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Otsuma eBookから『呉昌碩と日本人士』を出版 コミ文・松村教授


文学部コミュニケーション文化学科・松村茂樹教授が、電子書籍Otsuma eBook(注)から『呉昌碩と日本人士』を出版しました。

著者の松村茂樹教授からのメッセージ

詩、書、画、印(篆刻)ともに評価が高く「中国最後の文人」と称される呉昌碩(ごしょうせき 1844-1927)は、多くの日本人士と交流しています。本書は、呉昌碩と交流した日本人士96人を、接点を有した年代順に取り上げ、その交流の実態を考察したものです。

彼らは、呉昌碩の人と作品への尊重と愛好を共有する者として、「書画文墨趣味ネットワーク」を形成し、当時の欧化一辺倒とも言える風潮のアンチテーゼとなっており、そこに政治家や財界人も加わっていたことから、大きな影響力を有していました。本書では、そのような側面をも明らかにしようと試みました。



(注)Otsuma eBookは、2012年10月に大妻女子大学人間生活文化研究所の創立30周年を記念して始まった電子出版事業です。同研究所が管理・運営し、電子書籍の出版・公開を行っており、日本語・英語だけでなくその他言語にも対応しています。なお、同研究所ホームページ「おすすめの書籍」から無料で閲覧いただけます。



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