ほっとかない“問い”

日常の中でふと感じた事や社会で起きている諸問題。
自分の中で芽生えた「気づき」に対して、ほっとかず、
どう捉えて向き合うかで
世の中はもっと良くなるかもしれません。
そんな「ほっとかない問い」について
4学科の教員が専門分野の視点で回答しています。
同じ問いに対する分野別の考え方・解決方法の違いを
あなたはどう思いますか?
共感・納得・疑問・反論・驚きなど、
さまざまな感想や反応を持つことで
新しい価値観に出会えるかもしれません。

Question. 01

#意見の違いをほっとかない

意見の合わないクラスメイトがいます。

先生は仲良くしろっていうんですけど、

仲良くしなくちゃダメですか

Answer
SOCIOLOGY

社会学科

意見の合わない人と「仲良くしなければいけない」というのは無理難題のように思います。しかしなぜその人との意見の違いが気になるのでしょうか。その人の言っていることが取るに足りないと思えば、無視すればすむだけの話です。それが気になるのは、その人の発言がどこかあなたに「刺さる」からではないのでしょうか。だとすればその人はあなたにとっての良きライバル、論争相手となりうる人です。敬して遠ざけるのもよいでしょう。しかしその人への違和感をぶつけてみるのも一興です。いよいよ本格的に険悪な関係に陥ってしまうかもしれません。しかし卒業した後も長く信頼のおける友人としての付き合いが続くかもしれないのです。私にもそんな友人がいます。

Answer
PSYCHOLOGY

心理学科

本当に問題なのは、意見が合わないことそのものではなく、意見が合わないクラスメイトへの「嫌悪感」だと思います。まずは、このあたりのことについてじっくりと振り返って考えることが必要でしょう。大切なことは「仲良くするかどうか」ということよりも前に、「なぜ、嫌な気持ちになるのか」です。スイスの心理学者ユング,C.G.は「嫌悪感を抱く相手は、自分の中で抑え込んでいる何かを刺激するからこそ嫌悪するのだ」として、そのような存在を影(shadow)と呼んでいます。クラスメイトの意見が、じつは自分が心の奥では少し思っていながら抑え込んでいたものだったりはしないでしょうか?まずは、そのような視点から自己内省することをおすすめします。

Answer
HUMAN WELFARE

福祉学科

意見の合わない人がいるのですね。どうすればいいのか、悩む気持ち、よくわかります。大学生活もこれまでと同じように、集団生活の場でもあり、お互いに協力し、助け合うことは大切でしょう。ただし、人間共生学部のモットーでもある、多様性への理解ができることが一番大事です。みんな違ってみんな良い!…というキャッチフレーズもありますが、私たちは人間なのですから、いろいろな人がいます。いろいろな考えが発展し、時代に応じた生活スタイルが生み出されているのでしょうね。自分の気持ちを曲げてまでクラスメイトに合わせる必要は全然ありません。でも、いろいろな人がいてこそ、世の中は成り立っているということは、常に意識しておくことが大事でしょう。

Answer
HUMAN COEXISTENCE DESIGN

共生デザイン学科

身体の向きや家具配置によって相手との距離を調整し、デザインすることができます。「ソシオペタル」というコミュニケーションを活発にする、向かい合うデザインがある一方、「ソシオフーガル」は接触を避けコミュニケーションを抑制する、相手に背を向けるデザインです。さらにその中間の「ソシオへロタル」は、同じ方向を向くデザインです。どうも意見が合わないなぁと思う人とは、「ソシオフーガル」や「ソシオへロタル」を意識して、相手と適度に距離をとって過ごしてみましょう。そして意見が合うようになったら、相手と向かい合ったり、正面の席に座ってコミュニケーションをたくさんとって仲良く過ごしましょう。意見は変わるものですから。

Question. 02

#ふとした疑問をほっとかない

普通(当たり前)って何ですか

Answer
SOCIOLOGY

社会学科

フランスの社会学者ガブリエル・タルドは、「社会は常に催眠状態にある」と述べています。「普通」とか「当たり前」というのは、その社会の多数派がかかっている催眠術のことではないのでしょうか。多数派ではない人たちにとって、この催眠術の存在は、息苦しいものに感じられることでしょう。昭和の時代は、多くの人が「結婚して子どもを産むことが女性の幸せ」という催眠術にかかっていました。それがいまは「女性活躍」に変わり、多様な生き方が選択可能になっています。もし、「普通」が嫌なら変えてしまうこともできるのです。ちなみにこの社会の中で、誰がどんな催眠術をかけているのか。それを明らかにすることが、社会学を学ぶ者や社会学者の腕の見せどころです。

