量的な縦断研究視線と身体の引き込みによる自己認知発達過程の再記述:質的および量的な縦断研究我々はこれまで乳幼児の自己認識を評価する課題として有名なマークテストを骨格検出と拡張現実(AR)によってクロス・リアリティ(XR)化し、身体表象の評価課題となる側面を見出してきた。本提案では、我々が開発したXRマークテストに視線計測の技術を新たに加え、自己映像、すなわち対象化された自己身体の制御獲得における視線の役割を検討する。さらに、自己像認知に至る前の幼児の、自他像に対する反応や親子遊びの様子を、家庭での動画撮影により縦断的に収集する。自他像に対する身体の使い方の個体内発達を追うことで、自己像認知を視線と身体の引き込みという観点から質的・量的に捉え直す。 CLOSE
| 宮崎 美智子 | 社会情報学部 | 准教授 | R5~R9 |
近現代日本の出産記録の歴史社会学的研究-リプロダクティブヘルスの実質化にむけて近現代日本の出産記録の歴史社会学的研究-リプロダクティブヘルスの実質化にむけて本研究は近現代日本における産婆・助産婦が行ってきた助産実践を助産録の分析と、出産主体となった女性の記録した「出産ノート」、および参考資料として産婆雑誌の分析を加え、助産実践を言語化していく。日本の出産の複眼的かつ歴史社会学的な再構成によって出産の医療化を批判的に検証する。さらに収集資料はデジタル化し次世代に継承することをめざす。具体的には産婆助産婦コレクションとしてNWEC女性アーカイブシステムにて提供していく。この研究は、JSPS KAKENHI 17K04151と21H00775の研究成果を踏まえたもので、社会学、文化人類学、助産学の共同研究によりこれを展開するものである。 CLOSE
| 大出 春江 | 人間生活文化研究所 | 特別研究員 | R6~R9 |
消費構造と家事労働に関する比較経済史的研究消費構造と家事労働に関する比較経済史的研究消費サイドに関する知見を経済史研究に位置づけるには、消費の場としての世帯に視点を置くことが一つの有力な切り口になる。家内生産論を下敷きとして、消費と家事労働の構造的な関連の歴史を定式化したデ・フリースの議論は、そこでの有力な参照軸であるが、本研究は、アジア(日本・中国)とヨーロッパ(ドイツ・イギリス)を対象に、定量的・定性的の双方のアプローチを含んだ実証研究によって、あらためて消費と家事労働の構造的な関係性を問い直すことを試みる。その成果を共通の枠組みのもとで統合することで、北西ヨーロッパの経験を超えた、より一般的な消費と家事労働に関する歴史理論の構築を目指す。 CLOSE | 谷本 雅之 | 社会情報学部 | 教授
| R7~R10 |
就学後の読み書き力の基盤を育てる継承日本語幼児に適した支援方法の開発就学後の読み書き力の基盤を育てる継承日本語幼児に適した支援方法の開発「学校言語(現地語)と親からの継承語(日本語)」という組み合わせで日本語を習得する補習校通学児が読み書き力を伸ばすことは容易ではない。就学前の日本語力が就学後の学習に影響するとの指摘があるが、就学前の状態はほぼ未解明である。本研究では、就学後の読み書き力の発達は就学前からの連続的な過程であると捉え、①就学前の萌芽的リテラシーの形成過程の特徴を解明し、それを踏まえて②就学後の読み書き力の基盤を育てる継承日本語幼児に適した支援方法を開発することを目的とする。これにより研究蓄積の少ない継承日本語力の発達における幼児期の重要性を示す学術的知見を提供でき、現場の実践の改善にも寄与できることが期待される。 CLOSE | 柴山 真琴 | 家政学部 | 教授 | R7~R11 |
保湿によるかゆみ緩和の機構と衣服への応用保湿によるかゆみ緩和の機構と衣服への応用
本研究は、皮膚の乾燥に起因するかゆみに着目し、天然保湿因子の種類による皮膚の保湿度の違いについて調べる。この際、皮膚のタイプ別に、乾燥肌、普通肌、アトピー性皮膚炎患者に分けて、皮膚のバリア機能の違いによる保湿成分の角質層への浸透度を明らかにする。さらに、最も保湿効果の高い天然保湿因子を含む繊維を選び、繊維製品としての保湿効果およびかゆみ抑制効果を明らかにする。皮膚の保湿がかゆみを緩和する十分条件であるのか、天然保湿因子が角質層へ浸透し角質水分量増加が必要条件となるのか、かゆみ緩和のメカニズムを明確にし、日常生活で着用するだけでかゆみを緩和する衣服の必要十分条件を明らかにする。 CLOSE | 水谷 千代美 | 家政学部 | 教授 | R8~R10 |
フィリピンに消えたキリシタン:近世スペイン領マニラにおける日欧華文化交流の諸相フィリピンに消えたキリシタン:近世スペイン領マニラにおける日欧華文化交流の諸相
現在フィリピンの首都であるマニラ周辺には16世紀終盤から17世紀前半にかけて当時国外ではおそらく最大の日系コミュニティーが存在していた。また同地には日系人のおよそ10倍程度の人口の華人コミュニティーも同居し、現地人以外に統治者としてのスペイン系やほかヨーロッパ系住民も多数おり、アジア太平洋地域の中では同時代日本とは対照的に極めて国際的な環境であった。本研究は、19世紀までに徐々に現地に溶け込み消えていった在比日系人の現地における役割や彼らの今に残る痕跡を明らかにすることを目的とする。 CLOSE | 渡邉 顕彦 | 比較文化学部 | 教授 | R8~R11 |
ポジショナリティに関わる認識と責任様態についての理論的・実証的研究ポジショナリティに関わる認識と責任様態についての理論的・実証的研究
集団間の権力が個人間に現れる諸相を捉えるポジショナリティについて、「事実の認識」「ポジショナリティ認識の経験」「集団内部の多様性」「ポジショナリティに関する責任」「異なる価値判断の競合」の5つの局面に焦点化して、日本と沖縄などの集団関係、ジェンダー、外国人や先住民問題などの多文化社会化、障害者問題の4つの領域から検討する。検討は理論分析、定性調査・定量調査を組み合わせて行う。社会学を中心としつつ、哲学や政治学、文化人類学や言語学などの視点も組み合わせて多角的な研究を行い、異なるポジショナリティにある人びとに発生する齟齬や係争の機序を明示し、協働の条件を提示する。 CLOSE | 池田 緑 | 社会情報学部 | 教授 | R8~R11 |
| 基盤研究(C) | 地域文化の伝統と継承-絵金作「芝居絵屏風」の制作と祭礼の活性化に関する研究-地域文化の伝統と継承-絵金作「芝居絵屏風」の制作と祭礼の活性化に関する研究-
本研究はこれまで注目されてこなかった絵金派の芝居絵屏風の小下図を基に、令和の時代に新たな芝居絵屏風の制作を行うと。さらにその方法を展覧会や論文などを通して広く発表し、一過性の研究ではなく次に制作を行う際の拠り所となることを目的としている。芝居絵屏風は昭和初期までに描かれたものを継承させることが精一杯で、新しく描くという発想自体がなかった。また、場当たり的な復元模写はあるが、本研究のように画家の経験と自然科学的な客観性に基づいて行う手法で芝居絵屏風を制作した事例はない。とりわけ本研究のように彩色されていない小下図を基に芝居絵屏風を制作することは全く新しい視点からの研究手法として創造性がある。 CLOSE | 野角 孝一 | 家政学部 | 准教授 | R4~R8
