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専門性の高い資格にも合格!結果を出した短家の先輩達を紹介

本学の短期大学部家政科家政専攻では、衣・食・住を中心に健康、保育について学び、フードスペシャリストや秘書士などの資格取得を目指すことができます。
今回、同専攻2年の村上来羽さんがインテリアコーディネーター資格に、同専攻2年の堯(たかし)未来さんがフードスペシャリスト資格に見事合格。2人に資格取得を目指したきっかけや勉強方法などについて話を伺いました。

村上さん

堯さん

最初にインテリアコーディネーター資格に合格した村上さんにお話を伺いました。
家政専攻のカリキュラム(専門科目)は令和3(2021)年度にインテリアコーディネーター資格を目指せるように整備されました。村上さんはそのカリキュラムを履修して合格した一期生となります。


―インテリアコーディネーターの資格に興味を持ったきっかけについて教えてください。
村上:幼い頃からインテリアやルームコーディネートを見るのが好きで、高校1年生の時に取り組んだ職業調べでインテリアコーディネーターという職業や資格があることを知り興味を持ちました。


―高校生の時に大妻の家政専攻に興味を持ったのはどういう点ですか。
村上:高校入学当初から、住居について学べる短期大学に進学したいと考え、大妻の家政専攻は、住居以外の生活に関する分野も幅広く学べるので、住居プラスアルファの深い知識を身に付けられる点が魅力的だと感じ、志望しました。


―資格取得に向けてどのような対策や勉強をしたか教えてください。
村上:自宅でしっかりと勉強時間を確保するとともに、先生に疑問点を質問して解決しました。1次試験対策としては授業の復習や繰り返し問題を解くことを大事にし、スマホのメモ機能を使って通学時間に分からない問題や語句を覚えたり、YouTubeでインテリアコーディネーターの関連動画を視聴したりしました。2次試験対策としては指定時間内に図面を書き上げるため各家具の寸法感覚を養い、仕上げ素材については1次試験で学んだことを復習し、見落としがちな箇所をまとめ、それらを意識して繰り返し過去問に取り組みました。時間配分が大事です。


―資格を取得するための試験対策として、日頃の学びはどのように役立ちましたか。
村上:1次試験は「インテリアコーディネート演習」「住まいの計画としくみ」「住空間の心理」「住文化論」「インテリアコーディネート論」「住空間デザイン論」、2次試験は「暮らしと住空間演習」など、「住居系」の科目をくまなく履修したおかげで、何も知識がない状態から勉強を始めるよりも何倍も理解しやすかったです。インテリアコーディネーター資格を目指すには住居系の科目を1科目受講しただけでは合格できないと思います。


―インテリアコーディネーター資格の合格率は例年24%前後で、難関資格の一つです。その資格に一発合格した率直な感想を教えてください。
村上:もちろん合格したこと自体もうれしいですが、何より、最後まで合格に向けて勉強をやり通したことで、以前よりも自分に自信がついたことが、試験を受けて良かったと1番に感じる部分です。




続いて、フードスペシャリストに合格した堯未来さんに伺いました。
令和3(2021)年度フードスペシャリスト認定試験における家政専攻の合格者数は34人。その中でも尭さんは優秀な成績を収めました。



―フードスペシャリストの資格に興味を持ったきっかけについて教えてください。
堯:人が生活していくにあたって必要不可欠である衣・食・住について、幅広く学べるカリキュラムに魅力を感じ、また自分の生活力を少しでも上げられたらよいと思い、家政専攻を志望しました。
中でもフードスペシャリストの資格は、栄養面だけでなく、食空間のコーディネートといったような「おいしさ」、「楽しさ」、「おもてなし」の面での知識や技術も学べる点に興味を持ちました。


―資格取得に向けてどのような対策や勉強をしましたか。
堯: 3年分の過去問題をひたすら解き、間違えたところは教科書や授業プリントを見返しました。また、食の先生を中心にリレー形式で開催される、学内の試験直前対策講座も受けました。試験範囲の要点をまとめた内容でとてもわかりやすく、この講義のおかげで合格することができたといっても過言ではないです。


―資格を取得するための試験対策として、日頃の学びはどのように役立ちましたか。
堯:食に関する授業をほぼすべて履修し、それぞれの授業内容がオーバーラップすることで、より深く学ぶことができ、かつ復習にもなりました。特に、「フードスペシャリスト論」や「フードコーディネート論」は、世界中の食に関するマナーやルールについても知ることができ、試験にも役立ちました。



―今後、フードスペシャリストの資格をどのように生かしていきたいですか。
堯:家で調理をする際に、栄養バランスを考えたり、食空間のコーディネートをしたりするなど、学んだことを生かしていきたいです。



短大は2年間という短い在籍期間ですが、普段の授業を休まずしっかり受講し、資格用の勉強時間を自分で十分に確保した上で、教員に疑問点を質問して解決することで、専門性の高い資格を取得した先輩方がおります。これらの資格に興味がある受験生の皆さん、ぜひ家政専攻で一緒に学んでみませんか。