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被服学科の卒業制作作品を展示「KIMONO SALONE 2021 in東京国際フォーラム」

家政学部被服学科・阿部栄子教授のゼミを今年3月に卒業した池上 美来さん、2020年3月に卒業した髙栁 彩さん、佐藤 優奈さんの卒業制作作品が、10月23日(土)・24日(日)に東京国際フォーラムで開催されたイベント「KIMONO SALONE in東京国際フォーラム」の「第3回学生きもの優秀作品展」に展示され、来場者を魅了しました。
同イベントは、全国で和裁を学ぶ学生が制作した中でも特に優れた作品を紹介するもので、本学は3回連続の参加となります。

展示作品と制作者のコメントは次のとおりです。

①作品名:色打掛「華やかな花模様」
池上 美来さん
華やかな花模様の振袖地を用いて、優しさいっぱいの「色打掛」を製作しました。白と紅色を基調にした優しさの中にも、可憐さ・上品さを感じる花模様の打掛です。袖口・ふり・裾に見られる華やかな朱紅色の“ふき”(注)の色彩が、とても効果的に完成しました。私の結婚式では、この色打掛を豪華に、そして可憐に着装することが楽しみです。

②作品名:引き振袖「家族への感謝」
髙栁 彩さん
振袖地を用いて、婚礼でも着用可能な「引き振袖」を製作しました。袖口・ふり・すその各部には“ふき綿”を入れ、控えめながら格調高く、重厚感をイメージして完成させました。華やかな紅色の付け比翼仕立てとしています。私の結婚式では、この引き振袖を華やかに、豪華に、家族への感謝を込めて着装したいです。

③作品名:着物ドレス「母への思い」
佐藤 優奈さん
母が成人式で着用した振袖の着物と袋帯を譲り受け、「着物ドレス」に仕立て、落ち着きの中にも、華やかなドレスが完成しました。製作中は、母の成人式の姿を想像していました。このドレスは上下が別になっているため、着装のアレンジも可能です。早く、私の結婚式で着装し、家族に見てほしいです。

(注)ふきとは、袷(あわせ)の着物や綿入れの袖口や裾の部分で、裏地を表に折り返して、表から少し見えるように仕立てた部分のこと。