(期間延長) |
化学と環境・歴史・倫理の融合を目指した教育コンテンツの開発と実践化学と環境・歴史・倫理の融合を目指した教育コンテンツの開発と実践 環境を含む科学技術政策等の意思決定に参加する市民には、地球環境に配慮し且つ過去の化学兵器の利用等による化学の負の側面への理解を深めた人間性と高い倫理観が求められる。一方で、急激に変化する社会情勢に対応できる市民の育成手法として、文理が融合した統合的な思考力を修得するための教育が重要視されている。本研究では、化学を軸に環境、歴史、倫理、法律などへのつながりを示した大学教養科目レベルの教育コンテンツを開発し、授業や市民公開セミナーなどにて実践使用する。また、探究型授業を行う上での研究倫理に関する教育コンテンツを開発し、これらの普及・浸透に向けての活動を行う。 CLOSE | 四ノ宮 美保 | 社会情報学部 | 教授 | R4~R8
(期間延長) |
近代日本における洋式製本の移入と定着近代日本における洋式製本の移入と定着本研究は、日本に洋装本が登場してから定着するまでの19世紀後半から20世紀初頭までを範囲として、書物製作の技術と書物に対する意識の変遷を関連付けつつ、近代日本の洋式製本移入史を構築することを目的とする。具体的には、①解体調査を含めた書物の実物調査によって、洋式製本移入期の技術的な実態と日本における技術的展開の過程を明らかにする。②製本語彙の語彙史的調査および書店の目録や出版広告の調査を行うことによって、洋式製本移入に伴う職人・書肆・読者における書物の用法や書物観の変容を明らかにする。③官民の初期洋装本刊行の出版史的な調査を①と接続することによって、洋式製本の移入と展開を歴史的に跡づける。 CLOSE | 木戸 雄一 | 文学部 | 教授 | R5~R8
(期間延長) |
日本人の共生意識に基づいた子育て・子育ちのための共生型集住に関する研究日本人の共生意識に基づいた子育て・子育ちのための共生型集住に関する研究本研究は、日本に洋装本が登場してから定着するまでの19世紀後半から20世紀初頭までを範囲として、書物製作の技術と書物に対する意識の変遷を関連付けつつ、近代日本の洋式製本移入史を構築することを目的とする。具体的には、①解体調査を含めた書物の実物調査によって、洋式製本移入期の技術的な実態と日本における技術的展開の過程を明らかにする。②製本語彙の語彙史的調査および書店の目録や出版広告の調査を行うことによって、洋式製本移入に伴う職人・書肆・読者における書物の用法や書物観の変容を明らかにする。③官民の初期洋装本刊行の出版史的な調査を①と接続することによって、洋式製本の移入と展開を歴史的に跡づける。 CLOSE | 大橋 寿美子 | 人間共生学部 | 教授 | R5~R8
(期間延長) |
モバイル顕微鏡を用いた新たな海洋教育実践例の提案モバイル顕微鏡を用いた新たな海洋教育実践例の提案本研究では、初等教育において、学校内の授業で取り入れることができ、かつ子どもたちが主体的かつ体験的に取り組むことのできる新たな海洋教育実践例を構築し、海洋教育の裾野を広げていくことを目的とする。
具体的には、入手しやすい海産物を教材とし、タブレットに装着して使用するモバイル顕微鏡を活用した授業の実践例を構築する。さらに授業の前後で子どもたちの海洋リテラシー(海に関する知識や理解)などを問うアンケート調査を行い、授業実践の効果について検証しながら、内容の改善を図る。
以上のような取り組みを通じて、海洋教育の裾野拡大に有効な実践例の構築を目指す。 CLOSE
| 細谷 夏実 | 社会情報学部 | 教授 | R5~R8
(期間延長) |
タゴール仏教文学とその思想的背景―英語文学が繋ぐタゴールと近代日本仏教タゴール仏教文学とその思想的背景―英語文学が繋ぐタゴールと近代日本仏教ラビンドラナート・タゴールは、詩人としてのみならず思想家としても高い評価を受けているが、その特色は大乗仏教についての深い理解にあった。だが、その背景と原因については、これまでほとんど論じられることがなかった。
本研究は、タゴールの独自の思想形成の背景にあったものが、岡倉天心をはじめとする日本の思想家たちとの親密な交流であり、彼らが著した膨大な英文の著作であり、そこに見られる大乗仏教の独自の解釈であったことを明らかにするとともに、19世紀後半から20世紀初期の時代において、国境を越えたアジアの思想交流に果たした英語文学の重要な役割に光を当てようとするものである。 CLOSE | 大平 栄子 | 人間生活文化研究所 | 特別研究員 | R5~R8
(期間延長) |
企業の環境認識と組織アイデンティティに関する理論的・経験的研究企業の環境認識と組織アイデンティティに関する理論的・経験的研究本研究では、企業ドメインの概念定義の精緻化と、企業成長・組織変革といった経営成果との関連性ついて、理論的・経験的な研究・考察を行うことを目的としている。先行研究では、組織ドメインの概念定義は十分に検討されてこなかった。本研究では、先行研究の体系的なレビューを踏まえて、企業ドメインの概念定義に関する理論的検討を行うとともに、事例研究による経験的研究によって、企業ドメインが企業成長・イノベーションなどの成果に結びつくメカニズムに関する理論仮説を構築することを目指している。 CLOSE | 網倉 久永 | データサイエンス学部 | 教授 | R5~R8
(期間延長) |
加工食品に着目した食事評価法と簡便な食事法-日本版Plate Method-の構築に関する研究加工食品に着目した食事評価法と簡便な食事法-日本版Plate Method-の構築に関する研究糖尿病の食事療法において、自宅での調理を前提として食材の組み合わせを示す指導が難しくなっている。調理の手間をかけずに満足感を得られる加工食品の利用が増えていることが一因とされる。高度に加工処理された食品を多く摂取する人の食事の質は低く、生活習慣病にも罹患しやすいことが報告されている。
本研究では、日本の食生活において高度な加工食品をどのように分類するかを検討したうえで、糖尿病患者における加工食品摂取と疾病管理との関連を明らかにする。次に、加工食品の摂取が多くなりやすい多忙で調理技術が低い者でも実践できる食事法として日本版Plate Methodを確立し、血糖高値の対象者に対する効果を検証する。 CLOSE | 深津 章子 | 家政学部 | 准教授 | R5~R8 |
