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科研費 過去の採択状況 令和2(2020)年度
採択課題一覧
大学
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研究種目等 | 研究課題名 | 研究代表者 | 所属 | 職名 | 研究期間 (年度) |
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基盤研究(B) | 臭いの快不快評価定量化の試みと在宅介護不快臭対策への応用臭いの快不快評価定量化の試みと在宅介護不快臭対策への応用我が国の高齢者人口は、2016年3459万人で総人口に占める割合が27.3%となり、2065年には約4割を占めると予想され、日本は高齢化が急速に進んでいる。近年、75才以上で介護が必要な人数が増えて高齢者施設の需要が急増している。しかし、介護保険法の改定によって特別養護老人ホームへの入所は原則要介護3以上とされ入所を制限されている。また、平成24年に行われた内閣府の調査では、60歳以上の男女を対象として日常生活を送る上で介護が必要となった場合、どこで介護を望むかという質問に対して、男女共に自宅での介護を望むが一番多い結果であった。これらのことから、今後は在宅介護が中心になると予想される。 | 水谷 千代美 | 家政学部 | 教授 | H29~R2 |
経験的概念としての「ポジショナリティ」の実証的研究経験的概念としての「ポジショナリティ」の実証的研究2018年度は、様々な社会的権力関係を実証的に分析することを通じて、ポジショナリティに纏わる①齟齬・係争、②当事者性、の2点を中心に研究を行なった。 | 池田 緑 | 社会情報学部 | 准教授 | H30~R2 | |
ミャンマー135民族の民族服製作技術の残存調査と技術学習過程の最適化方法論の開発ミャンマー135民族の民族服製作技術の残存調査と技術学習過程の最適化方法論の開発
| 下田 敦子 | 人間生活文化 研究所 | 准教授 | H30~R3 | |
社会・自然環境と子どもの身体技術能力(生活技術を含む)の発達過程の相互作用社会・自然環境と子どもの身体技術能力(生活技術を含む)の発達過程の相互作用人の身体技術・能力の獲得と発達過程に関する理論・評価基準は欧米や東アジアを中心として19世紀末~20世紀に形成されたが、それ以前の時代に生きた人や、周辺地域・民族のデータを欠いたまま現在に至っている。それ故、狩猟採集社会や未開な社会、産業化されていない社会の人の身体技術の発達過程は全く未知であり、多くの課題が残されたままである。この研究では現在でも原始的な生活(ライフスタイル)様式を残しているアジアの諸民族から現代の都市的社会に生きる民族までのスコープで、人類の文明化の各発展段階(5段階に区分)に生きる人々を対象として、身体技術の発達過程の諸相を社会・自然環境との関係から解明する。 CLOSE | 大澤 清二 | 人間生活文化 研究所 | 特別研究員 | H31~R3 | |
微生物による燃料デブリの劣化溶解促進作用の解明研究微生物による燃料デブリの劣化溶解促進作用の解明研究福島第一原子力発電所(1F)の事故により、溶融燃料とコンクリートとの反応(MCCI)生成物を対象として、MCCI生成物の微生物による劣化機構を明らかにすることを最終目的とする。そのため、SiO2、ZrO2などが溶融・固化したMCCI生成物と同様のマトリックス構造を有する模擬体デブリを微生物と共に培養液中に添加し、各元素の溶出濃度変化を調べる。さらに、模擬デブリのマトリックス構造の変化や損傷や漏出するU等元素の化学状態を電子顕微鏡、放射光分析により明らかにする。結果に基づき、MCCI生成物の微生物により劣化し易いマトリックスを明らかにし、マトリックスの劣化によるUなどの漏出機構を解明する。 CLOSE | 大貫 敏彦 | 人間生活文化 研究所 | 特別研究員 | H31~R3 | |
ゲーミフィケーション・機械学習を利用した幼児の自己身体認識評価課題の開発と評価ゲーミフィケーション・機械学習を利用した幼児の自己身体認識評価課題の開発と評価鏡を見て鼻を触るとき、見えない身体部位の位置を把握する固有感覚ベースの身体地図が働く。その発達過程の検討は、これまで観察主体でしか行われてこなかった。本研究では、ゲーミフィケーションを取り入れ、幼児の身体地図の発達を定量的に評価できる新たな課題を開発、評価する。具体的には、自己映像の身体各部位に拡張現実(AR)を用いてマークを表示し、幼児が実物の自己身体に対応づけて当該部位を定位できるかを評価する。また、自己映像身体部位定位における他者身体への参照の役割も検討する。幼児期初期に特有の自己/他者身体表現獲得の発達過程と獲得メカニズムに迫る。 CLOSE | 宮崎 美智子 | 社会情報学部 | 准教授 | H31~R4 | |
