親子でさまざまなイベントを体験!「大妻さくら祭り2024」
地域貢献・学術交流イベント「大妻さくら祭り2024」を、3月16日(土)に千代田キャンパスで開催いたしました。例年「大妻さくらフェスティバル」の名称で開催していた本イベント。今回から実施内容を見直し、来場者自身が“体験できる”イベントを多く設け「大妻さくら祭り」の名称で再出発いたしました。
新たな試みとして「特別講座『日本の手仕事を体験しよう!』」を実施。同講座の中で「みそボールをつくろう」、「水引の基本結び『あわじ結び』を結んでオリジナルポチ袋を作ろう」、「季節の和菓子をつくろう」を展開し、各分野の専門家から日本の伝統について学び、体験できる貴重な講座となりました。
本学と連携協定を締結する団体等からの講座として、JALスカイ「JAL折り紙ヒコーキ教室」、JALグランドサービス「ミニトーイングトラクター搭乗体験」「マーシャリング体験」、東京ステーションホテル「テーブルナプキンのおもてなし講座」、北海道美瑛町の物産紹介「『丘のまちびえい』の魅力発信」を実施。
また、会場では、1月1日に発災した能登半島地震被災者支援のため、地域連携に携わる本学の教員・学生有志が立ち上げた「能登穴水支援の会」による募金活動のほか、3月30日(土)に本学で上映会が開催される能登復興支援映画「さいはてにて」のプロモーション(入場無料、事前申込制、企画・主催:能登復興支援シネマ上映委員会)も行われました。なお、本学と石川県穴水町は包括連携協定を2018年に締結しています。
小学生向けの恒例イベント「春休み小学生講座」は、本学の教員4人が5講座実施しました。今回初めての試みとして、大人が子どもと一緒に体験できる講座を行いました。「千代田にプラネタリウムがやってきた!-春の星座と星ものがたり-」はドーム型テントで春の星空観賞を、「エコなリメイクに挑戦してみよう!」ではオリジナルecoバッグを作るリメイク体験など、大人も一緒に楽しんでいました。
大妻嵐山中学校・高等学校からは「大妻嵐山みつばちプロジェクト」が参加。同校で飼育しているみつばちから採取した蜂蜜やハンドクリームなどの販売が行われたほか、蜜蝋を使った「キャンドルの作り方教室」も開催しました。
課外活動団体からは、「裏千家茶道部 和ちょぼ」「環境クラブS.O.W」「手話サークルひまわり」「Hand Madeサークル『belle époque』」「バルーンアート同好会『ばろん。』」「パネルシアター部」の6団体が参加。日頃の活動の成果を披露しました。
会場5階のエスカレーターホールでは、「千代田学事業報告」「俳句大賞入賞作品発表」「表紙デザイン画入選作品展示」「地域貢献プロジェクト」「地域連携プロジェクト」のパネル展示を実施しました。今回初めての試みとして、比較文化学部・安藤恭子教授による「俳句の魅力」解説動画を上映。俳句に関心を寄せる多くの方が視聴していました。
同会場では、普段は大学校舎アトリウムで営業しているKOTAKA KITCHEN(コタカキッチン)の特別出店があり、毎年人気の“おおつま ほいっぷ あんぱん”やパンの詰め合わせを買い求める来場者が列をなしていました。また、学生食堂kotacafé(コタカフェ)では、大妻さくら祭りに合わせた特別メニューを提供。利用者はパネルシアター部の公演や、地域連携推進センターの活動紹介動画を見ながら、学生食堂のひとときを満喫していました。
大妻女子大学博物館では、常設展「大妻コタカ・良馬と大妻学院の歴史」と資料解説動画「掛軸から見た大妻の教育」の上映が行われました。
「大妻さくら祭り」の装飾について
会場の装飾は、“子どもから大人まで楽しめるように”学友会執行部が1カ月前から準備を開始。前日の準備からは、バルーンアート同好会『ばろん。』のメンバーも加わり、各イベント会場をサクラの花びらや風船の装飾で彩りました。来場者からは、「大学生のお姉さん方が、一生懸命準備して頑張っている様子が伝わり、応援したくなりました」とのコメントをいただきました。