再生可能エネルギーとモビリティの効率的接続に関する制度設計の経済学的研究再生可能エネルギーとモビリティの効率的接続に関する制度設計の経済学的研究本研究では、エネルギー消費効率の改善や環境負荷の低減を目的として、太陽光発電と蓄電池、電気自動車を統合したシステムの普及を促進する税制や料金体系、規制とは何かを解明する。その際、消費者が現在と将来の費用をどのように評価するのかに着目し、導入段階の補助金と運用段階の税制のどちらが普及に効果的なのかを実証的に分析する。そして、長期的な視点に立った普及政策の効果を反実仮想シミュレーションにより検証する。 CLOSE | 荒川 潔 | 社会情報学部 | 教授 | R5~R8 |
冷戦期、太平洋地域におけるアメリカ軍事・民間航空政策に関する研究冷戦期、太平洋地域におけるアメリカ軍事・民間航空政策に関する研究本研究は、1945年から1974年の「フライ・アメリカ法」成立までの太平洋地域おけるアメリカ航空政策を考察することを目的としている。「フライ・アメリカ法」とは、アメリカ政府関連で海外に渡航する場合に、アメリカ合衆国の航空会社を使わなければならないというもので、アメリカ政府が標榜してきた自由競争に反するような政策である。なぜこのような法律が制定されたのかを明らかにするために、本研究は、アメリカ政府による民間航空会社の軍事動員とその解除がもたらしたアメリカ民間航空会社の苦境と、それに対する日本航空の競争力の強化について研究するものである。 CLOSE | 高田 馨里 | 比較文化学部 | 教授 | R5~R8 |
古代中世宮廷女性の生活空間と儀礼-舗設の復原と後世における伝承過程-古代中世宮廷女性の生活空間と儀礼-舗設の復原と後世における伝承過程-代表者は、11世紀から13世紀頃を中心に、女性が参加した儀礼と生活の空間、舗設の復原的研究を推進する。特に、打出・几帳・御帳などの使い方を分析する(赤澤)。
研究分担者は、絵画・古典籍の所在把握、調査時の史料の筆跡や年代把握、知見の提供、各史料の制作環境、空間を構成する襖・屏風・杉戸の画中画について分析する(河田)。また、宮廷主題の絵画及び、近世宮廷絵師の古典主題の絵画の図像、調度・工芸品の意匠、宮廷女性の生活文化等の分析を担当する(大口)。舗設や衣服の染織品の文様・形状・色彩・装飾などを分析し、平安時代中期から後期、院政期・鎌倉時代における、唐風から和風、変容までの過程を分析する(伊永)。 CLOSE | 赤澤 真理 | 家政学部 | 准教授 | R5~R8 |
高齢者の下部尿路症状を予測する遂行機能評価と介入法の開発高齢者の下部尿路症状を予測する遂行機能評価と介入法の開発本研究は、介護者・要介護者双方にとって心身の負担が大きい排泄に係る問題(下部尿路症状:Lower Urinary Tract Symptoms:LUTS)に焦点を当て、一般高齢者から要介護高齢者を対象に排泄自立の維持に有効な評価および介入法の開発を目指す。そのために、申請者が既に見出している(1)LUTSを予測する遂行機能評価とその応用可能性の追検討および排泄問題の実態調査、客観的な裏付けを得るための(2)MRIによる脳画像解析を駆使したLUTSの高次神経基盤の解明、そして、以上(1)(2)の成果を踏まえた(3)排泄自立へ向けた介入プログラムの作成および介入法の検証を5ヵ年計画で行う。 CLOSE | 原野 かおり | 人間関係学部 | 教授 | R5~R9 |
発酵性食物繊維摂取による高脂肪・高タンパク質誘発性の腎機能低下の抑制効果の検証発酵性食物繊維摂取による高脂肪・高タンパク質誘発性の腎機能低下の抑制効果の検証本研究では、軽度の腎障害を誘発したマウスを用いて、高脂肪・高タンパク質食による腸内細菌叢の乱れとその代謝産物の動態を調べ、発酵性食物繊維の摂取によりこれら悪影響を改善できるかを検証する。次に、デキストラン硫酸誘発性の腸管透過性を亢進させたマウスを用いて高脂肪・高タンパク質食による腸内毒素の産生と腎機能への影響、ならびに発酵性食物繊維による制御を検証する。発酵性食物繊維は、発酵特性の異なる複数の素材を検討する。高タンパク質食を否定するのではなく、メリットを活かしてデメリットを制御するエビデンスを提供し、新たな食事療法を提案する。 CLOSE | 青江 誠一郎 | 家政学部 | 教授 | R6~R8 |
障害や困難を抱えるこどもの声を聴くための早期ダイアローグに関する研究障害や困難を抱えるこどもの声を聴くための早期ダイアローグに関する研究本研究では、声をあげにくいこども、特に障害や困難を抱えるこどもの声を聴くため、フィンランドで開発された、早期ダイアローグ(以下、ED)を実践し、①こどもの意見、声を聴く前に、大人がEDを通して「声を聴いてもらう」「声を発する」体験をすることの意義、②障害や困難を抱えるこどもにとってのEDの効果、③EDにおけるファシリテーターの役割と在り方、以上について検討することを目的とする。
本研究の成果は、ともに社会を創るパートナーとしての聴き手となる、こどもに関わる大人を支え、障害や困難を抱えるこども障害や困難を抱えるこどもたちの『声』に耳を傾けるという、意見形成支援と意見を聴く文化の醸成が期待できる。 CLOSE | 高橋 ゆう子 | 家政学部 | 教授 | R6~R8 |
算数科・理科の学習における児童が転移させる基盤となる「知識」は何か算数科・理科の学習における児童が転移させる基盤となる「知識」は何か本研究は、「子供は、いかなる基盤となる「知識」を転移させ新たな「知識」を創る学びを算数・数学や理科で行っているのか。こうした学びを行う上で、算数・数学や理科においてはどのような「知識」を転移させているのか。」を明らかにすることである。具体的には、①算数・数学の「数と計算」及び理科のエネルギー領域において子供はもつ「知識」を想定し指導展開を組み、授業を行う。②想定した「知識」を子供は、転移させて新たな「知識」を創り出す学びを行っていけるのかを検証する。③個々の子供がもつ「知識」を紐解き、算数・数学の「数と計算」並びに理科のエネルギー領域における基盤や基底となる「知識」を明らかにする。
CLOSE | 石井 雅幸 | 家政学部 | 教授 | R6~R8 |
保育実践の質向上への転換を図る保育者の専門性開発に関する研究保育実践の質向上への転換を図る保育者の専門性開発に関する研究近年の保育の質をめぐる議論は、主に量的(業務量や配置基準等)な側面からの議論が多い。それに対し、本研究では、これらの議論の基底に横たわる潜む本質的な保育の質にまつわる課題をとらえることを目指す。保育実践の背景として潜在的に存在する保育者の「観念」を捉え、これを視覚化するプロセス並びに方法について検討する。近年では、不適切な事案や重大なインシデントの話題も絶えないが、これらにも保育者の「観念」が潜在的に影響していることが考えられる。保育者の観念をキーワードに、保育者の専門性開発の考え方を用いて、組織的に吟味、改善していくプロセスをモデル化し、明らかにする。
