大妻女子大学 人間共生学部 推し“SEN”を紹介します!!

Tomomi Kurano
研究室がにぎやかSEN
藏野 ともみ 教授

五感で楽しむ、日々の街歩き。
年に数度は、大自然の中で散策や登山をしています。

歩くことが趣味で、普段は都内の歩きをよくしています。10キロくらいを目安に、美術館や博物館に寄ったり、路地に入り込んだり、神社仏閣や歴史に触れられる場所を訪ねたり、老舗の味を買い求めたりと楽しんでいます。年に1、2回は長野県や岐阜県などの自然の中での散策や、2,000~3,000m級の登山にも挑戦しています。

Oshi-sen!!
出会える学部・学科 人間共生学部★1・共生デザイン学科★5
よくいる場所 さくら坂。桜のトンネルがあり、春だけでなく、ほかの季節でも静かな時間が過ごせます
専門分野 対人援助
職名 教授(1992年~1994年 医療法人大慈会 三原病院精神科 ソーシャルワーカーとして勤務)
学生に聞く 先生のここが推し!!

一人ひとりに目を注ぐあたたかさ

先生の研究室は、オレンジの冷蔵庫、複数の大きなぬいぐるみ、そして、頻繁に訪れる在学生や卒業生の姿があり、とってもにぎやかです。課題を提出する際に、自分の趣味のことも書いておいたらコメントをしてくださいました。学生一人ひとりをしっかり見てくれる包容力があります。

3年 髙田 樹妃さん
東京都私立共立女子第二中学校高等学校出身
  • 先生はどんなことを教えてくれますか?

    メンタルヘルスの問題の中でも、生きていく上での生活問題を学べます。予防医学と同様、心のメンテナンス・心の健康はとても大切です。医学的なアプローチではなく、多様な生活課題とメンタルヘルスについて考え、対人関係やコミュニケーション技術・面接技術を学んでいきます。

  • 先生の研究のおもしろいところは?

    先生がつくるレジュメはとにかく見やすく、精神保健福祉の歴史に関する資料や写真の紹介、ニュースなどで取り上げられた最新の時事ネタ、話題も取り入れながら授業を進めてくれるので、精神保健福祉についてイメージしやすいところです。

  • 先生のゼミではどんなことを学んでいる?

    先生は以前、精神科病院でソーシャルワーカーとして働き、その後、大妻で教鞭を執られています。研究室では、数多くの卒業生や、学年を越えた在学生同士の交流から、自然と助言し合う環境があります。先生の専門であるソーシャルワーク教育、精神保健福祉学を実践的に学ぶことができるゼミです。

教えて! 先生のオススメ本!

信じることと、疑うことと
なだ いなだ 著
筑摩書房

情報社会の中で、インターネットなどを通して簡単に分かったつもりになってしまう時代ですが、本当に分かったとはどういうことかについて考える本です。社会の構造や集団心理、信じることへの責任なども考えさせられます。精神科医であり作家の著者ならではの書籍です。

大妻は、女性が他者と支え合いながら自立すること、手に職を付けることを目指してつくられた大学です。他者と支え合って歩み続けることができる人は、自分の生き方を選択できるようになります。また、自分で考え、発信できる人は、いつの時代も必要とされます。発信方法はたくさんあり、それが「あなたらしさ」に通じることでしょう。本学で、「Be yourself=あなたらしくあれ」を実現しましょう。