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短大「秘書学概論」にて卒業生の鎌田毬乃さんによる講義を実施

澤田裕美常勤特任講師が担当する短期大学部「秘書学概論」の授業で、12月15日にゲストスピーカーとして短大家政科家政専攻卒業生の鎌田毬乃さんを招き、講義を実施しました。

鎌田さんは、学生時代に秘書検定2級(1年次)、準1級(2年次)、フードスペシャリストなどの資格を取得。アルバイトではビジネスパーソンが多い職種を選び、授業で習う敬語や所作を即実践し経験を積んできました。卒業後は、いすゞ自動車株式会社に総合職として入社し、生販流通管理部門の仕事をしながら現在は秘書業務も兼務しています。
鎌田さんからは、現在勤務している自動車会社や担当している業務内容、就職活動のアドバイスのほか、日ごろから心がけていることなどについて話がありました。

学生から質問が多かった就職活動については、社会人の視点からさまざまなアドバイスがありました。
まずは、誰と働くかが重要で企業理念や雰囲気を重視したこと。社会(組織)で働くとはどういうことなのか。就職活動は特別なことではなく、今までの自分の延長線上にあること。就職して終わりではなく、就職してからの方が時間は長いという意識が大事であること。社会人になると個人の発言が上司や組織の発言につながること(秘密保持の重要性)。また、授業で学んだ「100-1は99ではなく0」(たった一度のミスでこれまでの信用を失ってしまうこと)の言葉をいつも思い出し、社内外での信頼関係構築に役立てていることや、学生時代に学んだ授業や資格取得は就職活動のためだけでなく、仕事をする上でも役立つものであり、後になって想定しないよいことにつながるという話がありました。

受講した学生からは、「学生時代に自分の資産(資格・情報・人的ネットワーク)をできる限り増やしたいと考えました」「テキストで学んでいる内容が社会でどのように活用できるのかよく理解できました」との感想が寄せられました。