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平成30年度 千鳥会総会や保護者・教員懇談会など開く

本学学生の福利厚生と教職員の教育研究を支援することを目的に、学生の父母またはこれに代わる方ならびに本学教職員で組織される「大妻女子大学千鳥会」の平成30年度「総会」が、6月2日(土)に千代田キャンパスで開催されました。総会終了後には、映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんの講演会と、保護者と教員の交流を図ることを目的とした「保護者・教員懇談会」が行われました。

 

平成30年度大妻女子大学千鳥会総会

 

「大妻女子大学千鳥会」の平成30年度「総会」では、伊藤正直学長から「今年は創始者・大妻コタカが、日露戦争終結後の不況の中、女性の自立を掲げた私塾を開いてから110周年の節目を迎えます。今後、本学がどのような研究・教育を行い、学生を育てていくのか。こうした課題を踏まえ、さまざまな記念事業を計画しています。ぜひ、保護者の方々にもご参加いただきたい」とあいさつがあり、前年度の事業・決算報告の後、今年度の事業計画とそれに伴う予算案、新たな役員人事が承認されました。

 

仕事を続ける秘訣(ひけつ)は“面白いから”“好きだから” 戸田奈津子さん講演

 

総会に引き続き、映画字幕翻訳家の戸田奈津子さんを招いた講演会「映画字幕翻訳の仕事と英語の学び方」が行われました。

戸田さんは、「この仕事に就くきっかけは、小学校の高学年のとき、終戦後の文化的、知的、肉体的な飢えを満たしてくれるような映画に触れたことがはじまり。英語は好きではなかったけれど、映画の世界をもっと知りたいという気持ちから、英語に興味を持ち一生懸命に勉強に励みました。“面白いから”“好きだから”と思う気持ちが人を動かすモチベーションとなり、今の仕事へと続いています。映画は素晴らしいものですが、人生の根本を教えてくれたのは本。ぜひ若い人には本を読んで欲しい」と自身の経験を語りました。

 

保護者と教員の交流図る 保護者・教員懇談会

 

教員と保護者が学科・専攻ごとに分かれて交流し、教育の質の向上や学生の大学生活の充実を図る「保護者・教員懇談会」を毎年開催しています。教員らは、学生生活上の注意事項や成績評価、就職活動状況のほか、今年から導入されたポータルサイト「Universal Passport(通称:UNIPA)」の説明や本学院の創立110周年を記念して行われる記念事業について説明。また、今年度から2専攻を統合し1学科制となった「人間福祉学科」では、「カリキュラムが大きく変わり、たくさんのカリキュラムの中から将来の目標に合わせた学びを選択できるようになりました。ただ、選択肢が増えたことで、授業の選択に迷う学生が出てくることから、7つの履修モデルを提示しています」と“学び”についての説明がありました。

参加した保護者からは、「担当する教員から直接、履修や就職活動についての話を具体的に聞くことができたので安心しました」といった声がありました。

 

保護者向けに就職講演会を開催 短期大学部

 

千鳥会総会に先立ち、短期大学部では、保護者を対象に就職・キャリア支援グループの職員による講演会「短大生の就職状況等について」を開催しました。同講演会は、昨年までは短大家政科を対象に行われていましたが、国文科や英文科の保護者などから、就職活動中の子どもとの接し方について教えてほしいといった要望を受けて、今回初めて合同で行われることになったもの。

当日は、就職・キャリア支援グループの職員が、今年度の就職状況や就職活動の流れや傾向について説明。最後に「一人ひとりに合った就職先を紹介させていただくためにも、悩み事などがあれば、ぜひ就職・キャリア支援グループの窓口を活用するよう伝えてほしい。また、礼儀、マナー、あいさつといった生活の基礎が就職活動では求められているので、ご家庭でも習慣づけるようにしてください」とお願いがありました。

また、質疑応答では、学校推薦、Uターン就職、大学への編入学試験などに関する保護者からの質問に対して、説明を行いました。