二言語を同時習得する日系国際児の日本語作文力の発達過程の解明二言語を同時習得する日系国際児の日本語作文力の発達過程の解明平日は現地校に通い週末に補習校で日本語を学習する児童が、日本語で書く力(作文力)を習得することは容易ではなく、補習校教育の重要な課題になっているが、補習校通学児の作文力の発達過程は明らかになっていない。本研究では、現地語(優勢言語)が異なる国際児(①ドイツ語を優勢言語とする独日国際児、②中国語を優勢言語とする台日国際児)を対象に、3時点(小2→小4→小6)での縦断的作文調査を行い、二言語の同時習得が日本語作文力の形成に及ぼす一般的な影響と、優勢言語や現地校の作文教育による固有の影響を解明する。これにより優勢言語によって伸びにくい側面を予測でき、補習校の作文指導改善に役立つ知見を提供できる。 CLOSE | 柴山 真琴 | 家政学部 | 教授 | H31~R5 | |
少子化時代の子育ちの社会関係資本を再構築する住まい・道・住区の形態に関する研究少子化時代の子育ちの社会関係資本を再構築する住まい・道・住区の形態に関する研究ここでは外遊びを中心にした自律的成長を住居・道・住区の形態と社会関係資本との関係からみて、少子化時代の対策となる住環境のあり方を考える。そのため先進事例を有す欧州の事例も含めてコウハウジング等の住居、歩車共存道路や遊び場道路開放等の道、子どもの遊び環境を意図した新住宅地および既成市街地にて、観察や半構造化・構造化面接、配票調査などの調査から、子どもの外遊びを中心とした子育ちと社会関係資本の関係を成り立たせる空間形態や他の要因を明らかにする。得られた空間形態、社会関係資本、子育ちの関係を名付ける(パタン・ランゲージ化)作業を経て、「子どもを育てる住まい・道・まちづくり型録」として社会に発信する。 CLOSE | 木下 勇 | 社会情報学部 | 教授 | R2~R4 | |
基盤研究(C) | 十九世紀の絵入本における画文一体構成に着目した書物(メディア)史研究十九世紀の絵入本における画文一体構成に着目した書物(メディア)史研究今年度は、手元で見られる浮世絵の図録や展覧会のカタログなどから、填詞入り浮世絵を見出し、主として填詞とその書き手に関するデータベース化を進めてきた。ただ、管見に入る資料の多くは揃物の端物が多く、揃物の全貌を知るための所在調査が不可欠であり、手間暇を費やす必要があったが、発見できないことも多かった。消費された商品としての浮世絵は、完全な保存が期待できるのは、主として海外のコレクションで、幕末から明治初期に来日した西欧人が、浮世絵の芸術的文化的価値を見出してくれなければ、壊滅していた文化資源であることを痛感した。一方、フィールドワークとしては、国内調査として三重県の石水博物館へ出向いた。未だ広く一般に公開されているわけではないが、川喜田家の旧蔵コレクションは稀覯本の宝庫である。近年中には正式な目録が公開される由であるが、幸いにも他に所蔵の知られていない馬琴の中本型読本『敵討枕石夜話』の改題本『讎同士石與木枕』の早印本などの調査が出来た。海外では、昨年調査へ行ったアメリカ合衆国のサンフランシスコ州立大学バークレイ校とスタンフォード大学へも、本研究課題以外の研究経費で出向くことができたので、昨年の調査データで不明の点を確認してきた。また、フランス国立ギメ東洋美術館図書室蔵の填詞入り浮世絵と大量の絵入本の調査をした。調査資料は目下整理中であるが、最終的なデータに活かせる資料の閲覧が出来た。 | 髙木 元 | 文学部 | 教授 | H29~R2 |
17・18世紀フランスにおける文献資料に見るモリエールと古典ラテン喜劇作家の受容17・18世紀フランスにおける文献資料に見るモリエールと古典ラテン喜劇作家の受容1643年の王位継承から1715年の死までフランスの歴史の中で最も長い治世の中で、ルイ14世は対外的な行動力と内政においてヨーロッパの頂点を極めた。そしてその功績は現在もパリの至る所に記されている。 | 榎本 恵子 | 文学部 | 准教授 | H29~R2 (期間延長) |
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高齢期に対応した多世代共生型集住(コレクティブハウス)の有用性に関する研究高齢期に対応した多世代共生型集住(コレクティブハウス)の有用性に関する研究本研究は、継続的な人間関係と居住環境の中で、日常的な安心が担保され、住棟内に居住者間の交流と生活の一部を協働するシステムをもつ共生型集住(コレクティブハウス)を対象として、高齢期まで住み続けることができる自立期に有用な住運営システムの在り方について検討することを目的としている。 | 大橋 寿美子 | 社会情報学部 | 教授 | H29~R2 (期間延長) |
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住居系市街地の住宅更新における賃貸併用住宅の有用性に関する研究住居系市街地の住宅更新における賃貸併用住宅の有用性に関する研究今年度は2年目であり、住宅市場における賃貸併用住宅の建築動向の把握を行った昨年度(住宅展示場の調査など)に引き続き、賃貸併用住宅の建築動向に関するデータの収集の一環として、既存統計調査での取り扱いについて検討を行った。住宅メーカー各社の建築実績の概要が把握できたものの、定量的な把握は困難であることが確認できた。さらに、賃貸併用住宅の建築がこれまでの東京23区外延部から、郊外部へと広がっていることや、それらの地域へ向けた営業が徐々に行われていることが分かった。 | 松本 暢子 | 社会情報学部 | 教授 | H29~R2 (期間延長) |
