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ルワンダに大妻生の支援届く コミ文・五十嵐教授

いとまきプロジェクトの支援金を届ける

中央アフリカ・ルワンダ南部にある古都フエで1月25日、大虐殺後の再生に取り組む女性団体に、文学部コミュニケーション文化学科「いとまきプロジェクト」から支援金を届けるため、同地を訪問中の同学科・五十嵐浩司教授=上写真(中央右)=が団体のまとめ役で現地に住む佐々木恵さん=上写真(中央左)=に現金を手渡しました。


ルワンダでは1994年4月~7月に大規模な虐殺が起き、住民約80万人(国連による。ルワンダ政府は「100万人以上」)が犠牲になりました。団体は「ウムチョ・ニャンザ(ニャンザの光)」といい、被害者・加害者の家族の女性14人が、和解促進と同時に暮らしの安定を求めて始めました。女性たちは、ブックカバーやアクセサリーを作り、この売り上げで国民健康保険に加わったり、作業器具を買ったりしています。


「いとまきプロジェクト」は大妻学院創立110周年記念事業の一環として2018年度に同学科学生有志が行いました。学生がデザインしたオーガニック・コットンのフェアトレード・トートバッグをインドに発注して作り、文化祭などで販売した売り上げ金をすでにバングラディシュの子どもや女性支援を行うNGOに贈っています。今回、ルワンダに贈ったのは2019年度になって売れたトートバッグ37枚の代金で、佐々木さんは「電動ミシンを買う予算の一部に充てたいです」と話しています。


[写真提供・文:文学部コミュニケーション文化学科・五十嵐浩司教授]


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