比較文化学部の学生有志が情報格差の拡大を防ぐ「デジタルインクルージョン」を啓発!
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比較文化学部3年生と4年生の学生有志が、視覚や認識、動作に困りごとをもつ人がデジタル世界で取り残される問題(デジタルインクルージョン)啓発のため、多摩市立中央図書館と連携、デジタルインクルージョン支援ツールを提供するファシリティジャポン株式会社の協力のもと、啓発イベントを開催しました。
これは、比較文化学部比較文化学科・井上淳教授が取り組む地域連携プロジェクト「デジタルインクルージョン啓発と地域の公共施設活性化とを意識したイベントの企画と実施―多摩市立中央図書館との連携―」の一環で幼児・小学生以上・親子を対象に10月5日と11日の2日間行い、人によって見え方が異なることを体感していただきました。
開催の様子を同プロジェクト代表者・井上教授に寄稿いただきましたのでご紹介します。
10月5日開催 「いろもじ探検隊」
比較文化学部学生有志8人が、鏡文字を使ったゲームや色眼鏡をかけて挑戦する輪投げゲームなど4つのゲームを企画。
参加者に4つのゲームを周回してもらってすべてのゲームをクリアすると最終目的地が判明するというゲームを実施しました。
2時間のイベントではありましたが、参加者は45人と大変盛況でした。
10月11日開催「もじのせかいとふしぎなメガネ」
比較文化学部学生有志9人が、鏡文字が書かれたカードを使った神経衰弱のようなカードゲームや、参加者が制作した色つきのメガネをかけて絵に描かれている色をあてるゲームを実施しました。
当日はあいにく朝から強雨でしたが、徐々に参加者が増えて、参加者が自身で工作したメガネに色を塗ったりシールを貼ったりするなどして和気あいあいとした雰囲気のなかイベントを終えることができました。
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