CLOSE | 坂田 哲人 | 家政学部 | 准教授 | R6~R8 |
1950年前後の女性雑誌を中心とした〈女子大生〉と〈BG〉表象をめぐる総合的研究1950年前後の女性雑誌を中心とした〈女子大生〉と〈BG〉表象をめぐる総合的研究本研究では、1950年前後の女性雑誌を中心に、(1)〈女性解放〉という枠組みの問い直し、(2)1950年前後の女子大学創設および〈女子大生〉をめぐる言説の分析、(3)社会と女性の関わりを語る際の〈BG〉=〈ビジネスガール〉をめぐる言説の分析を行う。戦後、復刊・創刊した雑誌の中で〈女性解放〉はいかに語られたのか、そして、学び・働くために歩み出した多くの女性たちがどのように表象されたのか、戦後社会の幕開けを象徴する〈女性解放〉の内実を、文学表現を含め当時の言説から多層的に捉えることで女性表象の有様を解明する。 CLOSE | 井原 あや | 文学部 | 准教授 | R6~R8 |
ミャンマー連邦共和国における民主化政権の教育遺産とその継承に関する研究ミャンマー連邦共和国における民主化政権の教育遺産とその継承に関する研究民政移管された2011 年以降、ミャンマー連邦共和国では国際水準の教育をめざした大規模な教育改革が進められてきたが、2020年度はコロナ禍で丸1年以上教育は停滞した。さらに、2021年2月に起きた軍部クーデターにより、政権を握ったSAC(国家行政評議会)と政権を追い出された旧政権が樹立したNUG(国民統一政府)との軍事的争いが勃発し、社会は分断され、教育は危機的状況に陥っている。大改革を短期間に進めて得た様々な教育成果(今後に残る遺産)を総括し、それが今後どう継承され、生かされるかの見通しを多方面から検討する。 CLOSE | 牟田 博光 | 人間生活文化研究所 | 特別研究員 | R6~R8 |
思春期の危機における若者を支える社会関係資本と居場所・地域空間に関する研究思春期の危機における若者を支える社会関係資本と居場所・地域空間に関する研究アイデンティティ危機に直面する若者の受け皿が地域にないという都市計画上の不備に着目し取り組んだ研究は未だない。よって思春期のアイデンティティ危機(以降、思春期の危機という)は主体性の確立の契機でもあり、それを支える社会関係資本がそなわった居場所等の地域空間を探ることを目的とする。そのために国内外において居場所となる空間とその社会関係資本の実態と変遷、また新たな地域参画の行事や活動の調査を通じて、3つの指標軸(空間的居場所、地域参画機会、社会関係資本)で分析し、思春期の危機を受け止め、主体形成への転換へと支援する社会関係資本がそなわる居場所、地域空間の要因を探る。 CLOSE | 木下 勇 | 人間生活文化研究所 | 特別研究員 | R6~R8 |
児童生徒の心停止の救命率改善に向けた疫学研究:網羅的データベースの構築と分析児童生徒の心停止の救命率改善に向けた疫学研究:網羅的データベースの構築と分析我々がこれまでに構築した日本全国の学校で発生した心停止を網羅するデータベース(SPIRITSデータベース)に新規データを追加し、また他のデータベースとの連結を図る。これにより、以下の4つの課題をテーマとして研究を実施する。
①気象や環境汚染物質等の環境要因と心停止発生との関連の検討
②生命にかかわるアナフィラキシーショックの発生と現場対応の実態把握
③コロナ禍による心停止の発生状況や現場での救命行為の変化の検討
④運動中に起こる心臓震盪の発生状況と生命予後の実態把握 CLOSE | 清原 康介 | 家政学部 | 教授 | R6~R9 |
越境する「日本型教育」の拡散・借用・再文脈化過程の動態的研究:EDU-Portを事例に越境する「日本型教育」の拡散・借用・再文脈化過程の動態的研究:EDU-Portを事例に本研究では、文部科学省が立ち上げた官民連携の「日本型教育の海外展開事業(EDU-Port)」の枠組みにおいて、「日本型教育」として開発途上国に輸出されている教育実践が、モデルの輸入国において拡散・借用・再文脈化されるダイナミズムを実証的に解明する。具体的には、ベトナムを事例とし、現地での聞き取り調査を通じ次の3点を検証する。すなわち、(1)現地の日本関係者(日本大使館、JICA、JETRO、日本事業者の現地法人)が教育モデルの拡散に果たした役割、(2)ベトナム側による「日本型教育」借用の政策的意図と過程、(3)教育モデルの受容・再文脈化とその過程におけるベトナム側当事者の主体性・従属性である。 CLOSE | 興津 妙子 | 文学部 | 教授 | R6~R9 |
アメリカ公立図書館児童サービスに関する批判的・歴史的研究と失われた記憶の再生アメリカ公立図書館児童サービスに関する批判的・歴史的研究と失われた記憶の再生アメリカ公立図書館における児童サービスの形成・確立・発展期である19世紀末から20世紀初頭を中心に、(研究課題1)児童サービスの思想、(研究課題2)児童サービスの実践、(研究課題3)児童サービスの組織・指導者という3つの研究領域を設定し、児童サービス全体にジェンダー、階級、人種、権力関係が浸透していた現実を探究する。それらの成果を土台として「児童サービスの理想と現実の確執」の解明を目指す。その結果、児童サービスの研究にジェンダー、階級、人種、権力関係の考察が不可欠なことを示し、現在及び、将来に向けて児童サービスの理論と実践に寄与することを研究目的とする。 CLOSE | 中山 愛理 | 文学部 | 准教授 | R6~R9 |
環境と調和した国産コーヒーの栽培環境と栽培手法の探求環境と調和した国産コーヒーの栽培環境と栽培手法の探求コーヒーは環境への負荷が高い農産物として知られているが、栽培方法によっては森林との共生が可能であり、熱帯ではアグロフォレストリーの構成種の一つとなっている。そして沖縄県では、周辺環境と調和して栽培されることが多い。世界的な需要増による供給不足と昨今の国際情勢から農産物の自給率アップに寄与するために、また農業による地域経済の発展や耕作放棄地の増加などの地域環境問題の解決のためにも、その増産が望まれる。本研究は、国内コーヒーの生産地の中で、沖縄県における環境と調和したコーヒーを栽培する農園に焦点を当て、コーヒー結実のための栽培環境、コーヒー栽培手法などを明らかにすることを目的とする。 CLOSE | 甲野 毅 | 家政学部 | 教授 | R6~R10 |
美的達成を反快楽主義の立場から再検討する:非エキスパートの教育という観点から美的達成を反快楽主義の立場から再検討する:非エキスパートの教育という観点から本研究は美的価値の規範問題をめぐる論争を、教育論の観点から再検討する。
本研究では、理想的観賞者の快楽を軸としていたエリート主義的な美的価値論・美的判断論を改訂し、非エキスパートの成長・教育を説明できる実践的な理論をつくることを目指す。