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日本の出産文化の歴史社会学的研究―リプロダクティブヘルスと助産所の機能を中心に日本の出産文化の歴史社会学的研究―リプロダクティブヘルスと助産所の機能を中心に2018年度は研究代表者、研究分担者、研究協力者間の研究交流を深めるとともに、それぞれの研究を深めた。京都府助産師会と大阪府助産師会には資料の電子化とリスト修正作業終了後に、返却をおこなった。特に京都府資料は、図書・雑誌類は少なく、その多くが産婆会時代の事務にかかわる様々なタイプの資料だったことから、資料リストを修正する必要が増えた。このため、資料返送の際に研究代表者大出と研究協力者の岡本が京都府助産師会館にて立ち会い、修正リストと資料との照合作業をおこなった。 | 大出 春江 | 人間関係学部 | 教授 | H29~R2 (期間延長) |
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スーパーヴァイザー養成のためのメタ・スーパーヴィジョンに関する研究スーパーヴァイザー養成のためのメタ・スーパーヴィジョンに関する研究以下の組み合わせでメタ・スーパーヴィジョンの実践とそのプロセスおよび効果の分析、検討を進めている。 | 福島 哲夫 | 人間関係学部 | 教授 | H29~R2 (期間延長) |
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育児期の女性の精神的社会的要因や地域・家族の支援と子どもの食環境や発達との関連育児期の女性の精神的社会的要因や地域・家族の支援と子どもの食環境や発達との関連国立成育医療センターで実施されている「成育母子コホート研究」の生後6年後の調査を子の母親・父親を対象に質問紙法により実施した。調査の内容は、子の食習慣、しつけ、世話について、母親・父親それぞれの食習慣についてである。これらの調査とあわせて簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)を用いた食事調査の実施を行った。来年度も引き続き調査対象者の数を増やしデータ構築をすることによって、出産後うつ、不安障害、健康度等の子どもの栄養や発達、あるいは母親、父親の食事への影響について明らかにする予定である。特に、妊娠中および出産後の母親の栄養摂取状況を、エネルギー栄養素摂取量を算出して摂取量の過不足について評価することのみならず、食事バランスガイド、食事の多様性、食事パターンを用いた新しい評価方法によって把握するための検討を行い、出産後うつ、不安障害、健康度等の子どもの栄養や発達、あるいは母親、父親の食事への影響について関連を明らかにする。 | 小林 実夏 | 家政学部 | 教授 | H29~R3 | |
子どもの権利の視点に立つNPOの支援構造と倫理的基盤形成のメカニズムに関する研究子どもの権利の視点に立つNPOの支援構造と倫理的基盤形成のメカニズムに関する研究2018年度は、本研究の基盤となる子どもの権利の視点について、それを子ども支援における単なる理念としてではなく、子どもを取り巻く児童福祉の課題を解決するための具体的な手段として生かすために、その方法論についての研究に取り組んできた。具体的には、①子どもの権利の視点に立つNPO団体へのヒアリング調査と参与観察調査をとおして、各団体が子どもの権利の視点をどのように位置付け、児童福祉実践に生かし、課題解決に取り組んでいるのか、子どもの権利の視点に立つNPOの支援構造についてのデータ収集と予備的考察を実施したこと。合わせて、②人権概念に基づく当事者主体の社会福祉理論に関する文献研究に取り組み、上記実践内容に関する理論的背景・基盤についての検討を行った。 | 加藤 悦雄 | 家政学部 | 准教授 | H30~R2 | |
電気自動車を接続したスマートグリッドの構築に関する制度設計の経済学的研究電気自動車を接続したスマートグリッドの構築に関する制度設計の経済学的研究近年、太陽光発電などの再生可能エネルギーや電気自動車の活用が環境政策の重要課題となっている。本研究は、スマートグリッドと電気自動車との効率的な接続により太陽光発電と電気自動車の双方の普及・活用を目指す政策の効果を解明する。そのため、スマートグリッドを効率化する税制や料金体系に関する経済理論を構築し、太陽光発電と電気自動車の普及・活用のための政策立案と、その効果の実証的分析を行う。H30年度は、太陽光発電システムの普及を促す政策の効果の解明を目的として、太陽光発電システムの需要構造を分析した先行研究を概観することで、効率的な普及を実現するための要因を把握するとともに、普及政策の効果を検討した。その結果、太陽光発電システムへの投資には大きな不確実性を伴うため、固定価格買取制度などの固定的な金銭的インセンティブとともに、リースなどの不確実性を低下させる取引形態の普及促進が効果的であることがわかった。