Answer
PSYCHOLOGY

心理学科

心理学で考える普通とは、まずは平均値や中央値とその周辺の値のことです。けれども数量化できないことについては簡単ではありません。例えば家の中では靴を脱いでスリッパに履き替えて、さらにトイレには別のスリッパがあったりするのが日本では普通でも、欧米の人にとっては靴を脱がないことの方が普通だとされます。精神疾患(心の病)の国際的な診断基準でも「その人が属している文化から著しく逸脱していること」という、所属集団からの逸脱度を大切にしています。そして、またこの基準は時代とともに変化していくものです。大切なのは、普通かどうかということよりも、その特徴が所属集団や時代の中でどの辺りに位置しているのかという、客観的な観察と分析なのです。

Answer
HUMAN WELFARE

福祉学科

普通(当たり前)という概念は、人々の価値観、時代、社会的状況などによって変わります。一般的には、「普通(当たり前)に生活している」といった場合、次の3つの考え方があります。①所属している社会に適応して生活している、②その時代の社会的規範の中で生活している、③集団の中で平均に近い標準的な生活をしている。
福祉の視点で普通(当たり前)を考えると、誰もが健全で幸福な生活を送るために必要な基本的権利や支援のことを指します。社会で生活していくうえで、住居、人とのつながり、教育、仕事、医療などが欠けていると普通(当たり前)の生活ができなくなります。そのためにさまざまな福祉制度があり、人々を支援しているのです。

Answer
HUMAN COEXISTENCE DESIGN

共生デザイン学科

「普通」の基準は、人や環境によって異なり、また変化する曖昧なものです。あくまでも「そのコミュニティの大多数」であり、そこに意味や価値は含まないと言われます。それが「当たり前」や「常識」となると、「するべき」という意味が加わり、「社会で主流とされているルールや形式」となります。私たちは日常の中で「普通」を求められ、しんどいことがありますが、本当にそれに悩む必要があるのでしょうか?別の見方として、「普通」をも包み込む考え方に、インクルージョン(inclusion)があります。人種や国籍、性別、価値観等、あらゆる違いを受け入れ、活かしていくことです。「普通」とは曖昧で、考え方によっては古いかもしれません。

Question. 03

#快適な環境づくりをほっとかない

子ども、高齢者、障害のある人、外国人、

誰にとっても心地よい居場所を作りたいです。

どんな工夫をしたら良いですか

Answer
SOCIOLOGY

社会学科

一般的に「社会的弱者」や「マイノリティ(障害のある人や外国人居住者などの少数派のこと)」と呼ばれる人々にとって心地よい居場所を作るために重要な領域として以下の3つがあります。第一に、法律や政策を含む制度の領域です。人々がより平等な機会と結果を得られるように社会のルールを整備していくことが求められます。第二に、物的な空間の領域です。人々が集まる公園などの公共施設やカフェなどにおいて、「マジョリティ(多数派のこと)」のみに合わせるのではなく、多様な人が利用することを想定し、特定の人を排除しない空間を創出することを目指します。そして第三に、私たちの日常行為の領域です。人々が「同じであること」や「親密であること」を前提とせずに、共に行動できるような「作法」を身につける必要があります。

Answer
PSYCHOLOGY

心理学科

さまざまな背景を持っている人たちが共有する場所を作る際、心理学では、「心地よさ」の中でも受容に着目をします。受容とは、その場やその場にいる人たちから受け入れられている感覚で、その場所にとどまるかどうかの大きな指標となります。個人の差がある事が居心地の悪さにつながるとはかぎりません。それよりも、受け入れてもらえるという感覚が大切なので、日本語では馴染みがあまりありませんが、主語をはっきりと明示し、また、相手にも敬意を払った話し方となるように工夫をしてみましょう。例えば、「私は、〇〇なんですが、あなたは、どうですか?」といった具合で、相手に肯定的な関心を寄せるコミュニケーションにぜひトライしてみてください。

