ホスピタリティを学ぶ 令和7年度夏季集中授業「地域文化理解Ⅰ」開講
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大妻女子大学をはじめ、協定を締結する京都女子大学、千代田区キャンパスコンソ加盟大学の学生合わせて40人が、9月1~5日の5日間、夏季集中授業「地域文化理解Ⅰ」を受講。アパレル業界やホテル業界、航空業界で活躍する方から「ホスピタリティとは何か」について直接指導を受け、フィールドワークを通じて社会人となる心構え、コミュニケーションスキルを学びました。
フィールドワーク1回目は授業3日目に行われ、羽田空港に隣接するJALスカイ羽田事業所で、カウンター業務や安全管理の現場について担当の方から説明を受け、安全に対する意識向上やコミュニケーションの重要性を認識しました。フィールドワークの2回目は授業4日目(午後)に行われ、東京ステーションホテルの歴史的な価値、設備やホスピタリティを体感しました。
その他、本学社会情報学部および短期大学部、千代田区キャンパスコンソ加盟大学である専修大学、二松学舎大学からゲスト講師をお招きし、各教員の専門分野から特別講義を行いました。
■授業概要
授業担当教員:屋敷和子(学校法人大妻学院理事長)
<1日目>
実施場所:千代田キャンパス
開講挨拶オリエンテーション(授業担当教員)
ゲスト講師による講義「地域コミュニティ活動から広がる魅力的なまちづくり」(大妻女子大学短期大学部家政科食と栄養コース・堀口美恵子教授)
ファッション業界におけるホスピタリティ(1)/(2)(授業担当企業:レリアン)
<2日目>
実施場所:千代田キャンパス
ゲスト講師による講義「地域を知り、つながる-能登・穴水町との実践から-」(大妻女子大学社会情報学部環境情報学専攻・細谷夏実教授)
航空業界概論/JALスカイが目指すサービスについて(1)/(2)(授業担当企業:日本航空、JALスカイ)
<3日目>
実施場所:羽田空港でのフィールドワーク(授業担当企業:JALスカイ)
空港業務について(1)「オペレーション&旅客サービス」/(2)「ラジオモニター・スポットコントロール」/安全管理について「グランドハンドリング」
<4日目>
実施場所:千代田キャンパス(授業担当企業:東京ステーションホテル)
東京ステーションホテルの歴史と事業戦略/ホテルの業務と総支配人の役割
実施場所:東京ステーションホテルでのフィールドワーク(授業担当企業:東京ステーションホテル)
東京ステーションホテル視察/女性キャリアへの道
<5日目>
実施場所:千代田キャンパス
ゲスト講師による講義「AI革命時代のサービスイノベーション」(専修大学商学部マーケティング学科・中原孝信教授)
ゲスト講師による講義「少子化の背景と未来」(二松学舎大学国際政治経済学部国際政治経済学科・中垣陽子教授)
まとめ閉講挨拶
■受講学生のコメント
「会話によって相手を知ることがおもてなしに繋がることを学びました。今回学んだことを活かして、人としてさらに成長していきたいと思います。」
「誇りを持って働いている方々をみて大きな刺激を受けました。失敗を怖がらずたくさん挑戦していきたいと思いました。」
「細部までお客様のことを想う気持ちが込められた接客や工夫、そして直接関わらずとも影で支える方々の姿にも感銘を受けました。」