名誉教授称号記を授与　西河先生

2020年度末をもって退職された人間関係学部人間関係学科・西河正行元教授に「大妻女子大学名誉教授」の称号が2021年4月1日付けで授与されました。
西河正行名誉教授の略歴・業績は次のとおりです。

• 西河正行名誉教授
慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は臨床心理学、グループワーク、心理療法。1999年に人間関係学部人間関係学科社会心理学専攻（現：社会・臨床心理学専攻）助教授として着任。2003年に設置された大学院人間関係学研究科臨床社会心理学専攻（現：臨床心理学専攻）の立ち上げに貢献。2005年に教授に就任、05～11年に専攻主任、05～12年、16～19年に大学院人間文化研究科臨床心理学専攻主任、13～15年に人間関係学科長、05～07年には心理相談センター所長の要職を務めました。教育研究活動としては、学部学生が心理学教育を通じてキャリア形成を行う必修授業「キャリア心理学セミナー」の立ち上げを指揮。また大学院では臨床心理士養成のための必修科目を長年担当し、多くの公認心理師・臨床心理士を輩出しました。学外では日本心理臨床学会の評議員、代議員、常任理事などを歴任。19年に開催された日本学生相談学会第37回大会の大会委員長を務めるなど、日本の心理臨床の発展に貢献しました。