Answer
HUMAN WELFARE

福祉学科

毎日忙しく飛び回っていて、はたから見ると充実した日々を送っているように見える会社員の中にも、実は「会社にも家庭にも自分の居場所はなく、人生がむなしい」と感じている人がいるかもしれません。どんな人であっても、「ここにいると楽しいし、気持ちが安らぐ」と思えるような空間が必要です。そして、それは必ずしも複数の人間が集うような「場所」である必要はなく、気軽に話し合える「誰か」がいるかどうかが重要なのだと思います。つまり、人と人とのつながりこそが「居場所」の本質なのだと思います。したがって、どこかに出かけて行かなければ「居場所」が見つからないというわけではなく、たとえばネット上の空間などでも見つけることは可能でしょう。

Answer
HUMAN COEXISTENCE DESIGN

共生デザイン学科

心地よい居場所を作るためには、「相手の立場に立つこと」と「多様性を受け入れる姿勢」が欠かせません。「インクルージョン理論」という考えがあり、全ての人が社会の一員として受け入れられ、自分らしく参加できる環境を整えることが必要と言われます。例えば、子どもには安全で創造性を育む空間、高齢者には心身機能に配慮した設計、障害のある人にはユニバーサルデザインの導入などが重要です。また、外国人には言語や文化の違いに配慮した情報提供やコミュニケーションが求められます。さらに、個々の特性と環境の調和を図ることも重要です。誰もが自己表現でき、意見を尊重する場を設けることで、心理的安全性が高まり、真に心地よい居場所が生まれます。

Question. 04

#社会の問題をほっとかない

闇バイトが横行しています。

社会のどこにどんな原因が

あると思いますか

Answer
SOCIOLOGY

社会学科

さまざまな原因が社会にあると思いますが、ほとんどの人は闇バイトに手を染めていません。犯罪社会学における社会的紐帯理論という考え方では、この人を裏切りたくないという「愛着」、捕まったら今まで積み重ねてきたものが失われてしまうという「コミットメント」、日々打ち込むものがある「巻き込み」、犯罪はよくないことだとする「規範」が失われることで、人は逸脱的な行動に走る傾向が高まると考えます。「スマートフォンの影響が」と、考えがちなところですが、こうした愛着などの形成が難しい状況にある人々が、闇バイトに限らず逸脱行動に手を染めやすいので、根本的にはそういう状況を改善する必要があると社会学の立場では考えます。

Answer
PSYCHOLOGY

心理学科

闇バイトに走ってしまうケースでは、十分な経済的余裕がない場合が多く見受けられます。心理学的には、この余裕がない状態や焦りといった感情と思考に着目をしていきます。人は、焦ると視野が狭くなり、思考が短絡的になってしまいます。これは、困った状態を回避するのにより速い判断が迫られていると感じているためです。このような場合は、深く考えず、また論理的に物事を捉えずに結論付ける傾向が強くなってしまいます。かつ、人は、一人で不安でいるときにより焦りや不安が増大します。焦った時こそ、思い切って誰かに話してみるという機会を増やしていくと、焦りが軽減したり落ち着きを取り戻していくので、闇バイトに引っかからずに済むことでしょう。

Answer
HUMAN WELFARE

福祉学科

闇バイトの横行には、SNSやインターネットの普及で、誰でも簡単に情報発信ができるようになったことが関係していると考えます。情報化社会に生きる私たちには、発信された情報の信憑性を自分で確認することが求められます。つまり、情報リテラシーを高めることが必要です。情報の信憑性を確認せずに、自分の信じたい情報だけをむやみに信じてしまうことが、闇バイトの横行の一因になっていると考えます。闇バイトは、犯罪です。「闇バイトだと知らずに、手を染めてしまった」では済まされないので、そこに至る前に家族や友人に相談するように心がけましょう。

