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ルミネ×大妻女子大学×共立女子大学×実践女子大学プロジェクト

都心にキャンパスを構え、女子総合大学の伝統校として共通点の多い大妻女子大学および共立女子大学、実践女子大学。この度、3女子大学は女子大発信の産学連携プロジェクトとして、株式会社ルミネに対し、20代前半女性の消費行動の変化を分析し、ルミネエスト店で実施するPOP-UPショップやプロモーションについて提案会を行いました。



本学からは須藤良子ゼミ(家政学部ライフデザイン学科工芸デザイン研究室)のゼミ生ら13人が、共立女子大学からは宮武恵子教授(家政学部被服学科被服意匠研究室)が率いる学生有志11人が、実践女子大学からは大川知子ゼミ(生活科学部生活環境学科ファッションビジネス研究室)のゼミ生ら10人が、大学の垣根を越えた5つの混成チームを結成し、6月から約2カ月間にわたり、スカイプや対面型のディスカッションを重ね、情報共有や方向性等を確認、最終案をパワーポイントでまとめ、プレゼンテーションのランスルーを行うという過程を経たPBL(問題解決型学習)を実施しました。


8月7日に迎えた株式会社ルミネ本部における最終プレゼンテーションでは5チームがそれぞれ7分間発表を行いました。発表テーマは「白Tシャツ」「片手ドリンク」「カスタマイズドスニーカー」「ドライフラワー」「様々な愛の形に関連したグッズ」の5つで、社会問題を鋭く切り取った女子大学生のみずみずしい感性が生かされた多様なテーマとなりました。株式会社ルミネ担当者からは「事業を行うにあたっては採算性も考えなければいけない。それでも着眼点が新鮮だった」と高い評価を得ました。

須藤専任講師は「今回のプロジェクトでは、ライフデザイン学科で学ぶ、環境や女性問題といった身近な社会問題について考える視点が役立ったと思う。ゼミ生にとっては3大学の色々な意見がある中でまとめるよい経験になった」と語り、またゼミ生らは「3校の学生で話をまとめるのは大変だったけれど、LINEのグループ電話やスカイプを使ってまとめ上げた。また根拠となる数字も調査においては重要だと学んだ」と述べ、学生らはこのPBL型プロジェクトを通し、コミュニケーションスキルや論理的思考、多角的に物事を考える力を身につけ、実際のビジネスの難しさを体感しました。


(左下から)須藤専任講師、同ゼミ生ら一同