研究は、A)美的知覚の理論化、B)美的理由の検討、C)美的教育論の改訂という、三段階で進められる。本研究の独自性は、非エキスパートの成長を説明するために徳の涵養と美的領域の拡張という徳美学の論点を導入する点、および、近年の反快楽主義者たちが見逃している「美的謙虚さをベースとした他者理解の喜び」という論点を組み込む点にある。 CLOSE | 森 功次 | 国際センター | 准教授 | R6~R10 |
日本企業の多面的対中国経済関係に関するミクロデータ計量実証分析日本企業の多面的対中国経済関係に関するミクロデータ計量実証分析本研究は、日本企業が中国との間でどのような経済関係を有しているのかを把握することを目指す。財の輸出入にとどまらず、今日の企業は、サービス貿易、海外直接投資、業務のアウトソーシング等の多面的な取引を行っている。財の貿易については、貿易統計が詳細な品目分類で相手国別にデータを蓄積しており、経済産業省企業活動基本調査がモノの輸出・輸入を調査項目に含めており、特に中国については国を別掲したデータの利用も可能である。しかし、それ以外の国際分業形態については、国際収支統計においてごく粗い分類の数値が公開されているにとどまる。本研究では、これら多面的関係につき実態把握を行う。 | 冨浦 英一 | データサイエンス学部 | 教授 | R7~R9 |
労働市場の変化と家族形成労働市場の変化と家族形成未婚男女の家族形成意欲の低下という最近の日本の顕著な変化の背景に何があるのか、その要因として労働市場に着目する。米国ではすでに1970年代から妻の就業が世帯の格差拡大に寄与したと指摘されてきた。一方日本では2015年頃までは妻の就業が世帯の不平等を縮小するという分析が多かった。しかし最近では、日本でも夫婦とも正社員の世帯が増加する一方で、訓練機会が乏しい非正規雇用が若い男女に広がっている。それは家族形成意欲とどうかかわるのか。個人や世帯の収入の不平等の意識と実態について計測を行う。そして正社員と非正社員で分かれ、後者に女性が多い日本の二重労働市場の実態と、その解消に向けた政策について考察する。 | 永瀬 伸子 | データサイエンス学部 | 教授 | R7~R9 |
ファミリービジネスの企業家活動による事業変革と地域活性化に関する実証的研究ファミリービジネスの企業家活動による事業変革と地域活性化に関する実証的研究地域の資源を基に課題を克服し、経済的、社会的価値を創出するにはアントレプレナーシップ(企業家活動)によって地域の独自性や優位性を実現できるイノベーション創出が必要である。
本研究は、地域を拠点に長く事業展開するファミリービジネスが、ファミリービジネスの特性に関わる資源の蓄積、企業家活動と事業変革を通じていかなる新機軸を打ち出し、地域の経済再生と活性化にどのような役割を果たすかについて、経営者への聞き取りによる実地調査を基に公表資料を併せた内容分析・テキストマイニングで比較し、企業年齢、規模、創業以来の理念、何代目の経営者か、外部株主等に関するデータなどを併せた定量的・定性的分析によって考察する。 | 山田 幸三 | 社会情報学部 | 教授 | R7~R9 |
心理療法におけるポジティブ感情の感情調節介入モデル構築とその実証的検討心理療法におけるポジティブ感情の感情調節介入モデル構築とその実証的検討ポジティブ感情調節不全への心理的介入の理想的なプロセスを明らかにすると同時に,それがどのような効果を及ぼすのかを,対照群を用いセラピスト要因を可能な限り統制する形で,実証的に明らかにすることを目的とする。これにより介入ユニットとしてのポジティブ感情調節の技法が確定され,今後の臨床研究や感情研究,さらに何よりも臨床現場での応用に資すると考えられる。 | 福島 哲夫 | 人間共生学部 | 教授 | R7~R9 |
xR環境での弓競技のリアリティ向上に関する研究xR環境での弓競技のリアリティ向上に関する研究本研究はアーチェリーや弓道などの弓を用いた体験を、xR(VR/AR/MR)技術によって限られた空間でも安全かつ高いリアリティで再現・拡張することを目的とする。従来のxR研究では体験は射撃動作のみに限定され、実競技との関連性、客観的評価、リアリティが不足していた。そこで本研究では①MRによる現実との融合でアスリートへの有意なフィードバックを実現し、②UXデザインを通して射撃前後を含む広範なセンシングと評価を行い、③新たな競技の創出とその客観的評価を目指す。評価には実道具と制作デバイスの比較、生体計測や慣性センサ、映像分析へのAI活用を通じて、UI/UX開発と身体性の理解に貢献する。 | 安本 匡佑 | 社会情報学部 | 教授 | R7~R9 |
テーミングを用いたAR表示による体験の変化に関する研究テーミングを用いたAR表示による体験の変化に関する研究視覚的なAR(Augmented Reality)表示の際に,テーミングの技術・考えを用いることで,表示を見た人の行動・思考への影響があるのではないか?影響を活用できるのではないか?という考えのもと研究を進める.例えば,部屋内にゴミが落ちているAR表示をしたら非表示後も部屋が汚れている印象になるのではないか,廊下が濡れているAR表示をしたら非表示後も濡れているように見えた場所を避けて歩くのではないか,といった考えである.テーミングとは特定のテーマやコンセプトに基づいて,製品,サービス,イベント,空間,デザインなどを統一的にデザインする手法のことである. | 磯山 直也 | 社会情報学部 | 准教授 | R7~R9 |
世代を跨るコミュニケーションを促進する情報ゲートウェイ世代を跨るコミュニケーションを促進する情報ゲートウェイ遠隔コミュニケーションにおける世代間のツール利用格差は顕著である。新しい魅力的なコミュニケーションツールが若者を中心に受け入れられると、以前のツールからコミュニケーションの場が置き換わり、メッセージ表現も変わる。旧来のツールしか利用できない高齢者をはじめとするユーザはコミュニケーションの外に置かれ、取り残されてしまう。
本研究では、様々なツール間のメッセージを相互流通し世代間のコミュニケーションを促進する仕組みについて検討する。具体的にはメッセージ伝達の過程に新たに構築する情報ゲートウェイを配置し、メッセージを変換して、受け手に適切に伝わるメッセージ表現に再構成する仕組みを実現する。 | 田中 清 | 社会情報学部 | 教授 | R7~R9 |
再生エネルギー・環境問題の理解を支援する潮流発電装置及びカリキュラムの開発と評価再生エネルギー・環境問題の理解を支援する潮流発電装置及びカリキュラムの開発と評価日本や世界のエネルギー情勢や環境問題に関する科学的理解を促しながら,社会の基盤となるエネルギー・環境問題を科学的に思考・判断し,それらを評価・活用する力を育成することを目的とする。資源の少ない我が国で,純国産のエネルギー源として沿岸を流れる予測可能な潮流に着眼し,潮流の運動エネルギーを利用した潮流発電を題材として設定する。潮流発電に関する実験装置(教具)を開発し,それらを活用した再生可能エネルギーに関する体験的な学習を通して,エネルギー問題や発電技術,環境問題などの様々な技術的課題の解決方法を考察することで,発達段階に応じた科学的な認識を形成し,技術を適切に評価・活用する能力を身につけさせる。 | 山本 利一 | 社会情報学部 | 教授 | R7~R9 |
