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文化庁の王朝文化体感プログラム事業に協力 ライフ・赤澤専任講師

家政学部ライフデザイン学科・赤澤真理専任講師が、文化庁の「living history(生きた歴史体感プログラム)促進事業」の1つである「王朝文化体感プログラム事業」に、三重県・三重県明和町・一般財団法人民族衣裳文化普及協会とともに取り組んでいます。

同事業は、平安時代中期の女房装束復元と女房装束による空間演出の再現を通して、多くの人に王朝文化を体感してもらうことで、文化遺産の理解促進や魅力発信を図ることを目的としています。

近年、古代から中世の后(きさき)や女院などに仕える女房が女主人の座所を装飾するために行う「打出(うちいで)」に関する研究に取り組んでいる赤澤専任講師。同事業では、現存していない平安時代中期の女房装束を復元するために、絵画史料や文献史料を収集し、打出の演出の方法や平安時代の建築空間との関わりなど女房装束の打出の実態について考証したほか、打出に関する史料の解説にも携わっています。

7月10日(土)~8月26日(木)には、同事業の成果として特別展「再現!姫君の空間-王朝の華やぎと輝きの世界へ-」を斎宮歴史博物館(三重・明和町)で開催。赤澤専任講師らの研究をもとに復元した女房装束を展示し、打出が再現されました。
今後は、再現した打出の展覧会等への出品や歴史的建造物を利用した打出の再現を検討しています。

特別展での展示の様子

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