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京都女子大学との学生交流活動

大妻女子大学は、京都女子大学と連携協定を結び、両大学の強み・特色を生かした活動を行っていきます。その活動の一環として、7月14日(土)~15日(日)、本学学生と京都女子大学の学生が一緒に京都・杉本家でボランティア活動を行いました。その体験記をご紹介します。
今回参加した学生は、地域連携推進センターの参加募集に申込をした、社会情報学部3年の渡邉香菜さんと高松友美さんの2人。
京都で活動した7月14日(土)、15日(日)は両日共に気温39度を越えており、外を歩いていると陽射しが強く肌がじりじりとして痛さを感じるほどでした。
このような暑い中、参加した2人は、7月14日に京都女子大学・竹安栄子特命副学長・地域連携研究センター長より、15日にボランティア活動を行う重要文化財の町家、杉本家に関する歴史についてや、杉本家で祇園祭の期間中に展示している秋草図屏風などの京都の伝統や文化について詳しく教えていただきました。本学の学生は、メモをとりながら真剣に勉強していました。
7月15日、午前中は、前日に説明していただいた祇園祭の山鉾、中でも杉本家がお飾り場になっている「伯牙山」を中心に見学をし、午後は杉本家で屏風祭の受付などのボランティア活動を行いました。

 

【杉本家ボランティア・学生交流活動を終えて】
<渡邉香菜>
・京都はとても気温が高く暑い中、昔ながらの町家はクーラーではなく氷柱や扇風機で涼を取る生活、見学に訪れた方々が優しく「こんなに暑くて大変だね~ ちゃんと水分摂るんだよ」と声をかけてくださったり、杉本家の方々も、氷や冷たい飲み物を持ってきてくださるなど、人の優しさや温かさを感じることができました。また、普段交流をすることはない京都女子大学の学生の皆さんとボランティアを通じて交流し、ボランティアの仕事を教えてもらったり、見学者が途切れたときにそれぞれの大学の話や京都弁についてなどのお話をしました。3時間と短い時間でしたが、最後には「今度、大妻に来てね」「ぜったい大妻に行くね」そして、「バイバイ」ではなく「またね!」と自然に言い合えたことがとてもうれしく思いました。
<高松友美>
・杉本家の来場者が思っていたよりも多く、祇園祭中の屏風展開催期間は、1日1,000人以上の方が来場し、日本人だけでなく外国の方も多く、関心の高さが伺えました。
・ボランティア中に杉本家の方々と接していて感じたのは、日本の文化や伝統を知ってもらうために町家を保存し伝えるための心構えや見学者やボランティアスタッフへの気配りがすばらしく学ぶことが多かったです。
・京都に着いた日はボランティアなど大丈夫かな?と不安な気持ちがとても大きかったですが、実際にボランティアを終えてみると、もう終わってしまった。もっと京都女子大学の学生と交流する時間があったらな...と思いました。

今回参加した学生2人がボランティア体験を通じて感じたことは、杉本家が京都の良さというよりも昔ながらの日本の良さが詰まっていて、懐かしく、心地良かったということ。そして「人の温かさや優しさに触れることができました」と、感想がありました。有意義な2日間を過ごし、多くを学んだ学生交流になりました。

【ボランティアの様子】