また、太陽光発電システムの導入におけるピア効果のため、その普及においてコミュニティーの役割が重要視されていることもわかった。この成果については、論文「太陽光発電システムの需要構造と普及政策の効果」にまとめ、大学紀要に掲載した。また、電気自動車とガソリン車が混在する過渡期の最適な自動車税制の解明を目的とし、2006年から2015年までのデータを用いて、Berry et al. (1995)のランダム係数ロジットモデルにより自動車の需要構造を分析し、得られた需要構造をもとに、走行距離に応じた課税が導入された場合のシミュレーションを行った。この成果を論文「Consumer Valuation of Future Costs versus Purchase Prices: A Study of Japan's Auto Market」にまとめ、日本経済政策学会の国際会議で報告した。 CLOSE | 荒川 潔 | 社会情報学部 | 准教授 | H30~R2 | |
ミャンマー連邦共和国における基礎教育学校の適正規模・適正配置に関する研究ミャンマー連邦共和国における基礎教育学校の適正規模・適正配置に関する研究平成30年度の研究計画では、次の2本の研究の柱を考えた。 | 牟田 博光 | 人間生活文化 研究所 | 特別研究員 | H30~R2 | |
后妃・女院の儀礼と生活様態の変容にみる中世上流住宅の復原的研究后妃・女院の儀礼と生活様態の変容にみる中世上流住宅の復原的研究本研究は、平安時代から南北朝時代頃の后妃・女院の儀礼と生活様態の変容を住宅史の視点から明らかにすることを目的とする。今年度は、前課題より推進してきた、儀礼空間における女性の座を示す打出という舗設の変遷を明らかにするために、指図に示された打出を収集した。大日本古記録・史料大成・続史料大成等に所収された指図を複写する作業を行った。具体的に打出の図が示された、廣義門院御産愚記(延慶 4 年(1311)4 月11 日条、姫宮御五十日(『公衡公記』所収)、『花園天皇宸記』 齋場御覧 公卿淵酔(正慶元(1332)年11月12日条)を見出した。これにより打出の舗設は、南北朝時代まで継承された。室町殿まで継承されることが予見され、次年度の課題としたい。 | 赤澤 真理 | 家政学部 | 専任講師 | H30~R3 | |
コンピュータプログラミング学習の神経基盤に関わる基礎研究コンピュータプログラミング学習の神経基盤に関わる基礎研究新学習指導要領では、「プログラミング的思考」の育成を目指して、小中高等学校の全ての段階でプログラミング学習が必修化される。しかし、コンピュータプログラミング学習には、言語や数学など記号の操作力,論理的思考力,目標達成など、ヒトの認知機能を支える能力が関わっていると考えられるが,「プログラミング的思考」に比較的特異的な能力あるいは神経基盤が存在するのか,あるいは記号の操作力など他の認知能力の基盤を流用しているのかは、過去に神経科学的研究がほとんど存在しないため明らかでない。そこで本研究では、コンピュータプログラミング学習が脳の神経可塑的変化に及ぼす影響及び学習過程が脳活動に与える影響をMRI等により測定し、これら一連の研究成果を通して、プログラミング教育の教育的意義や指導法を考察する基礎資料の収集を試みる。 | 本郷 健 | 社会情報学部 | 教授 | H30~R3 | |
学童期小児における運動器発達と食事・生活状況との関連学童期小児における運動器発達と食事・生活状況との関連平成28年度~29年度に都内小学校2校において5、6年生を対象として測定したデータ(414名)について集計・分析を行った。その結果、身長、体重、肥満度、骨格筋量、体脂肪率においては、東京都心部と山間部の小学校では測定値に違いはなく、骨密度は、男子において山間部のほうが有意に高かったことから、校庭の広さ等の運動環境は子どもの骨密度に影響する可能性が考えられたが、筋肉量や体脂肪率には影響をあたえないと考えられた。 | 上杉 宰世 | 家政学部 | 准教授 | H30~R4 | |
対話的アプローチを用いた発達障がい児に対するチーム支援プログラムに関する研究対話的アプローチを用いた発達障がい児に対するチーム支援プログラムに関する研究平成27年12月中央教育審議会答申「チームとしての学校の在り方と今後の改善方策について」(以下「チーム学校」答申)が出されたが、家庭、地域、関係機関との連携・協働についての検討は十分とはいえない。 | 高橋 ゆう子 | 家政学部 | 教授 | H31~R3 | |
日本近現代文学におけるメロドラマ的想像力の展開に関する多角的研究日本近現代文学におけるメロドラマ的想像力の展開に関する多角的研究近現代の日本において、メロドラマの物語はどこで・どのように語られ、どんな世界を表象し、どんな文化政治的機能を担ってきたのか。本研究では、日本近現代文学作品とその関連テクストを「メロドラマ的想像力」という見地から方法的に捉え返すことで、その時系列的な展開とメディア環境との相関を考究する。合わせて、メロドラマの物語空間を複数のイデオロギーが葛藤・抗争する混淆的な言説の場と位置づけ、日本近代文学研究の知的蓄積を、大衆的な物語の形式で提示された文化表象の歴史性・政治性に批判的に介入する学知として発展させることを目指す CLOSE | 木戸 雄一 | 文学部 | 教授 | H31~R3 | |