旧英領カリブの「白人」のエスノグラフィー: 少数派としての白人性構築過程の究明旧英領カリブの「白人」のエスノグラフィー: 少数派としての白人性構築過程の究明白人性とは時と場所により異なる意味を持つ流動的な概念であり、多くの場合、非白人に対する根拠のない差異と優越性の信仰、社会的・経済的特権を含意する白人の意識である。本研究は、旧英領カリブ3島(トリニダード・バルバドス・ジャマイカ)における白人性が異なることを解明した先行研究に基づき、歴史・文化的な類似点、地理的な共通点を持つ上記3島で「なぜ」「どのように」異質な白人性が構築されているのかを明らかにする。本研究はヨーロッパ系市民のクレオール化の過程に着目し、参与観察と複合的な社会階層・階級、ジェンダー、人種間の軋轢などをテーマに据えた、ヨーロッパ系市民個人による経験の語りの分析を行う。
| 伊藤 みちる | 人間共生学部 | 准教授 | R7~R10 |
小・中学校を連携した理科教員の養成を目指した基礎研究小・中学校を連携した理科教員の養成を目指した基礎研究小学校教員が理科に対して苦手意識が強いことが問題となっている。そのためには、子どもの側から小中学校の理科の学びのつながりを考えて授業を構想できる教員の養成が求められる。そこで、すでに中学校理科の教員養成を行っている本学の理科の基礎実験や理科教育法と理科指導法を結び付ける科目内容の見直しを図ることを行っていく。
この研究を通して、義務教育における理科を中心としたカリキュラムの見直しを図り、小学校においては理科に自信をもって授業づくりを行ったり、中学校において小学校との学びを意識したりした授業づくりを行える教員を養成できることを期待している。 | 笹川 康子 | 家政学部 | 教授 | R7~R10 |
意識障害のある特養入居者に対する生理的指標を用いた離床ケア評価手法の構築意識障害のある特養入居者に対する生理的指標を用いた離床ケア評価手法の構築本研究は、意識障害がある特別養護老人ホーム(以下、特養)入居者に対する離床ケアを、生理的指標を用いて見直す評価手法の構築をめざしている。我々は、意識障害がある特養入居者のストレスに焦点を当て、ケアの前後で唾液アミラーゼの値を測定してきた。検定の結果、有意なストレス上昇がみられたのは、離床ケアであった。しかし、離床によるストレス上昇の理由は、さまざまなストレス要因が想定されたものの、個別のストレス要因を特定できなかった。また、唾液量の少ない方に対する測定の限界にも直面した。そこで、唾液アミラーゼ値に加えて心拍変動の測定を併用して、意識障害のある特養入居者の離床ケアの評価を行うこととした。 | 井上 修一 | 人間共生学部 | 教授 | R7~R10 |
敏感性の高い子どもの食事を支える超職種型協働プロセスの解明:園内外の協働を視点に敏感性の高い子どもの食事を支える超職種型協働プロセスの解明:園内外の協働を視点に
近年、敏感性の高い子ども(Highly Sensitive Child:HSC)への関心が高まっている。HSCは感覚の閾値が低いとされ、味や匂いへの過敏さから偏食を示すことがある。しかし、保育所等におけるHSCに関する認知は未だ浅く、特に生命保持に不可欠な食事に関しては特性に応じた配慮が十分とは言い難い現状があり、子ども固有の特性の理解に基づいた職種を超えた協働の実現が急務である。そこで本研究では、保育所等における敏感性の高い子どもの食事を支える職種を超えた協働プロセスを解明し、園内外の協働が実現しうる超職種型協働モデルを提示することを目指す。 | 遠藤 純子 | 家政学部 | 准教授 | R7~R10 |
談話・テクストの意味の理解に関わる構文的知識の研究談話・テクストの意味の理解に関わる構文的知識の研究構文的知識が、一文の意味の理解のみならず一文を越えた連文・談話・テクストの意味の理解に貢献することを明らかにする。構文の中でも、意味の理解に先行文脈の情報が不可欠な《格述語構文》の①容認度の低い主格名詞述語構文、②主格動詞構文・対格動詞構文の格の接続詞化、③従属節で文が終了する後置構文・中断節構文の三種を考察する。また、③の他、文が終わらずに節のまま連鎖していく《節連鎖》現象を考察し、日本語学研究において「連接構文」と呼ばれ歴史的に和文の特徴とされた現象が、現代日本語にどのように引き継がれているかを明らかにする。「連接構文」の理論的考察を行うとともに、最終的に一般言語学的な構文理論を深める。 | 福島 みどり | 文学部 | 教授 | R7~R11 |
環境DNAを用いたメタ群集・生物階層横断的アプローチによる河川魚類多様性の理解環境DNAを用いたメタ群集・生物階層横断的アプローチによる河川魚類多様性の理解本研究は、離島河川の魚類群集を対象に、水中に含まれるDNA(環境DNA)を用いて生物多様性の空間構造を高精度に解明するものである。独自に開発した配列フィルタリング法により従来困難であった誤配列の影響を大幅に低減し、種多様性と遺伝的多様性の同時評価を可能にする。佐渡島の河川を対象とした解析により、多様性の分布と環境条件や生息地連結性との関係を統合的に明らかにし、群集形成の理解に新たな枠組みを提示する。 | 小関 右介 | 家政学部 | 教授 | R8~R10 |
熟練教員の暗黙知モデル・貢献度可視化・LLM動的介入によるPBL支援システム構築熟練教員の暗黙知モデル・貢献度可視化・LLM動的介入によるPBL支援システム構築本研究は、PBL(Project/Problem Based Learning)授業における議論の停滞や参加者の偏在、教員間のファシリテーション能力の差による教育効果の不均衡を解消することを目的とする。目的を達成するために、熟練教員の暗黙知を形式知化し、LLMによる動的介入を可能にする支援システムを構築・評価する。発言・提出物ログを解析し、貢献度や進捗を可視化して停滞や偏りを自動検出し、LLMが要約や質問、課題提示を行う。学習分析・暗黙知抽出・LLMによる動的介入を統合し、問題解決型学習の質保証と学習機会の公平化に貢献する。 | 広瀬 啓雄 | データサイエンス学部 | 教授 | R8~R10 |
