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フランス・レンヌからのお客様 日本文学科の国際交流

文学部日本文学科の教員と学生らが、フランスの高等職業教育校ソントラルスペレック(CentraleSupelec)で日本語を学ぶフランス人学生4人に日本の文化を伝えました。

これは日本文学科・増野弘幸教授とともに学生有志が2018年3月に参加したフランス・レンヌの日本祭「Nihon Deiz(ニホン・ディーズ)」で、本学を知った同校から、交流を図りたいとの依頼があり実現したもの。フランス人学生らは、7月13日に本学千代田キャンパスを訪れ、同学科の授業に参加したほか、本学茶室「大妻庵」で茶道の体験をしました=下写真

フランス人学生らが参加したのは、同学科・高木元(げん)教授の書物の成立と伝来を学ぶ「書誌・出版」の授業。髙木教授が「実はフランスの美術館でも展示されていますが、せっかくの機会なので、ぜひ本物に触れてみてください」と語りかけると、フランス人学生らは絵入本を手に取り、ヨーロッパの銅版画を木版で再現しようとした江戸時代の職人の技術力や、仕掛け本の仕組み、独創的な本のデザインに魅了された様子で熱心に見いっていました。

裏千家茶道部「和ちょぼ」による茶道体験も

授業体験の後は、大学校舎K棟2階の茶室「大妻庵」へ移動し、レンヌ・日本祭で茶道実演の経験もある同学科3年・三浦彩さんが代表を務める裏千家茶道部「和ちょぼ」による茶道を体験。「和ちょぼ」のメンバーは、国旗をイメージして青・白・赤の3色が使われた菓子や、フランス製の茶碗など、フランスに因んだ道具を取り入れてフランス人学生らをもてなしました。

この他にも、フランス人学生らが実際にお茶を点て、濃茶と薄茶の飲み比べを体験。茶道への興味が尽きない様子で、「茶室で人をおもてなしすることは日常的にあることなのですか」「裏千家と表千家にはどのような違いがあるのですか」といった質問が飛び交いました。


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