企業ーステイクホルダー関係における媒介者の機能・パワー・正当性に関する研究企業ーステイクホルダー関係における媒介者の機能・パワー・正当性に関する研究企業とステイクホルダーとの関係において、両者を仲介する媒介者(intermediary)はなぜ必要か、いかなる機能を担っているのか、機能を果たすうえでパワー・正当性をいかに獲得していくのか、媒介者を通じて企業‐ステイクホルダー関係がいかに形成展開変革していくのか、媒介者と当事者との関係がいかに構築されるのかを明らかにすることを目指している。音楽業界、映画業界、飲料業界、自動車業界を対象に研究を展開する。 CLOSE | 山倉 健嗣 | 社会情報学部 | 教授 | H31~R3 | |
ジョブコーチの知識及びスキルの明確化と職能評価基準の開発に関する研究ジョブコーチの知識及びスキルの明確化と職能評価基準の開発に関する研究障害者就労支援の専門職員である「ジョブコーチ」は、その効果と必要性が認められているにもかかわらず、職務内容及び必要な知識・スキルは明確になっていない。そこで本研究では、先ず、インタビュー調査を通してジョブコーチに必要な知識・スキルを質的に把握する。次に、インタビューで得られた知見をもとにジョブコーチの職能要素に関わる質問紙調査を作成し、ジョブコーチ約400人を対象に量的調査を行う。それにより、ジョブコーチに必要な知識及びスキルの要素と構造を明らかにすると共に、支援対象者の障害種、ジョブコーチの種別等による違いを明確化する。また、ジョブコーチ養成カリキュラムで修正すべきポイントを明らかにする。 CLOSE | 小川 浩 | 人間関係学部 | 教授 | H31~R3 | |
日本関係の近世ラテン語文学 - 成立の文脈と未校訂写本の研究 -日本関係の近世ラテン語文学 - 成立の文脈と未校訂写本の研究 -本研究は日本を扱った近世ラテン語文学作品のうち、未出版手稿で現存するもの数点をとりあげ、(1)作品の日本情報がどのように記録され、ヨーロッパに伝されたのか、(2)作品が制作された環境においてその情報がどのように受容、選択、加工、再発信されたのかを包括的に明らかにする。内容が未知である日本関の近世ヨーロッパのラテン語一次史料を発掘し、その生成の文脈をたどることは、西洋古典学やキリシタン文化学のみならず比較文学、文化史、思想史、海外交流史等他分野にも新たな研究の可能性をもたらすことが期待される。 CLOSE | 渡邉 顕彦 | 比較文化学部 | 教授 | H31~R3 | |
日本中の4年生が星の観察ができる指導法の開発-星座カメラ i-CANを活用して-日本中の4年生が星の観察ができる指導法の開発-星座カメラ i-CANを活用して-小学校第4学年で位置づけられている星の動きの学習は、実際の星空を観てその観察記録を基に学習を展開することが望まれている。しかし、多くの学校現場では星を実際に観察し、観察結果をもとに星の動きを捉えることができていない。そのための教材の開発と指導法の開発が求められる。 | 石井 雅幸 | 家政学部 | 教授 | R2~R4 | |
ネパールの村落における社会関与型アートプロジェクトと芸術教育ネパールの村落における社会関与型アートプロジェクトと芸術教育「現代アート」の分野でアートの社会的な機能に着目した活動は「社会関与型アート」(Socially Engaged Art) と呼ばれ、近年、国内でも地域の発展とアートを結び付けたさまざまな活動が行われるようになっている。本研究では、ネパールの山村において継続中の自然素材を活用した「社会関与型アート」プロジェクトを発展させ、その意義を芸術実践および芸術教育の視点から考察し、持続可能な村落開発につながる「社会関与型アート」プロジェクトのモデルを提示する。「現代アート」における最先端の動向を「現代アート」という言葉から最も遠く離れた地域で実践するという画期的な試みでもある。 CLOSE | 金田 卓也 | 家政学部 | 教授 | R2~R4 | |
保育者の成長プロセスに応じた専門性向上の機会のあり方に関する研究保育者の成長プロセスに応じた専門性向上の機会のあり方に関する研究本研究は、保育者の専門性開発(発達)の段階、およびそれを区分けする要因を詳しく特定すると共に、保育者に学びの機会を具体的に明らかにし、園組織で実践可能な具体的な手立てを明らかにすることを目指した研究である。 | 坂田 哲人 | 家政学部 | 専任講師 | R2~R4 | |
災害報道における放送メディアの役割に関する実証的研究災害報道における放送メディアの役割に関する実証的研究2011年の東日本大震災以降,「テレビ報道における『災害報道』は,これまでの『平時のジャーナリズム活動』から『防災・減災活動』へと変化させつつある,のではないか?」との仮説を,東日本大震災以降のテレビおける災害報道の内容分析を行うことで検証するのが本研究の主題である. | 桶田 敦 | 文学部 | 教授 | R2~R4 | |