データサイエンス教育における共感育成型PBLプログラムとそのDEI効果測定データサイエンス教育における共感育成型PBLプログラムとそのDEI効果測定データ分析偏重に陥りがちなDS(データサイエンス)教育を転換し,共感育成を核とするPBLを提案する.DS倫理を題材に,共感とDEIの効果を可視化する評価手法を確立し,中高生を含む多様な学習者が参画できるデータ思考教育を実現する.これにより,学習機会の格差を低減し,誰一人取り残さない社会の実現に資する包摂的なDS教育基盤の構築を目指す。 | 小野 陽子 | データサイエンス学部 | 教授 | R8~R10 |
仏教文学としてのタゴールと天心の意義ー大乗仏教と英語文学が交差する場からの視座仏教文学としてのタゴールと天心の意義ー大乗仏教と英語文学が交差する場からの視座
天心とタゴールに共通する「大乗仏教」、両者をつなぐ「英語文学」に着目し、その関係性の解明によって、英語文献を媒体とするアジア全域を視野に収めるダイナミックな思想の交流を解明し、そうした潮流の上に、天心とタゴールを含むアジアの近代文学の新しい動きを位置付ける。その上で、その運動を世界文学史に組み込むことによって、いまなお西欧的な視点に規定される「世界文学」の枠組みを改変することが可能になるのではないか―これが、本研究の学術的な問いである。 | 大平 栄子 | 人間生活文化研究所 | 特別研究員 | R8~R10 |
教育内容の質的転換が学習成果に及ぼす影響に関する量的検証:WWL拠点校での分析教育内容の質的転換が学習成果に及ぼす影響に関する量的検証:WWL拠点校での分析本研究は、WWL拠点校における教育内容の高度化・多様化に伴って生じるカリキュラム・オーバーロードの実態を解明し、その負荷構造と学習成果との関係を分析するものである。学習の転移に着目し、認知発達理論と探究型教育法を統合した理論枠組みを構築するとともに、ブルームのタキソノミーを基盤として高次思考力の育成過程を検証する。さらに、現場でのワークショップ実践を通じて得られた知見を踏まえ、教育の質的転換と負担軽減を両立するカリキュラム改善の方策を提示する。 | 服部 孝彦 | 人間生活文化研究所 | 特別研究員 | R8~R10 |
プログラム学習中における生成AIの利活用の有無が前頭極皮質の賦活に与える影響プログラム学習中における生成AIの利活用の有無が前頭極皮質の賦活に与える影響筆者らは先の研究で,MRIやfMRIの画像解析による実験室レベルのデータからプログラミングの学習が問題解決力の神経基盤としての前頭極皮質や淡蒼球の可塑的変化を生じさせ,その機能を強化することを明らかにした。本研究はそれらの成果を基礎に、生成AIを利活用する教育研究へと発展させるものである。具体的には,実際的な教育活動中の脳機能測定を可能にするNIRSからのデータを基に、関心部位をより賦活させる学習環境を探求する。そのことを通して,プログラミング教育が目指す学びを実現する学習環境を神経科学のエビデンスに基づき提案するとともに,生成AIを活用した学びの在り方を検証する基礎資料を提示する。 | 本郷 健 | 人間生活文化研究所 | 特別研究員 | R8~R10 |
地域に資する新たな文化の創出と継承-令和における絵金派芝居絵屏風の制作-地域に資する新たな文化の創出と継承-令和における絵金派芝居絵屏風の制作-研究代表者および研究分担者らはこれまで絵金派の芝居絵屏風2点の制作を継続して行ってきた。芝居絵屏風は既存のものを継承させることが精一杯で、新しく描くという発想自体がなかった。また、場当たり的な復元模写はあるが、本研究のように画家の経験と自然科学的な客観性に基づいて行う手法で芝居絵屏風を制作した事例は皆無である。本研究を通して、令和の時代の新しい芝居絵屏風を制作し、新たな文化財の創出を行うことで、高知の地域振興に寄与するものである。 | 野角 孝一 | 家政学部 | 准教授 | R8~R11 |
タブレットを顕微鏡として活用する簡便な観察実践の提案タブレットを顕微鏡として活用する簡便な観察実践の提案顕微鏡観察は、自然に対する興味を育むために有効な体験の一つである。しかし学校現場では、顕微鏡の設置状況、観察指導における教員の負担など、顕微鏡観察実施には課題が多い。本研究では、GIGAスクール構想の推進で教育現場に導入されたタブレットに注目し、タブレットのカメラ部分に装着するクリップタイプのモバイル顕微鏡を用いて、タブレットを簡便な顕微鏡として活用することを目指す。モバイル顕微鏡を用いると、タブレット画面で複数の児童・教員が観察像を同時に共有でき、観察像の保存も容易である。また、理科室でなく教室、さらに野外でも顕微鏡観察が可能になり、子どもたちの学びの機会が飛躍的に増えるものと期待する。 | 細谷 夏実 | 社会情報学部 | 教授 | R8~R11 |
現代における感情文化の理論および実証的検討現代における感情文化の理論および実証的検討本研究は、今日の世界において人々と社会を動かす大きな力になりつつある「感情」について、その意味体系のあり方(感情文化)を理論および実証的に分析・考察することによって、根底的な水準から解明しようとするものである。研究は四年計画で構想されており、感情社会学における研究蓄積を人文・社会科学分野における感情・情動研究の動向を踏まえ精緻化・アップデートしたうえで、人々に望ましい感情のあり方を説く「感情言説」の分析に進み、現代における感情文化の理念型を描き出していく。 | 牧野 智和 | 人間共生学部 | 教授 | R8~R11 |
井伏鱒二文学と訳述行為に関する基礎的研究井伏鱒二文学と訳述行為に関する基礎的研究井伏文学における「訳述」は、外国語翻訳や現代語訳等の言語内翻訳に加え、音声転記や史料祖述や方言表象なども含んでおり、広義且つ独自の言語表現として広い射程を持つ。本研究では第一に、その実態を具体的に検証・解明し、また第二に、大正~昭和期の社会・政治・経済・文化の動向を踏まえながらこうした訳述がいかなる思想的・社会的意義を持ち得るのかについて探究する。 | 塩野 加織 | 文学部 | 准教授 | R8~R12 |
日本近現代文学と憲法:「コンスティテューショナル・クリティーク」の基礎的研究日本近現代文学と憲法:「コンスティテューショナル・クリティーク」の基礎的研究
本研究は、日本近現代文学と憲法の関係を明らかにし、さらに憲法に根差した批評のあり方を検討するものである。憲法を描いた日本文学を時代順・内容順にまとめるという基礎的研究を行うと同時に、それらの作品を「コンスティテューショナル・クリティーク」という新たな分析概念のもとで位置付けることを目指している。 | 金 ヨンロン | 文学部 | 准教授 | R8~R12 |
障害のある外国人児童の就学支援プロセスに関する質的研究障害のある外国人児童の就学支援プロセスに関する質的研究本研究は、障害のある外国人の子供の就学支援のプロセスモデルを提案することを目的としている。そのため、外国人児童の就学支援を積極的に実施してきたA市の当事者(多様な関係者や外国人保護者)を研究対象として、インタビュー調査を実施する。その結果に基づいて、表面的な取組だけでは見えない、多様な関係者との関わりによる当事者の内的な変容などを質的研究によって理論化し、外国人保護者に寄り添った就学支援のプロセスモデルを提案する。 | 鳥海 順子 | 人間生活文化研究所 | 特別研究員 | R8~R12 |
