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【東京2020応援プログラム】公開講座報告「日常生活において 陥りやすい著作権・肖像権のNG行為って?」

 11月30日(土)、東京2020応援プログラムとして、「著作権・肖像権」をテーマに公開講座を実施しました。講師は、写真家でもあり、著作権法を専門とする塩澤一洋先生(成蹊大学法学部教授)。塩澤先生は「難しいことをやさしくするのが学者の役目、それを面白くするのが教員の役目」という考えを持っており、当日の講座でも、普段、理解しづらい著作権法の考え方を丁寧で分かりやすく、かつ体系的な説明が印象的でした。受講生は42名で、著作権に関心のある近隣の方のほか、大学生、大学職員、教員、出版社、一般企業の広報部など幅広いバックグラウンドを持つ方が集まりました。

 塩澤先生は大学院やロースクールで教えている授業方法をアレンジし、単なる知識の習得ではなく、自分の抱える著作権に係る問題について受講生一人ひとりが答えを出せる水準にまで導きたいと、講座内では、著作権法の考え方を条文と日常生活における具体例を交えて説明し、受講生全員が一生懸命に頷きながらメモを取っていました。そして、事前に受講生から提出された質問に対してもすべて回答してもらい、日常、抱えている問題についても解消し、充実した2時間となりました。