仮名本『曽我物語』の後期本文の変容とその意味仮名本『曽我物語』の後期本文の変容とその意味『曽我物語』仮名本諸伝本中重要な位置を占める武田本の本文を紹介し注釈を施す。仮名12巻本の形態となった早い段階の武田本の解明は、仮名本生成の環境・時代や文化的背景を明らかにすることになる。一方、流布本の本文策定は、その最終形態としての『曽我物語』を確認することとなる。このことは、ただ『曽我物語』だけの問題ではなく、『義経記』『平家物語』等の軍記文学の本文生成についても、示唆を与えてくれるはずである。また、『曽我物語』の作品世界を支えた様々な言説の解明は、説話文学のあり方についても明らかにしていくことになる。また、『曽我物語』から切り出されていった、能・幸若等の芸能のあり方についても考えていく。 CLOSE | 小井土 守敏 | 文学部 | 教授 | R2~R4 | |
子育て・子育ち環境としての開かれた共生型集住に関する研究子育て・子育ち環境としての開かれた共生型集住に関する研究近年、家族の小規模化や近隣関係・交流の希薄化によって、家族や近隣関係のなかにあった子育て・子育ちの機能が著しく低下している。安心して生み育て、豊かな人間性や社会性を育む子育て・子育ちのための居住環境の再構築は我が国の喫緊の課題である。 | 大橋 寿美子 | 社会情報学部 | 教授 | R2~R4 | |
身近な食と連携した新たな体験型の海洋教育「海育(うみいく)」の提案身近な食と連携した新たな体験型の海洋教育「海育(うみいく)」の提案学習指導要領改訂により、文部科学省は2025年までに全ての市町村で海洋教育を実践することを目指しているが、実践例は未だに限定的である。 | 細谷 夏実 | 社会情報学部 | 教授 | R2~R4 | |
戸建住宅市街地の住宅更新における世代間継承と住宅・住環境の管理に関する研究戸建住宅市街地の住宅更新における世代間継承と住宅・住環境の管理に関する研究東京西部の戸建住宅市街地の住宅更新は、家族のライフサイクルに応じた増改築、経年変化による建替えが行われ、住宅は資産として継承されてきた。しかし、敷地の小規模化や道路条件等から原位置での建替えは難しく、空き家化が懸念されている。空き家問題が社会問題化しているが、大都市部の戸建住宅市街地の空き家化の経緯に関する調査では、その要因分析が十分に行われていない。 | 松本 暢子 | 社会情報学部 | 教授 | R2~R4 | |
地域活性化に資する効果的な農福連携プログラムモデルの構築に関する研究地域活性化に資する効果的な農福連携プログラムモデルの構築に関する研究本研究は、障害者の農業分野での活躍を通じて農業経営の発展とともに、障害者の自信や生きがいを創出し、社会参画を実現する取り組みである農福連携を地域の中で定着させ、地域活性化に資する取り組みの一つとして効果的なプログラムを構築する研究である。 | 藤本 優 | 人間関係学部 | 助教 | R2~R4 | |
現代台湾文学・映画におけるLGBT文化の影響―ジェンダー表象に注目して現代台湾文学・映画におけるLGBT文化の影響―ジェンダー表象に注目して2019年に台湾はアジアで初めて同性婚が合法化された。現代台湾映画・文学によりLGBT文化が醸成され始めたのは四半世紀前のことである。1990年代、現代台湾映画では、李安監督や蔡明亮監督がLGBTを主題とする作品を公開し国際的な映画賞を受賞した。現代台湾文学も、白先勇に続き邱妙津や紀大偉などがLGBT文学を発表し文学賞を受賞し、多くのLGBT文学の誕生を誘発した。今やLGBT文学や映画はマイノリティではなく主流派である。 | 赤松 美和子 | 比較文化学部 | 准教授 | R2~R4 | |
中国「元代」茶詩の全収集と解析研究中国「元代」茶詩の全収集と解析研究「元代」は中国茶文化の大事な転換期であり、日中両国茶文化の分岐点でもある。本研究は元代の茶詩を網羅的に収集し、解析を行うことで、元代茶文化の全貌を解明していく。また、喫茶文化の「伝承」的な性格に着目し、「史料解読→関連地域現地調査→現代喫茶実態と史料の検証及び解析→史料通り再現実験」という研究手法を取っていく。 CLOSE | 徳泉 方庵 | 国際センター | 准教授 | R2~R4 | |
学校における児童生徒の突然死の実態解明と発生予防に向けた疫学研究学校における児童生徒の突然死の実態解明と発生予防に向けた疫学研究日本スポーツ振興センターの災害共済給付データと総務省消防庁の救急蘇生統計とを結合したデータベース『SPIRITS』を用いた疫学研究を実施する。各年度に本データベースに新規データを追加し、以下の課題について研究を行う。 | 清原 康介 | 家政学部 | 専任講師 | R2~R5 | |
都市の公共空間の利用のための風速と体感の関係と風に関するソーシャルマップの試作都市の公共空間の利用のための風速と体感の関係と風に関するソーシャルマップの試作都市の風環境を評価するにあたり、確率的に評価する風環境評価尺度とともに、風に対する人の感じ方や風の事物への影響も重要な情報であると考えられる。しかし、風に対する人の感じ方に関する研究は非常に少ない。 | 白澤 多一 | 社会情報学部 | 准教授 | R2~R5 | |