| 若手研究 | 新規大卒者の職業能力形成を促す要因に関する縦断的研究新規大卒者の職業能力形成を促す要因に関する縦断的研究 本研究の目的は、初期の職業能力形成に対して、個人の仕事に対する意識・行動が及ぼす影響およびその影響のプロセスを入社前からの連続性を踏まえて明らかにすることである。
入社前の就業意識や行動が初期の職業キャリアや職業能力と関連するのか、また、社会人3年目時点での職業能力に影響を及ぼす要因は何かといった問いを、4年間にわたる追跡調査から得られたデータのの分析によって明らかにする。
最終的には、社会人として活躍するために大学までの教育課程において育む能力について、また社会への移行後に必要な能力開発などの支援についての示唆を得ることを目指す。 CLOSE | 高崎 美佐 | データサイエンス学部 | 准教授 | R3~R8
(期間延長) |
オーストラリア文学は英米でどう受容されたのか?-19世紀末から20世紀初頭までオーストラリア文学は英米でどう受容されたのか?-19世紀末から20世紀初頭まで本研究では19世紀末から20世紀初頭に的を絞り、イギリスとアメリカでオーストラリア文学がどのように受容されたのか考察する。一方の国で売れ行きを伸ばした書物が、他方の国では、出版を拒否されたケースが存在しており、オーストラリア文学に対して英米が示した「異なる態度」の原因を明らかにすることを目指す。この問題を考えることは、当時のイギリスやアメリカを特徴づける文化的・時代的な様相を、「北半球の外」から捉えなおす営為であり、それは南半球との関係という視点の弱い、世紀転換期の英米のモダニズム研究に新たな方法論を提示することにつながるため、学術的意義があると考える。 CLOSE | 加藤 彩雪 | 比較文化学部 | 准教授 | R4~R8 |
米粒内部の糊化の可視化・定量化に基づく新しい米飯評価方法の確立と食感制御への活用米粒内部の糊化の可視化・定量化に基づく新しい米飯評価方法の確立と食感制御への活用食感は米飯の美味しさを決める重要な因子で澱粉の糊化状態の影響を受ける。炊飯による澱粉の糊化は,米外周部から内部に向けて進行するため,炊飯過程の粒内糊化状態は均一ではない。申請者は一粒を機器で一定厚さに圧縮した米飯粒の顕微鏡観察による画像解析情報から,粒内部の性状を評価する手法(圧縮米飯粒法)を独自に考案した。本研究では,糊化度と相関性の高い画像解析条件を見出し,米粒内の糊化の進行や不均一さなど,炊飯過程から炊飯後までの一連の変化を可視化・定量化する新しい方法を確立する。さらに,圧縮米飯粒法で取得した糊化情報と米飯食感の関係を明らかにする。 CLOSE | 大田原 美保 | 家政学部 | 教授 | R5~RR8
(期間延長) |
教科・科目横断的な統計教育の実現に向けた基礎的研究:教科書分析を通して教科・科目横断的な統計教育の実現に向けた基礎的研究:教科書分析を通して統計的知識は様々な教科・科目で現れるものの,それらの関連付けはほとんど図られておらず,一貫性のない統計教育カリキュラムになっている。本研究は,教科・科目横断的な統計教育の実現に向けた基礎的研究として,次の3つの問いに取り組む:1. 各教科・科目ではどのような統計的な知識や活動がどのように位置づいているか,2. 各教科・科目で扱われる統計的な知識や活動にはどのような特徴があるか,3. 各教科・科目の統計的な知識や活動をどのように関連付けることができるか。 CLOSE | 大谷 洋貴 | 家政学部 | 専任講師 | R5~RR8
(期間延長) |
近世後期の日朝外交―幕府対外政策の統合的理解―近世後期の日朝外交―幕府対外政策の統合的理解―幕府の対外関係の関心が欧米列強へと移り、「日朝外交への関心を失った」ように見える近世後期を対象にして、
(Ⅰ)対馬藩による日朝交渉の実態を、具体的に掘り起こしながら明らかにする。
(Ⅱ)対外関係を担った幕閣およびその官吏集団における朝鮮外交の位置を見極める。
(Ⅰ)で明らかにされる実態が(Ⅱ)にどのように反映されているのか、あるいはその逆はどのように影響しているのかといった、相関関係に着目しながら、幕府の対外政策とくに日朝外交政策を統合的に考察する。
CLOSE | 酒井 雅代 | 比較文化学部 | 准教授 | R5~R8 |
高等教育機関でのメイカースペースの主体的利用につながる学生の興味発展過程の解明高等教育機関でのメイカースペースの主体的利用につながる学生の興味発展過程の解明本研究では、日本の高等教育機関(大学、高等専門学校)におけるメイカースペースの設置状況を調査したうえで、メイカースペースを自主的に利用している学生に対してインタビュー調査を行う。それによって、学生が授業やクラブ・サークル活動、趣味等のどんな経験を通して、メイカースペース利用につながる興味を発展させているのかを明らかにする。得られた結果をもとに、今後、学生の興味発展とメイカースペース利用を促すために、高等教育機関にどのような取り組みが求められるのかを考察し、ものづくり教育やアントレプレナーシップ教育への示唆をまとめる。 CLOSE | 杉山 昂平 | 社会情報学部 | 専任講師 | R6~R8 |
外国人材における日本企業への定着とジェンダー構造:交差性アプローチによる検証外国人材における日本企業への定着とジェンダー構造:交差性アプローチによる検証外国人材の日本企業への定着率は低く、その要因としてジェンダー認識が日本人と異なることの影響が指摘されているものの、エスニシティが強調されることで、複数の社会的カテゴリーが交わる地点に生じている問題を見落としがちである。
本研究では、交差性の概念を用いたアプローチによって、日本企業における外国人材の定着プロセスと彼らをとりまくジェンダー構造のメカニズムを把握することを目的とする CLOSE | 高丸 理香 | 人間共生学部 | 准教授 | R6~R10 |
リンクワーカーを中心とした高齢者の社会参加支援と地域づくり支援に関する研究リンクワーカーを中心とした高齢者の社会参加支援と地域づくり支援に関する研究近年、独居高齢者の増加に伴い社会的孤立や孤独死といった問題が深刻化しており、その解決には地域における「つながり」の再構築が喫緊の課題とされている。本研究は、制度外の立場から住民目線で支援を行う「地域型リンクワーカー」に着目し、その実践活動を契機・判断・行動といった複数の段階に分けて分析することにより、地域における孤立予防および社会参加支援の新たな可能性を明らかにすることを目的とする。 CLOSE | 蘇 暁娜 | 人間共生学部 | 助教 | R8~R10 |