Answer
HUMAN COEXISTENCE DESIGN

共生デザイン学科

困り事を「一人でなんとかしなければ…」と思うことが原因の一つかもしれません。最近は、闇バイトに応募する人が、若者だけではなく、シニア層にも広がっています。お金に困ったときは、行政やNPOなどで相談したり、一時的に生活を支援する制度を利用したりすることができます。けれども、お金の問題を「個人の問題」や「自己責任」と考える社会だと、誰かに相談することをためらってしまいます。たとえ、買い物をやめられないなどの個人的な問題に思われそうな場合でも、一人で抱え込まずに相談することができれば、闇バイト以外の解決策が見えてくるはず。自分も他人も尊重できる社会づくりをしていきたいですね。

Question. 05

#女性の活躍推進をほっとかない

女性活躍ってなぜ必要なんですか

女性活躍って

なぜ必要なんですか

活躍を強制されているような気もしているのですが

どう思いますか。

Answer
SOCIOLOGY

社会学科

私たちには自分の生き方を自分で選ぶ権利がありますから、国や社会が女性に活躍を「強制」することはできません。でも、女性の就労を「期待」している面はあると思います。働き手が不足していますしね。他方で、個人に目を向けるなら、私たちは生きていくためにある程度のお金が必要です。現代の日本では、人それぞれ多様なライフスタイルを選択しやすい世の中になりました。ただし、そもそもどのような選択肢があるのかを知ったうえで、自ら選択するためには、何らかの特定知識やスキルを持っていたほうがよいのも事実です。そうした「生き抜く」力を大学で身につけて、働いているうちに、いつのまにか周りから「活躍している」と思われる人になっているかもしれません。

Answer
PSYCHOLOGY

心理学科

「女性活躍」という言葉が、あなたの心の中で強く響いているようです。「必要」とか「強制」といった言葉を聞いていると、窮屈な感じもしますね。あなたはこの言葉をどこで耳にしたのでしょう?誰からのメッセージとして受け取ったのでしょうか?同じ言葉でも、それらによって伝わってくるニュアンスがずいぶん変わってくるように思います。そして、あなたの中に自然と湧いてきたこの一連の“違和感”は、実はあなた自身を知る大切なヒントでもあります。そこにあなた自身のオリジナルな発想や考えが眠っているからです。「女性活躍」と聞いて最初に思い浮かんだことは何だったか、ここで自身に尋ねてみてください。新たな発見に繋がると思います。

Answer
HUMAN WELFARE

福祉学科

1975年に国連は3月8日を「国際女性デー」と提唱しました。そこから50年、女性の社会参加と権利向上の動きは世界で活発化しています。高校までの世界は、偏差値という数値においても、男女別はありません。ですが、大学に入る時点から、隠された性差別が見え隠れします。社会に出れば、もっとあからさまな性差別が横行しています。女性活躍推進は、働きたいと思っているすべての女性が、個性と能力を十分に発揮できる社会の実現を目指す一連の取り組みです。けっして女性が男性のようにふるまいたいとか、弱者が強者になりたいということではありません。弱者が弱者のままで尊重されることを求める考え方なのです。

Answer
HUMAN COEXISTENCE DESIGN

共生デザイン学科

「女性活躍」とは、すべての女性が選択できる自由を持ち、その選択が尊重される社会を意味します。すべての女性に特定の働き方や活躍方法(例:企業で働く、女性管理職を目指す…など)を強制しているわけではありません。例えば、仕事を続けるか、家庭に専念するか、またはその両方を選ぶかは、個々のライフスタイルや価値観に合わせて決めるべきことです。大切なのは、強制ではなく、誰もが自分の意思や価値観に基づいて人生の選択をする自由が保障された社会であることです。男女問わず、多様なバックグラウンドや視点を持つ人々が自分らしく活躍することで、社会の多様性が増し、よりバランスの取れた意思決定が促進され、女性も生きやすい社会が発展します。

Question. 06

#SNSトラブルをほっとかない

SNSにおける誹謗中傷は、

なぜ起こるのでしょうか

Answer
SOCIOLOGY

社会学科

SNSは、コミュニケーションを場所と空間から解放しました。物理的に遠く離れている人とも、SNSなどを介して密なコミュニケーションを行えるようになったのです。ただ、見知らぬ人との匿名的なやりとりは、対面的なコミュニケーションでは隠されているはずの本音の部分が、ときに「むき出し」になることがあります。例えば、SNSなどで、女性差別を行っているように見える個人や組織を攻撃する人たちがいますが、「不平等感」が一気に噴き出してしまうのかもしれません。しかし、ある事象が差別的であるかどうかは、きちんと理論に基づいて検討する必要があります。社会学の学びを通して、社会を捉えるためのさまざまな考え方を学びましょう。