分散型電源によるマイクログリッド構築のための社会的相互作用とビジネスモデルの研究分散型電源によるマイクログリッド構築のための社会的相互作用とビジネスモデルの研究近年、地球温暖化対策や電力供給の安定化のために、再生可能エネルギーなどの分散型電源の普及と活用が重要課題となっている。本研究では、分散型電源を効率的に普及させ、災害に強い電力インフラの整備を実現するビジネスモデルとは何かを解明する。そのため、分散型電源の導入と運用管理に影響する社会的相互作用や社会経済的要因を特定し、分散型電源の普及に最適なビジネスモデルの立案と効果の実証的分析を行う。 CLOSE | 桑島 由芙 | 社会情報学部 | 専任講師 | R2~R5 | |
社会的養護の比較歴史社会学的研究――日韓比較を通じた分析枠組みと指標の構築社会的養護の比較歴史社会学的研究――日韓比較を通じた分析枠組みと指標の構築社会的養護は主に「施設/里親」という枠組みと里親委託率という指標を用いて研究が行われてきた。しかし、これらの枠組み・指標は、社会的養護の現状や今後の方向性を構想するうえで充分かつ適切な枠組み・指標とはいえない。2010年代以降、日本で社会的養護の脱施設化の動きが加速しており、里親委託が政策的に推進されている。今後の政策をミスリードしないためにも、社会的養護を分析する新しい枠組みと指標が求められる。 | 野辺 陽子 | 人間関係学部 | 准教授 | R2~R5 | |
拡張した節構文の意味及び構文的知識の言語理解過程に果たす役割に関する研究拡張した節構文の意味及び構文的知識の言語理解過程に果たす役割に関する研究実際の言語使用場面では、様々な逸脱文が出現している。本研究は、そうした逸脱文の意味を母語話者が同じように理解するのはなぜかを、「構文の鋳型」という観点から明らかにする。 | 天野 みどり | 文学部 | 教授 | R2~R6 | |
挑戦的研究(萌芽) | 車両用座席シートの審美的快適性の研究―白色化防止座席シート開発への提言―車両用座席シートの審美的快適性の研究―白色化防止座席シート開発への提言―電車で白色化している座席シートをよく目にする。白色化が大きくなると経年劣化が感じられ、車両の審美性にまで大きな影響を与える。車両は、当然、安全、安心が優先されているため、審美的な快適性は、二の次になる。多くの車両用座席シートには、カットパイル織物が使用されている。 | 平井 郁子 | キャリア教育 センター | 教授 | H31~R3 |
若手研究(B) | 里親養育における里親と実子の意識とその支援のあり方里親養育における里親と実子の意識とその支援のあり方平成30年度の計画と実績の概要は以下のとおりである。 | 山本 真知子 | 人間関係学部 | 専任講師 | H28~R2 (期間延長) |
若手研究 | ショールーマーとリバース・ショールーマーのアパレル商品情報の探索と購買行動の研究ショールーマーとリバース・ショールーマーのアパレル商品情報の探索と購買行動の研究携帯端末の発展により、アパレル商品の購買行動も多様化してきたが、リアル店舗とネット店舗の融合等のオムニチャネル戦略を構築する企業では、消費者行動への理解が求められる。本研究では、ショールーマーとリバース・ショールーマーのアパレル商品の購買行動の解明に目的を置き、それらにおける、①情報探索と購買のプロセス、そして、それらの購買商品・価格帯、満足するサービス傾向、②SNS等の情報への満足度傾向、③ビジュアル・マーチャンダイジング(VMD)への満足度傾向の実証研究を行う。本研究は、小売研究や消費者行動研究等の学術面への貢献のみならず、企業のプロモーション施策案の提示等、実務面での貢献も期待出来よう。 CLOSE | 吉井 健 | 家政学部 | 准教授 | H31~R3 |
公民権運動期以降のアフリカ系アメリカ文学における身体的経験としての痛みと親密性公民権運動期以降のアフリカ系アメリカ文学における身体的経験としての痛みと親密性本研究は、身体的経験としての痛みがどのように言語化されてきたか、という問題意識にもとづいてアフリカ系アメリカ文学の読み直しを図るものである。 公民権運動時代以降に活躍している作家トニ・モリスン、ジェイムズ・ボールドウィン、マヤ・アンジェロウなどの作品における身体的な痛みの表象を、近年の脳科学や臨床医学において主張されている「記憶する身体」という視点から分析する。心と身体のつながりや記憶の身体的な側面を作家たちが正確に見抜き、表現してきたことを明らかにしつつ、トラウマティックな記憶からの癒しにおける他者との身体的接触や親密性の重要性を理論化することを目的とする。 CLOSE | 石川 千暁 | 文学部 | 専任講師 | H31~R3 | |
不況の知覚が内集団の範囲を狭めて曖昧成員への攻撃を促進するプロセスの解明不況の知覚が内集団の範囲を狭めて曖昧成員への攻撃を促進するプロセスの解明近年、反グローバリズム的な風潮が世界的に見られ、それに伴う暴動が発生している地域もある。心理学領域の研究は、こうした現象の背後に、不況の知覚の影響があることを示唆している。しかしこれらの研究は、不況の知覚が内集団の範囲を狭める認知傾向を引き起こすという現象の「存在」を示すにとどまっており、そのプロセスおよび社会的帰結は明らかでない。そこで本研究では、不況の知覚が内集団の範囲を狭め、内集団成員か外集団成員か曖昧な人物への攻撃を促進するプロセスを解明する。これを解明し、各段階での介入方法を検討することで、昨今の反グローバリズム的風潮とそれに伴う暴動を改善・予防する糸口が得られることが期待される。 CLOSE | 竹部 成崇 | 文学部 | 専任講師 | H31~R3 | |
