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学外団体と連携し打ち水イベントやワークショップを開催 被服学科・中川ゼミ

染色デザイン研究室(家政学部被服学科・中川麻子准教授)のゼミ学生たちが、学外団体と連携した活動に取り組んでいます。

8月1日には、日比谷公園と、本学と同じ千代田区にある共立女子大学家政学部被服学科の平面造形研究室(田中淑江教授)と共同で「芝生公園で打ち水 in 日比谷公園(主催:公益財団法人東京都公園協会)」を開催。

当日は台風接近により、屋外で予定していた園内噴水の水を利用した打ち水は中止となりましたが、屋内イベントとして、日比谷公園の歴史や両大学の教員による浴衣・染織の歴史に関する講演のほか、エスコートダンス協会の指導によるダンスを参加者全員で行い、環境意識の共有と地域交流を図りました。

8月9日には、新宿高島屋で「子ども向けの裂き織りストラップ制作ワークショップ」を実施。
同ゼミ3年生が講師となり、着られなくなった古い着物地を裂いて紐状にし、組紐のように編む方法で、ストラップ制作を行いました。また、ストラップ完成後には、子どもたちとともに打ち水も楽しみました。
昨年実施したうちわ制作ワークショップに引き続き、今年のワークショップも満員の大盛況で、保護者の方からは「家でもやってみたい」「着物地で作れるのが良い」などの感想をいただき、中には2本、3本と追加でストラップを作る人も見られました。

事前準備にも1ヶ月かけワークショップに臨んだゼミ生たちにとって、子どもたちに「教える」ことや「一緒に楽しむ」という経験は、染織文化とデザイン教育について考える貴重な学びの機会となりました。

[写真提供・文:被服学科・中川麻子准教授]