Answer
PSYCHOLOGY

心理学科

SNSでは、相手が見えないことや自分の素性を明かす必要がないことから、対面では言わないようなことを衝動的に発信してしまい、それを見た人が深い心の傷を負ってしまうということがあります。自分は正しいといった正義感から、自身が直接的な被害を受けたわけではないのに、強い怒りや許せないといった感情が湧きあがり、攻撃的な言葉を相手にぶつけてしまうのでしょう。しかし、自分の考えは固定化できるものではなく、時代の流れや発達の過程で変化するものです。SNS上での誹謗中傷を目にするたびに、相手の立場に立って考えることや自分の考えを見つめなおすことの大切さについて改めて感じていただきたいです。

Answer
HUMAN WELFARE

福祉学科

言葉に癒しの力があることは誰でも経験的に知っています。一方で、言葉が人を傷つけるものであることも誰もが知っています。誰かの心無い一言に傷ついた経験、その傷を抱えながら傷が癒えるのを待った経験もおそらく誰にでもあるはずです。残念ながら私たちの周りには、心無い言葉があふれています。SNSも同様ですが、それは、言葉の力に気づいていない人によるものといえます。発せられた言葉は、結局は言葉を発した人に返り、その人を定義づけていきます。真に言葉の力を理解する人は、使い方に配慮できる人です。福祉は、Well-beingと表現されることがあります。個人や社会をより良くするために、言葉を丁寧に使える人でありたいです。

Answer
HUMAN COEXISTENCE DESIGN

共生デザイン学科

SNSにおける誹謗中傷のなかでも、社会的弱者への攻撃は特に深刻な問題です。社会的に立場が弱い人々、例えば、LGBTQ、障害を持つ人々、外国にルーツを持つ人、女性などは、偏見やステレオタイプに基づいてターゲットになることが多いです。特に、障害や精神的健康の問題、人種差別、ジェンダー問題など、複雑でデリケートなテーマについては、誤解や無理解に基づく、根拠のない嫌悪感や誤解が広がり、SNS上で攻撃の対象となりやすいです。またSNSは他者の困難や痛みを理解するための十分な情報が不足していることが多く、そして差別的な意見や誹謗中傷が注目を集めやすいため、社会的弱者に対する攻撃的なコメントや投稿が広まりやすい面があります。

Department

  • 社会学科

    身近な事柄を手掛かりに、
    社会のあり方を広く深く学ぶ
    フィールドワークや文献を通して、私たちを取り巻くさまざまな事象にアプローチしていく幅の広い学問です。ファッションや恋愛、アニメなどの若者文化から、家族、地域社会、国際関係といった多彩なテーマまで、社会学的に考察します。
  • 心理学科

    人と人とのよりよい関係を目指して
    「こころ」の問題に取り組む
    社会心理学と臨床心理学を中心にバランスよく心理学を学ぶことを通して、「人間の感情や行動を客観的かつ科学的に捉えていく分析力」、「さまざまな人々や社会の中で共存するための傾聴力と自己表現力」、「自己と他者を理解し主体的に他者と協働する人間関係力」を身につけます。
  • 福祉学科

    福祉マインドを多様な分野で生かす
    プロフェッショナルになる
    生活上のさまざまな課題を抱える人を理解し、誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて、専門的な支援や制度の活用、社会資源の開発を目指します。実践的な授業や海外フィールドワークを通して、人々の生活や地域社会を読み解く視点、思考を学びます。専門職としてだけではなく、ビジネス分野でも活躍できる人材を育成します。
  • 共生デザイン
    学科

    多様性とグローバルな視点を養い、
    さまざまな角度から共生のあり方を学ぶ
    共生社会を実現するために、人間の多様性に関する知識、グローバルな視点、実践的なコミュニケーション力を基礎とし、社会学・心理学・福祉学を融合させながら学びを進めます。また、フィールドワークを通じて、国内外の地域社会や職場の課題に取り組み、さまざまな角度から共生のあり方を考え、多様な人々と共に働くことができる人材を育成します。
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