学校建築の社会学的研究学校建築の社会学的研究本研究では、長らく建築学上の関心に留まり、教育現場および人文・社会科学上看過されることの多かった学校建築のあり方について、その技術、推奨される空間構成、学校建築を通して目指される教育のあり方が歴史的にどのように変遷してきたのかについて、学校建築学および実作上の展開の追跡と、学校建築関係者へのインタビューを通して、技術・社会・言説をめぐる総合的な分析を行う。分析対象資料は学校建築計画学を中心とした学校建築に関する書籍・政府刊行物、博士論文、雑誌特集記事を中心とする。 CLOSE | 牧野 智和 | 人間関係学部 | 准教授 | H31~R4 | |
理想的観賞者説の改訂・展開による、複合文化的な美的経験論の構築理想的観賞者説の改訂・展開による、複合文化的な美的経験論の構築研究は、従来の理想的観賞者説を改良することで、現代における多様な美的経験や多元化した価値観を説明するための、新たな美的経験論を構築する。 | 森 功次 | 国際センター | 専任講師 | H31~R4 | |
研究活動スタート支援 | 福島第一原発事故のリスク報道の伝達と受容に関する実証的研究福島第一原発事故のリスク報道の伝達と受容に関する実証的研究2020東京オリンピックは「復興五輪」と銘打たれているが,原発事故からの復興が半ばである「福島」を在京および当該地域の放送局が,「原発事故」と「復興」をどのように報じるのかを,放送の内容分析を行って明らかにする.更に,各局の報道担当者にインタビューを行い,キー局と在福島局との間の伝え方の差=議題設定の差などについての比較検討も同時に行う. | 桶田 敦 | 文学部 | 教授 | H31~R2 |
度量衡から見るベトナムの植民地統治及び社会構造とその地域性度量衡から見るベトナムの植民地統治及び社会構造とその地域性本研究は、フランスによるベトナム植民地統治の実態、植民地期ベトナムの社会構造や地域性について、度量衡(計量器、計量単位)の観点から分析・解明するものである。フランスの対ベトナム植民地統治はあいまいで局地的・部分的なものであったとされるが、具体的な事例から実証的に検討されてはいない。また、植民地社会の構造や地域性については、植民地政権により区分された行政区画の枠組みの中で、異なる研究分野によって個別に研究が進められてきた。本研究では、こうした研究史の限界に対して、植民地政権の行政区画の枠を超え、ベトナム一国を同じ比較軸(度量衡)で検討するという新しい手法でアプローチする。 CLOSE | 関本 紀子 | 文学部 | 専任講師 | H31~R2 | |
特別研究員奨励費 | 現代中国における日本のグローバル経済戦略と広告メディアのジェンダー・ポリティクス現代中国における日本のグローバル経済戦略と広告メディアのジェンダー・ポリティクス本研究は現代中国における日本の広告、特に化粧品広告(ヘアケア商品を含む)の女性イメージを対象に、その構築過程とグローバル経済戦略の関係に着眼する。また、近年のSNSの発達によりテクストを積極的に消費し多様な意味解釈を提示する読み手が出現している状況にも焦点を当てる。 | 上村 陽子 | 文学部 | 特別研究員 | H31~R3 |
短期大学部
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研究種目等 | 研究課題名 | 研究代表者 | 所属 | 職名 | 研究期間 (年度) |
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基盤研究(C) | 自律的な積み上げ学習につながる授業内・外学習時のメタ認識出現条件自律的な積み上げ学習につながる授業内・外学習時のメタ認識出現条件本研究は,学習者自身の学習に対するメタ認識が活性化される条件を探ることにある。授業で目標に向かって積み上げていく学習について,また,授業外で日々機械的に積み上げていく学習において,学習者自身が自律的に学習を活性化させていく条件を検討するものである。学習プロセスを観察し,学習者の認識を観察することで,学習におけるメタ認識が意識される条件を特定することを目指している。その最終目的は,どのような学習環境を教室で教師が作るのが,学習者の支援となるのかを確認することにある。また,その後の自律的学習につなぐ観点を探ることにある。 | 中尾 桂子 | 国文科 | 准教授 | H30~R2 |
挑戦的研究(萌芽) | 英語テクストから見直す近代日本仏教像英語テクストから見直す近代日本仏教像
| 大平 栄子 | 英文科 | 教授 | H30~R2 |
全国学校別 採択件数・配分額一覧表
※文部科学省ホームページ「 科学研究費助成金 配分結果」にて公表された資料を基に本学が作成しました。
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